ボリビア カミナンド記

いただきさん

いただきさん? ん?これは全国区の話ではなく高松の話。

あまり知られていないかもしれないけれど、高松は漁港も抱えていて、瀬戸内海の魚、高松の沖合いで釣れる魚を水揚げしている。
漁獲高は少ないけれど鮮度抜群。今朝漁師さんが釣ってきた魚が数時間後には市民の食卓にのぼる、という恵まれた環境にある。

釣った魚を横付け自転車で売りに来るおばちゃんのことを高松では「いただきさん」といって、市内で「いただきさん」が何十人いるのか知らないが、台所を預かる人はおばちゃんの来るのを今か今かと待っているのである。

この写真の「いただきさん」は実家にいつも来る人。息子さんが漁師で釣りたての魚を午前中に持ってきてくれるので、実家では昼食はたいていお刺身、と決まっている。都心に住むわれわれから見ればなんと贅沢な!ということになる。


この日は太刀魚(千葉で買うのとは違い2,3倍大きくて太い)と「にべ」と「ちぬ」(黒鯛)のお刺身。
そして夜も魚。ちぬやアナゴを焼いたり、海老をゆでたり・・新鮮なお魚に恵まれない私たちに高松の魚を味わせようとの親心発揮の母だった。

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