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ボリビア カミナンド記

もくべい木米展へ サントリー美術館

昨日は全国的に気温がぐんと上がりましたね!
六本木でも陽気に包まれて、道行く人は軽装でした。

六本木ミッドタウンのサントリー美術館で開かれている木米展に行ってきました。

天井まである大きな立て看板が圧巻です。

そう言えば、佐伯祐三展も全く同じスタイルの巨大立て看が人目を引いていました。
流行りなんですかね?

さて、中へ。

もくべい(青木木米)とは、あまり聞いたことない方の方が多いかもしれませんが、
江戸時代に活躍した文人で、
文化的なことにアレコレ手を染めた人です。

上の写真、入口には彼の落款サインがポップに飾られています。

中の展示物は写真禁止で写せませんでしたので、作品の写真はありません。
その代わり、本の写真を載せます(^^)

今回の展覧会は、陶芸を中心に
山水画とか、古書(日記とか手紙など)が展示されていました。

図書館で借りた木米の本に出てくる作品の殆どが展示されていて、よく、ここまで、展示のために集められたなあ、と感心しました。
左ページのは染め付けの龍と波が描かれている携帯用のお重箱です。重そう〜
お花見にでも持って行ったのでしょうか?

右上は持ち手のついたお皿です。
同じ形の染め付けが展示されていました。

↓左のが三彩で描かれた龍と雲の絵の鉢です。
右は大胆に黒の地に桃と瓜が描かれていて、
代表的な作品となっています。
本の写真ではうまく伝わりませんねー

彼は茶の湯もさることながら、
お煎茶に精通していたようで、
煎茶器や煎茶用の風炉(コンロ)が多かったです。

↓左のは仁清のコピー。煎茶茶碗
木米は古い日本や中国、ベトナムなどの立派な作品をお手本として真似て作陶し、自分のものにして行った人。
なのでいろんな形式の作品が混在しています。

↓左のは上が染め付け、下が三島。


↓この面白い人物は
風炉の風を送る口のところに
彫刻を置いていて、木米の洒落っ気が際立っています。

実際には高さ20〜30 センチくらいの風炉なんですが、写真に撮って天井まで拡大して見せています。
最近のプレゼンは
技術を駆使して面白いものを見せてくれますね!

ゆっくりと作品を見たため、
5時からのダンベル体操に遅れてしまいました💦
で、肝心の実家にあった煎茶器、同じような作品がなかったので、
なんともすっきりしない結果ではありました。
帰りのミッドタウン、ビルの谷間は薄暗いのですが、青空がもう明るい春色でした。
安田侃の彫刻が景色を引き締めていました。

道路の反対側もなかなかいい感じでした。

お昼はミッドタウン1Fで窓の外を見ながらゆっくりといただきました。



タルティーヌプレート、サラダ、スープ、コーヒー付き。1750円は場所代含めての値段ですね。
美味しくいただきました。


ウィークデーなのに結構な人出。
多様な働き方があるのかな?


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