動画で配信されている「田中一郎 ギターアッパーカット2」は、現在海外レコーディングの話。そこでこのヤマハ NS-10Mの話が出ました。
こちらはオーディオに少しでも興味がある人ならみんな知っているスピーカーですが、1978年の発売だとか。スタジオの画像などであの白いコーンに見覚えのある人も多いのではないでしょうか。もちろん一般家庭でも人気ですが、特に録音スタジオでのモニタースピーカーとして定番になっています。
私がCDプレーヤーを買ったのは1985年の事で、当時はちょっとオーディオに凝ったものだからこのNS-10Mも欲しかったのですが残念ながら手が出ず。発売時はペアで5万円だったそうですが、1985年ではいくらしたのかは記憶にありません。まあCDプレーヤー買ったら予算なくなったのでしょう。ちなみにCDプレーヤーはまだ珍しくて5万円しました。
なお、このNS-10Mが各地の有名なスタジオでモニターとして採用されているのは、大きいスピーカーだと一般家庭で聞く環境と違いすぎるので、これくらいがちょうどいいとなったそうです。もちろん音質もいいのでしょうが、有名なスタジオで一流のエンジニアが採用したとなると、これでモニターするのがスタンダードになったのでしょうし。
ちなみに私がこれを入手したのが3年前。もうちょっと小さいスピーカーを使ってたのですが、CDレシーバーを買った時に「いっちょ買ってみるか」と思い立って。ただし中古なので30年くらい前のものかも。キャビネットはかなり傷んでますがコーンは無事です。
実際中古だとそんなに高くないのもあるので、気になる方はお試しを。私の場合は普段はネットを被せてますが、この白いコーンを見るだけで萌えます。ま、音だけ考えるともっとウーハーが大きい方が低音が出ますけど、CDだとそもそも音質がいいわけだからマスターテープをミキシングのスタジオで聞いてるのと同じ音で聞いてる気分になるには安いものです。とはいえスピーカーだけ買っても音が出ないので、アンプかレシーバーいるけど。