昨日の陰謀の話ですが、ケーブルテレビ側のチョンボでWOWOWの契約が1ヶ月で打ち切られてしまったのが原因。再加入を要請したのですが、ケーブルテレビ経由での加入なので申し込み翌日午後からの開通になるということで、明日午前に放送される「アイコ十六歳」は録画できないことになります。先月から楽しみにしてたのですが結局陰謀には勝てませんでした。
すっごく楽しみにしてたのに当日トラブルに見舞われるという経験は何回かあって、まず思い起こせば1980年のこと。田舎だったので民放テレビは2局しかなかったのですが、夏休みなどは深夜に首都圏の番組が放送されることがしばしば。それで新聞の番組表で見かけたのが「ファイティング80's」で、ゲストはなんとスペクトラム! 当方スペクトラムの大ファンだったのですっごく楽しみにしてました。なにしろその時点ではまだスペクトラムをテレビで見たのは2回だけだったので。
放送は深夜0時半から。夏休みなので部活の練習もあったから普段は寝落ちしてしまうことが多いのですが、その日は気合入りまくり。いよいよ番組が始まる段階ではテレビの前に正座してたのですが、始まったとたん画面に「都合により放送内容を変更します」という文字が。果たしてゲストはシーナ&ロケット。唖然としたまま番組見てたけど当然スペクトラムは出演せず。人生で悔しかった場面のベスト3に入ります。
続いては1981年の1月2日。尾崎亜美さんのスタジオライブがNHK-FMで放送されました。しかも1時間。当方尾崎亜美さんの大ファンで、それまでライブの音源は聞いたことなかったのでそれはそれは楽しみにしてました。120分テープを買ってきて万全の態勢で臨んだものの、その日は天気が悪く北陸地方なので珍しくないとはいえずっと雷が鳴りっぱなしで、番組放送中はガリガリとしたノイズが続きました。永久保存版にしようと思って気合入れれたのに、当時高校生だった私は「なんで? なんで?」と嘆くこと嘆くこと。こちらも人生で悔しかった場面のベスト3に入ります。
時はずっと飛んで次は1999年。NHK総合テレビの東北ローカルの情報番組「Youゆう東北」に尾崎亜美さんがゲストで出ることに。平日17時からの番組で、そもそも亜美さんの「Venus」という曲がテーマソングに使われてるくらいなのでトークも盛り上がるだろうと楽しみにしてました。ビデオの録画はしたのですが、何かあると困るからと私なんぞは有給取ってテレビの前にスタンバイ。
番組が無事始まったと思ったら、司会のアナウンサーが言うには「小渕内閣改造の記者会見があるため番組は30分に短縮に…」ですと。「おどれ、亜美さんのトークと内閣改造のどっちが大事だと思っとるんじゃ!」と怒ったもののどうにもならず、短縮版の番組を見ながら涙を飲みました。
その他、娘2号が入院してリングスの仙台大会のチケットが紙くずになってしまったこと、娘1号がインフルエンザで倒れて尾崎亜美さんの歐林洞のコンサートに行けなかったこと、父が倒れて同じく歐林洞のコンサートに行けなかったこと、いろんな経験をして人間強くなるものです。
ま、「アイコ十六歳」は見たいならDVD買えってことでしょうか。ただ、「さびしんぼう」はともかくあれは何回も見返す感じではないんですよね。それにしても残念。