三男が地元のサッカーチームに入った。
はじめは嫌々だったのだけれど、1ヶ月間体験させてもらって、入部する気になった。
サッカーが楽しいと云うよりは、ここのチームメートとコーチの良さに魅かれた
みんな優しい。
そして何よりギスギスしていない
元々チーム自体が勝ちに行くチームではなく、楽しむためのチームだから、子供たちも楽しんでボールを蹴っている。
以前、長男と二男がいたチームは勝ちを狙っていくチームだったから、コーチも声を荒らげるし、子供たちもミスをするとお互いを責める。
試合に勝とうが、負けようが、試合が終わると、いつもスッキリとしない感が残ったまま家路に着いていた。
本来、楽しむためのサッカーが全然楽しめるチームではなかった
そして三男はかなりの人見知り。
初めての練習場所で、
「トイレどこですか?」の一言が聞けない
そんな三男を周りの子たちがサポートしてくれる。
3年生で初めてサッカーを始めたので、全くボールが蹴れない。
それでも誰も三男を責める子はいない。
コーチも、少しずつだけど上達してますね
初めの頃より、ボールに絡めるようになってきましたね
と言ってくれる。
本当にありがたい
もっと早くにここのチームの良さに気づいていたら、6年でサッカーを辞めてしまった二男もきっと最後まで続けられていたかもしれない。
学校でも職場でも、そうだけど、どんな環境よりも、人間関係で決まる。
辛くても、仲間が入れば続けられたりする
サッカーは別に上手くならなくてもいい。
ただ初対面の人に「トイレどこですか?」が言えるようなって欲しい。
さて父も三男の練習に一緒に参加している。
コーチのサポート。
約3年振りの少年サッカー。
若干のルール変更もあったりして、父は先日サッカー協会から送られてきたルールブックを読み直している。
審判服も久々に引っ張り出してきた。
もう三年、少年サッカーに携わる。
4歳の娘もやるとなれば、更にそこから後6年…
その頃、もうお爺ちゃんに域に入って、走れないかもしれないけど