建築中の我が家が出来上がったのが、ゴールデンウィーク前。
なのに今も引越すことが出来ない
それは今住んでいるマンションが
売却が完了していないため。
もちろんお金に余裕があれば、それも可能なのだろうけど、その辺はギリでやっているので無理
が、ここに来て施工会社(=不動産の仲介業者)も焦ってきたのか、引渡しを先にして、
Wローンでいきましょうということになった。
その分多めに住宅ローンを組んでいるので、金銭的に当面は大丈夫だからとのこと。
仕方なく、先々週フラット35の最終的な決済を終えて、引渡し可能となった。
が、いったんはそれでOKしたのだけれど、もし売れなかったらと考えると、正直不安で仕方ない。
半分ギャンブル。
最悪は破産となる
施工会社としては、建物を建てはいいけど、お金が入らないのは困るから、さっさと決済を終わらせたい。
そして決済さえ済んでしまえば、正直後はどうでもいい。
破産しようが、どうなろうが、施工会社には何の関係もない。
実際に決済が終えたら、不動産の仲介もお願いしているこの施工会社からは何ら音沙汰がなくなった
二重にローンを組む我が家にとっては恐怖でしかない。
とそんなところへ、不動産会社に勤める子どもの知合いのパパさんからの電話だった。
以前、子どもの卒業式で会ったときに、今のうちの事情を話したのを覚えていてくれたのだ。
その後どうなりました?と聞くので、ありのままを話すと、
「それでは私が後はやります。任せて下さい
!」
と胸を叩いた。
藁をもつかみたい自分としては全てをお任せすることにした。
そしてその翌日、また電話が。
マンションを買いたいって業者を見つけたので、どうですか?と。
値段的に儲けはなくなりますが、マンションの方のローンは抹消できる値段ですと言う。
業者買取価格では破格値。
しかも仲介手数料(100万近い)は一切頂かないから安心して欲しいと言われた
これまで家族ぐるみで仲良くさせて頂いているのでこれは人助けだと思ってやらせてもらいますという。
マンションの売却で儲けなど一切、考えていなかったし、何より頼もしい方だったので、即「それでお願いします」と返答した。
そして今週中にその運びとなり、気持ち良く引越すことが出来る。
施工会社が
悪代官だとすると、まさに彼は我が家に取って
水戸黄門のような存在。
持つべきものは、何とか。
日頃から人付き合いは大切にしといて損はないなとつくづく思った。