子供が生まれてから、めっきり自分の観たい映画が観れなくなった。
お陰で子供たちが好きなアニメなどは、有名どころはほぼ制覇している。
うちは現在、dTVに加入している。
家のネットとテレビのアンテナと携帯を全てまとめてドコモにしている。
dTVはドコモの動画配信サービス。
だけどこのdTV、アメリカの下らない映画や韓流映画が多くて、正直あまり観たい映画がない。
アニメは豊富なので子供たちには嬉しいのだけれど。
そこで去年の暮れにアマゾンプライムに加入した。
ドコモで一年間無料のキャンペーンがあったから。
アマゾンプライムは映画の幅が広い。マイナーな映画が結構多い。
そこでここ最近は子供たちが寝かせてから、こっそり自分が観たい映画を楽しんでいる。
と言ってもテレビで観るのではなく、iPhoneで。
布団にもぐりながら、イヤホンをして、子供が寝ている横で観ている。
静かな部屋で一人笑ったり、涙を流している。
以前は若者の恋愛映画やCIAなど国家の陰謀系の映画をよく観ていたけれど、最近はそんな映画を観ても何の感動も興奮もしない。
アクビすら出る。
さてここ数か月で観た映画を忘れないうちに列記してみる。
◎、〇、△は勝手な自己評価(観る視点にも因る)。
〇 100歳の少年と12通の手紙(仏)
〇 エヴォリューション(仏)
〇 ラブレス(露)
〇 6才のボクが大人になるまで(米)
〇 真夜中のパリでヒャッハー(仏)
◎ きっといい日が待っている(デンマーク)
〇 ファミリーマン ある父の決断(米)
△ あしたは最高のはじまり(仏)
〇 ものすごくうるさくてありえないほど近い(米)
△ 親子の気持ち(伊)
〇 ルーム(アイルランド)
◎ オンネリとアンネリのおうち(フィンランド)
△ ティモシーの小さな奇跡(米)
〇 サンタクロースになった少年(フィンランド)
〇 地平線のキックオフ(スイス・エチオピア)
〇 プライズ 秘密と嘘がくれたもの(メキシコ)
△ 父の秘密(メキシコ)
△ 朝食、昼食そして夕食(西)
〇 あなたのママになるために(西)
△ ヴィンセントが教えてくれたこと(米)
△ アメイジング・ジャーニー ~神の小屋より~(米)
〇 私の中のあなた(米)
△ モールス(米)
もう一度観たいなって思う映画もあり、一回で十分って映画もあった。
◎を付けた「きっといい日が待っている」は少年養育施設で生活する兄弟の実話。
とっても良かったけれど、あまりに施設内での子供への虐待シーンがひどく、同じ年の子がいる自分には可哀想で観ていられなかった。
健気な兄弟の好演技と見事に悪役振り?の施設長の演技はどちらも良かった。
そしてもう一つ気に入ったのが「オンネリとアンネリのおうち」フィンランドの可愛らしい女の子の話。ほのぼで平和な映画。
メルヘンチックな映画は好きではないけれど、この映画は独特の雰囲気を楽しむ映画で良かった。
フィンランド語の勉強にもなった。
ちょっと期待外れだったのが「アメイジング・ジャーニー ~神の小屋より~」。
キャンプ場で父親が目を離した隙に幼い娘が連れ去られると言う今の日本ではシャレにならない映画。
ストーリーとしては、面白い展開なのだけれど、完全なキリスト教布教の映画だった。
娘を失った失意のどん底にいる父親に神様が出てきて、犯人を許す心を持てと説教するもの。正直腹立たしかった。
ただこの映画を観て、娘から絶対に目を離してはいけないって一つの教訓にはなった。
ほとんどヨーロッパの映画だけれど、アメリカの映画も数本。
実はここの列挙した映画は全て子供が主演しているもの。