天馬空を行く

子どものこと、毎日のこと、好きなこと!を書いています。

椎間板ヘルニア…術後

2011年06月07日 | 若くてもヘルニアと狭窄症

手術が終わって、、、

1時頃に始まった手術。

終わって、ベットに運ばれるまで、3時間ぐらい。

麻酔から覚めると、個室のベットの上に寝かされて、
看護師さん3、4人が、体にいろんな装置をつけている姿が見えた。
お、終わったんだ。
 
横で、主治医の先生がニタニタしながら
「手術終わりましたよ。これ取れたヘルニアね、置いときますね~」
と言いながら、どこかへ行ってしまった。

麻酔が覚めても、とても眠くて、そのまま寝てしまった。
 
次起きたのが、夕方6時ぐらい。
この病院、時計が病室にないので、正確な時間がわからないけど。
 
窓の外は、5月の夕方のきれいな空が見えていた。
再び寝ようとするけど、布団が熱くて寝れない。
 
気づくと、布団が3枚もかかってる
あまりに熱くて、ボーとしながらも、痛い足を使って、布団を自分ではがした。
そしたらちょうど看護師さんが来たので、
「すみません、ちょっと布団が熱いんですけど…」
「あっそう? じゃ電気毛布のスイッチきりますね」
 
電気毛布!!
 
術後は体温が急激に下がるのかな。。。
それにしても、電気毛布って、、、熱すぎるだろ。
 
そして、再び寝ようと試みるけど、
足に変な機械が取り付けられて、それが気になって寝れない。
 
どうやら、ずっと寝たきり状態だと、足の血流が悪くなり、
エコノミー症候群にならないように、
足の裏を押して血行を良くする機械が取り付けている。
 
あ、手術前に先生が言ってたな。
同意書にもサインしたっけ。。。
 
でも、それが夜中ずっと作動しているので、寝られやしない。
と言うか、そんな状態で寝れるか。

しかもピタッとするストッキングまではかされていた。
これも血行を良くするためのものらしい。
 
とにかく寝れない状態で、すると今度は尿意が。
ナースコールでトイレに行きたいんですけどって言ったら、
「尿管が入ってるので、トイレは行かなくて大丈夫ですよ♪」

こんな状態で、次の日の朝まで。
とっても長~い時間が流れることになる。

 


椎間板ヘルニア…手術

2011年06月07日 | 若くてもヘルニアと狭窄症

手術当日

朝5時に目が覚める。
 
朝食は8時なので、それまで寝ようと思ったけど、
すでに緊張と昨日の片頭痛で寝れず。
 
仕方なく、ベットで横になってると、7時に検温で起こされる。
 
「あれ、今日手術なの?」
 
そっか、看護師は毎日入替わるから、記録簿見て初めて知るんだ。
 
 
8時に朝食、、、
なんだけど、手術当日は食事なし
でも気持ち的に食べてる余裕はなかった。
 
その後、担当の先生の回診。
担当医は、ここの病院の整形外科の長
年配(と言っても50代)で、脊髄の専門医。
 
ヘルニアの手術の場合、
Love法と呼ばれる肉眼でヘルニアを摘出する手術と、
MD法と呼ばれる顕微鏡視下で摘出する方法があり、
 
自分が受けたのは、顕微鏡の方。
小切開手術になるので、出血も少なく、術後の負担も少ない
 
ただこの手術方法は、特定の病院でしか受けることが出来ず、
たまたま自宅の近くの病院でこの方法でやっていた。
 
レーザーの治療もここの病院でやっているけど、
自分の場合、ヘルニアと狭窄症を合併していたので、
このレーザーを受けることは出来なかった。
 
レーザーだと日帰り可能だけど、保険適用外なので、手術だけで30万ほどかかる。
 
手術は午後1時半から
それまで、緊張しながら病室で待つ。
持参した「クレヨンしんちゃん」のマンガが気を紛らわしてくれた
 
そして1時前になって、看護師さんが病室へ入ってきた。
「そろそろ準備しましょうか!」
 
それでは手術用の服に着替えるので、脱いでください。
言われるがままに脱ぐ
 
恥ずかしいかもしれないけど下着も脱いでね♪
T字帯(ふんどし)付けますから!

言われるがままに脱ぐ
(もう生板の魚状態)
 
股間の前にしゃがんだ看護師さん、T字帯を付けてくれる
今思えばとっても恥ずかし事だけど、このときは緊張でそれどころではなかった。
 
着替えて、病室の前にセットされた手術台に直接乗る。
 
へぇ~ここから台に乗って移動するんだ
と感心してる場合じゃない。
 
かなり緊張してる姿に看護師さんも察したのか、
 
「完全麻酔だから、気づいた終わってるから、大丈夫よ♪」
 
完全麻酔…
余計に怖かった。
 
自分の知らない間に何かされていることを思うと不安で、不安で
 
手術室までの移動中、看護師さんが、
 
「この術台に乗って移動するの、楽しいって言う人と、気持ち悪いって言う人がいるんですけど、今どちらの気分ですか?」
「…え、、、両方かな…」
 
もうこの時点で緊張がマックスに
 
手術室に入ると、
今度はドラマで見るような手術着を着た別の看護師さんにバトンタッチ。
 
そのまま運ばれ、
毛布をかけられ、毛布の中で再び裸にされる

そして麻酔の先生に、

「手術は初めて?」と聞かれ、
うなずくと、酸素マスクを付けられる。
 
呼吸を助けるための酸素マスクが、なぜか息苦しくて、
この時点で、泣きそうな程、緊張と不安でいっぱいだった。
 
そして先生が、
「それじゃあ、眠くなる薬を入れますね♪」
 
一瞬、ちょっと待ってください、心の準備が…
と言おうと思ったけど、

そんな余裕もなく、、、
 
次の瞬間に、急に睡魔が襲ってきて、、、
緊張と不安が一気になくなり、とても気持ちが良くなって、、、
 
気づいたら病室のベットの上にいた。

 


椎間板ヘルニア…入院

2011年06月07日 | 若くてもヘルニアと狭窄症

入院初日

朝10時に入院手続きを済ませて、そのまま先生の診察を待つ。
自分の番が来て、
 
「明日手術ですね。是非やらせて下さい。がんばりましょうね!」

がんばりましょうね♪と言われても、、、
、、、先生が頑張ってください!!
 
そして術後用のコルセットを作らされる。

25000円!!
高!
 
保険が適用(3割負担)されるので良かった。
それが終わると、腰だけのMRIを撮りにいって、
 
そして病室へ案内される。
入院患者はご老人ばかり、、、若い人は誰もいなかったな。
看護師さんにイロイロと説明され、
 
「明日は検査かな?」
「いや、明日手術です!」
「えっ、そうなの?」
とびっくりしていた。
 
こういうのって、先生から看護師に伝わらないのかな?!

「明日手術ならT字帯と紙おむつが必要ですので、下の売店で買ってきてください」
…オムツ?
 
まあいいや、言われたとおりに売店で指定されたものを買いに行った。
へぇ、売店にも結構いろんなものが売ってるんだ。
 
あとは暇。。。
何にもやることがない。。。
 
そして昼食。
病院のご飯は味がなくて、美味しくないよって聞いていたけど、
ちゃんと味があって、とっても美味しい!!
 
外科病棟だからかな。
味は普通にしてあるのかな。
 
入院中、唯一の楽しみになった。
他の患者さんも、食事だけが楽しみでね~って言っていた。
 
食事が終わって…何もやることなし。。。
大量に本やマンガを持ってきておいて良かった。
その日は、そのままゆっくり。
でも明日の緊張のせいか、夕方から片頭痛が、、、
 
ちなみにここの看護師さん!
ベテラン勢の年配の方ばかり。
若~い看護師さんはいません
 
でも医者以上に知識もあって、とっても頼りに出来てちょっと安心。
 
先生は検診のときしかいないけど、
看護師は24時間、看ててくれるしね。
 
そして9時に就寝
そんな早く寝れるかなって心配だったけど、すんなり寝れた
 
そして明日はいよいよ手術。。。
不安が頭の中をよぎる。