サッカーを楽しむ子たち。去年のキャンプにて。
長男がサッカー(習うのを)を辞めたい言い始めた。
あれだけ楽しくやっていたサッカーだったんだけど、
どうやら仲間に、
下手!
と言われ落ち込んでしまったようだ。
落ち込むのはわかるけど、
それならもっと頑張って見返したらいいのに。
長男が習っていたサッカーチームのコーチは、
とっても教え方が良く、
父としては、不満はなかった。
年配のコーチで、
決して怒ることなどなく、
低学年の子は基本練習はせずに、
ゲームを中心に指導していく。
だから子供たちもみんな楽しんでやっていた。
ただ一点、親としては気になることがあった。
低学年の子が、30人。
高学年の子が、20人。
サッカーチームには所属している子供の数に対して、
ここはコーチがたった2人。
外から見ていて、全然手がまわっていない。
高学年の子は、
まだコーチの声が子供たち全員に行き届いているように見えるけど、
低学年の子は、
幼稚園児もいるので、コーチの手がまわりきれていない。
だからいくら楽しくても、
外から見ていて、サッカーというよりは、
言葉は悪いけど、保育園状態。
これではいくら良い指導方法でも上達は出来ない。
だから、長男が辞めた言ってきたときに、
「もっと頑張れは」とは言わずに、
あっさりと「辞めていいよ」って言った。
長男は肩の荷が下りたかのように、
1年続けたサッカー辞めることにした。
父がサッカーを辞めるのをとめなかったのは、
もちろん、上記のような理由があったのだけれど、
無理やり続けさせるのは、
子供のためにもならないと思ったからだ。
スポーツって、習い事ではなく、楽しむもの!
特に小学生のうちは、
スポーツは勝敗よりも、楽しむことが大前提でないと、
中学、高校で続けようとなっても、
結局は根性とか、気合で続けるようなものになってしまう。
本来の楽しむと言うことを忘れてしまっているのでは、
この時期のスポーツをやる意味がないと思うから。