話は前後して…
バリに到着後すぐに浜辺で食事をとり、その後はスパへいく。
6時前にガイドに頼み開いているところを急きょ探してもらう。
何とかホテルの近くで予約が取れ、ガイドさんに「ここです。どうぞ」と午後8時半ごろ案内され、「終わるころに迎えに着ます。」といい立ち去りました。
板切れの簡単な看板には、カタカナで店名が書かれていたがよく覚えていない。
門を入ると、急におしゃれな雰囲気に。石畳が続き、脇には水が流れスポットライトが緑を照らしていた。
店内に入ると、天井は高く藤製や木製の落ち着いた家具が置かれ小花が静かに飾られている。狭いながらも開放感にあふれた空間が作られていた。
よく冷やされたおしぼりで手を拭きながら、フロントのインドネシア人?女性より流暢な日本語でメニューの説明をうける。
このおしぼり、レストランなどでも出されるが大概がよく冷されている。
個人的には熱いおしぼりを使用するほうが慣れているので、最後まで違和感はあったが。
フットスパとオイルマッサージ、スクラブのコースで約2時間。おでこにオイルを垂らすシロダラも魅力があったのだが、プラス1時間となる。
3時間は長すぎると思い、2時間コースにする。
料金は先払い。カードで済ます。
旅行中、買い物などの支払いはカード払いでするつもりでいたが、カードを利用するとこちらでは税金が別途必要になり高くつくとのこと。
カードを差し出すと、ほぼどこの店員も日本語で説明し、ルピアと円での額を電卓で計算し見せてくれる。
マッサージルームに通されると、お姉さんから紙のブルマのようなパンツを手渡され、それに履き替える。
ベッドは2個。うつぶせになった時、首を曲げなくても顔がまっすぐに下を向くように穴が開いている。
「ここに腰掛けてください。」お姉さんも日本語が少し話せるようだ。
先ずは足から。お姉さんが膝まついて足を洗ってくれる。初めての経験である。
いくら金を払っているとはいえ、なんかいい気持ちはしない。足ぐらい自分で好きなように洗いたいし…。
で、いよいよ横になり細かな順番は忘れてしまったが、オイルを手に塗りながら背面全体を摩ったり揉んだり。
「マッサージって、こんなに気持ちのいいものなの~」と感激しながら、うとうとと・・・。
今度は、前面。指先まで丁寧にマッサージを受ける。
その後は、スクラブ。粒々…たぶん塩なんかな?オイルと混ぜたものをまずは背中に塗り、しばらく放置。
放置されている間に体温で乾燥するのか、お姉さんは手でその粒をはらう。
前面も同じように行われた後は、赤・白・黄色の花弁がバスタブいっぱいに浮かんでいるお湯に、娘と二人で入りざっと汚れを落とす。
花はくたびれていたので、風呂に入るというよりプールへ入る感覚のほうが気持ちよく入れるかと思う。
で、シャワーを浴びて終了。
飛行機の疲れやら、マッサージの気持ちよさ、そして、静かに流れるガムランの響きに静かに眠ってしまう。
夢うつつの間に2時間はあっという間に過ぎました。
夫婦ずれの方も同じような作りの部屋へ行かれたので、花のプールへ二人で入ったはず。
男女がわかれていないところが、カップルには最高のおもてなしになるかもね