まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「惑星(ホシ)の音」

2014-03-24 23:37:19 | 鶏頭(三歩歩くと忘れる)
今日も暖かでしたね。
このまま夏になる気じゃあないだろうなあ・・・


さて 「惑星の音」を読みました。

惑星(ホシ)の音―広川泰士写真集
広川 泰士
マガジンハウス



読みは「ホシ ノ オト」。

広川泰士さんの写真集です。
広大な大地や海、空を撮影しています。

読んでいると、なんか音がする。
無音なような気もするけれど、
大地の響きを感じる。
氷河が溶ける音。
岩が砕かれ、砂になる音。
荒廃した砂地に風が通る音。

昔、洞窟にもぐるのが趣味の知り合いがいた。
趣味と言っても、生半可じゃなく、かなり専門的で
未踏の洞窟に足をのばし、どんどんもぐるらしい。
彼は、そこは不安になるくらいの闇であり、無音であると言っていた。
今思うと、大地の中は、無音なのかそれとも音はあるのか?

そこには悠久の時を感じる。

表紙は地球の色、青。
そして、見事な空色に始まり、海と空に終わる。

音のソノリティという短い番組をご存じだろうか。
あれの自然バージョン(人バージョン、生き物バージョンもある)と通じるものがある。

この手の本は高価なので、読まずにいきなり購入するのは難しい。
だからこういう本との出会いを与えてくれる図書館は、
たとえ貸本屋と言われようとも、決して捨てたもんじゃないと思う。

いがぐりおは どんな音が好き?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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コメント (2)
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