まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム」藤木稟

2020-07-21 20:31:03 | 読書のすすめ
今日の群馬は曇り。
蒸し暑くなりました。

さて 暑くなった時期に読み始めた「バチカン奇跡調査官」藤木凛も第7巻。
「天使と悪魔のゲーム」



こちらは 4篇が収録された短編集となっております。

「ひだまりのある所」
主人公の一人バチカンの神父であるロベルトの少年時代。
子供時代に父に母を殺された経験を持つロベルト。
自分は 妻を殺すような悪魔の子であり
人をいつ殺すか分からないのだという恐怖と孤独に苛まれている。
そんなロベルトを変えた学生時代の先輩の話。
何度読んでも 涙が出ます。

「天使と悪魔のゲーム」
超がつく天才であるために周りに理解されず
子供ながら悪魔的犯罪に手を染め バチカンに幽閉されるローレン。
後に主人公である平賀神父の友人となるが
その馴れ初めの物語。
バチカン奇跡調査官は いつも
今度こそ奇跡か!と思ったのに違うんだ💦
ということを ロベルトと平賀が証明していく物語。
しかし 番外編は悪魔が跋扈し奇跡が起きている世界。
この物語も悪魔の子として生を受け
悪魔に信仰を試され続ける青年の話。

「サウロ、闇を祓う手」
ロベルトと平賀の直属の上司であるサウロ司教。
エクソシストの第一人者でもあり
常に超然と二人を見守る上司だが
そんな彼も苦しい少年時代を送っていた。
サウロがエクソシストとして生きていくことを決意する物語。

「ファンタンゴ」
バチカン奇跡調査官の最大の敵ともいえる
ガルドウネの一員であり
美貌や様々な才能に恵まれながら
倫理観が欠如しているジュリア。
実は彼には 同じ遺伝子を持つ兄弟(六子的な?)五人いるらしい。
そのうちの一人ジョナサンの物語。

読んだことない方には 
誰だって?
って話ですが
自分の忘備録も兼ねて。。。

結構 短編の方が読みやすいかも知れません。

寄り道で見つけた鉄塔。


いがぐりおは バチカン行ったことある?
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コメント (4)
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