今日も群馬は晴れ。
初夏な感じでしたね。
さて さだまさしの「風に立つライオン」を読みました。
物語の序章は ケニアから震災後の福島へやってきた青年医師の話ではじまる。
そして ケニアに行った島田航一郎医師の話。
航一郎医師の粘り強い愛で心を救われたンドゥングの話。
福島の「笑う避難所」を切り盛りしていた木場氏の話。
そして 序章の青年医師の話に戻る。
物語の全てが誰かが誰かに宛てた書簡として語れている。
それなのに見事に物語として成立している。
フィクションの部分もあるのだろうが
実際のモデルに基づいて描かれている。
さだまさしは未曾有の歌詞を書く人だと思っていたが
物語を紡ぐ才能もなかなか。。。
この物語の根幹となった歌「風に立つライオン」も素晴らしい歌であり
すでに物語である。
この歌に歌われているのは一人の青年医師の書簡であり
小説「風に立つライオン」に描かれているのは複数のライオンたちであり
今現在もたくさんの「風に向かって立つライオン」が
日本を始めとする世界各地にいることだろう。
書簡は淡々と書かれているが
最後の方は 涙が溢れて止まらなかった。
人の温かい気持ちは
人から人へとリレーされ
バトンが渡されていく。
誰がそうしろと命じた訳ではないのに。
もちろん人の悪意が伝播されてしまう事もある。
この世で起きることは 私たちが思っている以上に残酷だ。
それでも愛もまた伝えられていくのなら
人には希望がある。
私は常々 不機嫌をリレーさせることだけはしたくないと思っている。
不機嫌は いずれ悪意になり 人をいろいろな意味で傷つけていく。
どうせ伝えるなら 穏やかな楽しい気持ちを伝えたい。
もちろん上手くいかない日もあるのだけれども。
今の私に出来るささやかな「風に立つライオン」行為なのかも知れない。
この本をご紹介くださったpleasure_timesさんに心から感謝致します。
ありがとうございます😊
おすすめです💖
昨日見かけた梅!
初夏な感じでしたね。
さて さだまさしの「風に立つライオン」を読みました。
物語の序章は ケニアから震災後の福島へやってきた青年医師の話ではじまる。
そして ケニアに行った島田航一郎医師の話。
航一郎医師の粘り強い愛で心を救われたンドゥングの話。
福島の「笑う避難所」を切り盛りしていた木場氏の話。
そして 序章の青年医師の話に戻る。
物語の全てが誰かが誰かに宛てた書簡として語れている。
それなのに見事に物語として成立している。
フィクションの部分もあるのだろうが
実際のモデルに基づいて描かれている。
さだまさしは未曾有の歌詞を書く人だと思っていたが
物語を紡ぐ才能もなかなか。。。
この物語の根幹となった歌「風に立つライオン」も素晴らしい歌であり
すでに物語である。
この歌に歌われているのは一人の青年医師の書簡であり
小説「風に立つライオン」に描かれているのは複数のライオンたちであり
今現在もたくさんの「風に向かって立つライオン」が
日本を始めとする世界各地にいることだろう。
書簡は淡々と書かれているが
最後の方は 涙が溢れて止まらなかった。
人の温かい気持ちは
人から人へとリレーされ
バトンが渡されていく。
誰がそうしろと命じた訳ではないのに。
もちろん人の悪意が伝播されてしまう事もある。
この世で起きることは 私たちが思っている以上に残酷だ。
それでも愛もまた伝えられていくのなら
人には希望がある。
私は常々 不機嫌をリレーさせることだけはしたくないと思っている。
不機嫌は いずれ悪意になり 人をいろいろな意味で傷つけていく。
どうせ伝えるなら 穏やかな楽しい気持ちを伝えたい。
もちろん上手くいかない日もあるのだけれども。
今の私に出来るささやかな「風に立つライオン」行為なのかも知れない。
この本をご紹介くださったpleasure_timesさんに心から感謝致します。
ありがとうございます😊
おすすめです💖
昨日見かけた梅!
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