昨日、今日と 清々しい暑さですね。
夏がこの程度ならウェルカムなんだけど。
さて 原田マハの「たゆたえども沈まず」を読みました。
加納重吉は 東京開成学校の先輩である 林忠正の誘いでパリへ赴くことになる。
パリは これまでのアカデミー出身画家たちの時代から 新たな絵の時代へと突入しようとしていた。
その一つが浮世絵を代表とするジャポニズム そしてもう一つは
これまで 画壇からは絵として認められなかった印象派の絵画であった。
同じ頃 パリで有名な画商「グーピル商会」の若き支配人テオは そんな時代の要求を敏感に感じ取っていた。
テオは 兄フィンセントを始めゴッホ家の家計を担っていた。
テオは兄の良き理解者であり応援者であった。
しかし フィンセントは思うように絵もかけず
テオにもらった画材費まで使って 呑んだくれる日々であった。
テオは兄を支える自分に限界を感じるようになる。
そんな4人の人生が交錯する。
ズーーーッと読みたかったのですが 何度も流していた予約本を ようやく読めました。
世界的に有名で日本には愛好家も多いゴッホ。
しかしその生涯は全く絵が売れない恵まれない状況で
そんな最中 ゴーギャンとの共同生活の最中に 自身の耳を切り取った話は有名。
芸術家にありがちなエキセントリックな一面を持つ人だったのでしょう。
画商であり援護者である弟テオとの関係も
いろいろな本で語られています。
正直他人だったら この二人はもっとうまく行ったのかもしれないと感じます。
兄弟ゆえのモタモタねっとりした精神的束縛と苦しみ。
そんな世界を原田マハが描きます。
是非ご一読ください。
いがぐりおはゴッホの絵好き?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
夏がこの程度ならウェルカムなんだけど。
さて 原田マハの「たゆたえども沈まず」を読みました。
たゆたえども沈まず | |
原田 マハ | |
幻冬舎 |
加納重吉は 東京開成学校の先輩である 林忠正の誘いでパリへ赴くことになる。
パリは これまでのアカデミー出身画家たちの時代から 新たな絵の時代へと突入しようとしていた。
その一つが浮世絵を代表とするジャポニズム そしてもう一つは
これまで 画壇からは絵として認められなかった印象派の絵画であった。
同じ頃 パリで有名な画商「グーピル商会」の若き支配人テオは そんな時代の要求を敏感に感じ取っていた。
テオは 兄フィンセントを始めゴッホ家の家計を担っていた。
テオは兄の良き理解者であり応援者であった。
しかし フィンセントは思うように絵もかけず
テオにもらった画材費まで使って 呑んだくれる日々であった。
テオは兄を支える自分に限界を感じるようになる。
そんな4人の人生が交錯する。
ズーーーッと読みたかったのですが 何度も流していた予約本を ようやく読めました。
世界的に有名で日本には愛好家も多いゴッホ。
しかしその生涯は全く絵が売れない恵まれない状況で
そんな最中 ゴーギャンとの共同生活の最中に 自身の耳を切り取った話は有名。
芸術家にありがちなエキセントリックな一面を持つ人だったのでしょう。
画商であり援護者である弟テオとの関係も
いろいろな本で語られています。
正直他人だったら この二人はもっとうまく行ったのかもしれないと感じます。
兄弟ゆえのモタモタねっとりした精神的束縛と苦しみ。
そんな世界を原田マハが描きます。
是非ご一読ください。
いがぐりおはゴッホの絵好き?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
たゆたえども沈まず・・・この言葉にすごく惹かれます。
ぜひ読んでみたい!と思います。明日の外出時に買ってこよ~~。
とても過ごしやすい日々が続いて秋を感じますね。
あの激しい暑さからは早く解放されたいです。
お体おだいじにお過ごしくださいね。
お気に召すと良いのですが。(*^^*)
もうあのすごい暑さは終わっていると良いんですが。
makiさんもお体お大事になさって下さい。