昨日も寒かったですね。
寒いのに花粉もバリバリに飛んでいるこの不条理さ。TT
さて 榎田ユウリの「ここで死神から残念なお知らせです」を読みました。
漫画家志望の梶真琴は、30も間近というのに、引きこもって父親の送金で暮らしている。
「自分はすごい漫画家になれるはずだ。」
という意気込みがないわけではない。
実際、彼の妄想はすごい。
あまりに勢いがありすぎて、こちらまでその妄想に引きこまれてしまう。
しかし、彼は漫画を全く描いていないので、
ビックな漫画家どころか売れない漫画家にもなれないのだ。
孤独を愛する彼はある日、馴染みの喫茶店ニルバーナで
怪しい美青年と近所に住む齋藤ばあちゃんを見かける。
一人暮らしの齋藤ばあちゃんは、いまにも詐欺に引っ掛かりそうだ。
梶は、青年が席を外した瞬間に、齋藤さんに助言するかどうか迷うが・・・・
もし、あなたの前に美形の死神が現れて、
「あなたは、もう死んでいます。」
と告げたらどうします?
私は美形を見慣れないので、そちらに気を取られて
変な保険契約書にも
「大人しく死にます」契約書にも、うっかりサインすることになりそうです。
美形の死神に、自分が生きている意味があるのかどうか分からなくなってしまった引きこもり青年。
ありがちな設定だが、一気に読まされてしまった上に
死神の言葉に、梶の叫びに揺さぶられ考えさせられ、泣かされてしまった。
さすが榎田ユウリというしかない。
最近すっかり榎田ユウリづいていて「妖奇庵夜話」シリーズ、「カブキブ!」ときて
最後に本作品を読みました。
ジャンルとしてはライトノベルなんでしょうが、あなどることなかれ・・・です。
いがぐりおは死神に会ったことある?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
寒いのに花粉もバリバリに飛んでいるこの不条理さ。TT
さて 榎田ユウリの「ここで死神から残念なお知らせです」を読みました。
ここで死神から残念なお知らせです。 (新潮文庫nex) | |
榎田 ユウリ | |
新潮社 |
漫画家志望の梶真琴は、30も間近というのに、引きこもって父親の送金で暮らしている。
「自分はすごい漫画家になれるはずだ。」
という意気込みがないわけではない。
実際、彼の妄想はすごい。
あまりに勢いがありすぎて、こちらまでその妄想に引きこまれてしまう。
しかし、彼は漫画を全く描いていないので、
ビックな漫画家どころか売れない漫画家にもなれないのだ。
孤独を愛する彼はある日、馴染みの喫茶店ニルバーナで
怪しい美青年と近所に住む齋藤ばあちゃんを見かける。
一人暮らしの齋藤ばあちゃんは、いまにも詐欺に引っ掛かりそうだ。
梶は、青年が席を外した瞬間に、齋藤さんに助言するかどうか迷うが・・・・
もし、あなたの前に美形の死神が現れて、
「あなたは、もう死んでいます。」
と告げたらどうします?
私は美形を見慣れないので、そちらに気を取られて
変な保険契約書にも
「大人しく死にます」契約書にも、うっかりサインすることになりそうです。
美形の死神に、自分が生きている意味があるのかどうか分からなくなってしまった引きこもり青年。
ありがちな設定だが、一気に読まされてしまった上に
死神の言葉に、梶の叫びに揺さぶられ考えさせられ、泣かされてしまった。
さすが榎田ユウリというしかない。
最近すっかり榎田ユウリづいていて「妖奇庵夜話」シリーズ、「カブキブ!」ときて
最後に本作品を読みました。
ジャンルとしてはライトノベルなんでしょうが、あなどることなかれ・・・です。
いがぐりおは死神に会ったことある?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/