まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「黄昏の岸暁の天」小野不由美

2013-12-12 19:50:59 | 読書のすすめ
今日も寒かったんだと思うのだけれど 汗だくゆえに
家に帰るまで寒さを感じられない。
(今は こたつに入っていても寒いです。TT)

さて 小野不由美の「黄昏の岸 暁の天」を読みました。

黄昏の岸 暁の天 十二国記 (講談社文庫)
小野 不由美
講談社


十二国記シリーズ第8巻です。
え・・・まだ十二国記かって?
そうとも。まだ十二国記です。
あともう数刊あるようなのでお付き合いくださいね。

十二国記は 古代中国のような異世界を舞台にした歴史物ファンタジー。
十二国の王は 神獣である麒麟が天啓により選ぶ。

選ばれた王が道を外せば 麒麟が倒れる。
麒麟が倒れれば 王も死ぬ。

そうすると新たに麒麟の卵?が木になり 麒麟が生まれ育ち王が選ばれる。
しかし それには 相当の時間がかかる。 
その間に 国は乱れ 普段はあまり現れない妖魔が人を襲うようになってしまう。

今回は 謀叛に対して兵をあげた泰王驍宗(ぎょうそう)が行方不明になり 
幼い泰麒(載の国の麒麟)も 行方知れずになってしまう。
しかし 王の死亡を告げる鳥は鳴かない。

載では 反乱の真の首謀者と考えられる偽王(天に認められない王)阿撰(あせん)が立つ。
偽王であるためと 圧政をしいたために 国は荒れ 多くの民が失われる羽目となる。
もと載の将軍である李斎(りさい)は 謀叛人の汚名を着せられ 
妖魔に襲われ 瀕死の重傷を負いながら 慶の国にたどり着く。
泰王と泰麒を救うために 景王陽子に会わせてくれと懇願するが・・・

・・・ここまで 入力して疲れました。
だって 十二国記の人名。
手書き入力じゃないと入力できないんだもの。
しかも読みが分かりにくいし・・・
読んだ皆さまもきっと疲れたでしょう。

割合い漢字の読みには強いほうですが(書けないですけどね)
それでも あれ?この登場人物の呼び名なんだっけ?と思うこと多し。

アマゾンの十二国記のカスタマーレビューに漢字がややこしくて 読みづらい。
とあった。
だよね?

しかも歴史物なので 登場人物が多い。

・・・と 愚痴ってしまいましたが 話自体は
あのかわいらしい泰麒。
どうなってしまうの?
という気持ちに引っ張られて 最後まで行けます。

相変わらず 延王と延麒が活躍していますが
陽子に「もっと手伝ってくれ!」的なことを言われ 拗ねる場面も・・・

そもそも慶(陽子の国)は 乱れまくったところで陽子が王位に就いてたった三年。
官吏の多くは 陽子を馬鹿にしていて 本来なら自分の国を建て直すのに必死な状態。

にもかかわらず 陽子は 頼ってきた瀕死の李斎を むげにできず保護して
泰麒や泰王を助けようとしてしまう。

「まずは 自分の国からやろ!」
という突っ込みは入れつつ 可愛い泰麒のことは気になるから
「さっさとせんか!陽子!」
と 応援?してしまいます。

結末は如何に?
是非 ご一読ください。

いがぐりおは 漢字得意?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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2 コメント

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おはようございます。 (ブタフィーヌ)
2013-12-13 09:04:43
まんじゅうさん まだ本屋に行ってなくて・・・
中国では、全部漢字だったから、ほんとに疲れましたよ。
ただ中国の漢字を覚えたら、今度は日本の漢字を忘れてしまって(笑)
もともと漢字は得意じゃないんだけどね(+_+)
返信する
ブタフィーヌさんへ (まんじゅう)
2013-12-13 18:48:55
こんばんは ^^

そうかあ。
確かに中国では漢字の洪水ですよね。TT
そんな中で生活しておられたなんて本当にすごいです。

私も読めるけれど、書けませ~ん。
最近は読みもあやしくなっている気がします。^^;
返信する

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