まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「無縁塚」輪渡颯介

2013-12-13 20:13:55 | 読書のすすめ
今日も職場では 汗かきまくりで熱い女だったのですが
家に帰ったら 寒い。 
夕飯作らなきゃだし 洗濯物干さなきゃだけれども こたつから出られない。TT


さて 輪渡颯介の「無縁塚」を読みました。

無縁塚 浪人左門あやかし指南
輪渡 颯介
講談社


以前ご紹介した 輪渡颯介のデビュー作「掘割で笑う女」と同じ「浪人左門あやかし指南」シリーズの第三作です。

シリーズ名こっぱずかしくないですか?
誰がつけるんだろうこういうの?
あやかし指南ってさあ。
すみません。蛇足でした。


根岸の先にあるもともと百姓屋で、一時料理屋になったりしていた有名な幽霊屋敷。
あまりに陰惨な事件が多すぎて 出る幽霊が一人や二人ではないらしい。
しかし ある商家が寮(隠居場所)として買い取ろうとしていた。

道場の指南役であり腕の立つ平松左門は 弟子で怖がりの苅谷甚十郎を怪談で脅かして楽しんでいるが 自分はまったく幽霊を怖がらない。
しかし 一度そこへ行った左門は 今回ばかりは「あそこには本当に何がでてもおかしくないから二度と近づきたくない!」と言い
甚十郎にも友人の辻村鉄之助にも「絶対近づくな!」と念を押す。

しかし ひょんなことから 二人はその寮に泊まってほしいと頼まれる。
鉄之助は 自分が泊まって 幽霊なんていないことを証明し
甚十郎の怖がりを治してみせる!
と言いだす。

鉄之助の運命は如何に・・・



並行読書でもお伝えしましたが 「掘割で笑う女」より 
登場人物も舞台も整理され 読みやすいです。
ちなみに読みにくかったのは 単に自分が鶏頭で すぐ忘れるためかもしれませんのであしからず。

怪談怖いんですけど。
がんばって最後まで読んだけれども。

ちなみに ジャンルは 怪談(幽霊)時代物ミステリーです。

左門や甚十郎のそれぞれの魅力も出てきて いい感じです。

自分としては ラストもうちょっと恐怖の余韻があってもいいかなとも思いますが・・・
(怖がりなのに 貪欲)
今回はミステリー色が濃いです。

お勧めです。

ところで 表紙絵のたぶん「左門」を見て
「え・・・こんなおっさん(失礼!)なの?」
と がっくりしました。

イメージは豊川悦司だったのですが・・・
まあ 豊川悦司ももうおっさんだし 私もおばさんだけどね。^^; 

ところで ようやくこのシリーズ2巻である「百物語」の予約確保電話が来ました。
遅っ!
インターネットで申し込みしてから 4日目ですよ。
(もちろん 貸し出し中ではなかった

考えてみれば この図書館(地元)は 予約するのに一点につきA4の紙一枚の申込書を書かせられます。
利用カード番号と名前を書けばいいでしょ?と思うのに 
作品 著者名 出版社 住所や電話番号もいちいち書かされる。
ともかく 予約するのが大変。

・・・で インターネットから予約付けると 確保に4日。
待ち切れず買っちゃったりして予約解除する時も 誰もがものすごく動揺してワタワタします。
どっちかというと 解除したくなさそうなんですよね。
うちの図書館の場合 予約棚(すぐ貸し出せる状態)に入ってない場合は 予約解除すぐできます。

同業者として不思議。
システム的な問題なんだろうか・・・
うちのシステムもそんな優秀なほうじゃないと思うのですが・・・

そして 本を渡す時 うちでは カード読み込むと 連絡日が分かり 
置いてある棚は 連絡日順になっているので 探すのもすぐ。
ところが また探すのに えらく わたわたしていました。

「どうしてですか?
と 聞きたかったけれども まあ聞いたところで速くなるわけでなし
これからは 貸出中でない場合は 予約せず 翌日直接行こうと思ったのでした。

そんなわけで 「百物語」(すでに題名が怖い)。
読み終わったら 感想をアップしますね。

いがぐりおは 図書館行ったことある?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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