「まほろ駅前協奏曲」三浦しをん

今日もなんとなく寒かった気がします。
でも来週は２０度を超える日もあるんですね。

さて　三浦しをんの「まほろ駅前協奏曲」を読みました。

	まほろ駅前狂騒曲
	三浦 しをん
	文藝春秋

待った！待ちましたよ～

図書館で予約をつけてから、実に半年は待った！
と、感じていたんですが発売が去年の１０月末だから・・・
お～ほぼ半年！（大胆に丸めるな？＾＾；）

まほろ駅前シリーズをご存知じの方には、シリーズ三作目で通じると思うのですが
ご存じない方のために、あらすじを。

東京の郊外まほろ市の中心街であるまほろ駅の裏に事務所を構える多田便利軒は
いわゆるなんでも屋である。
草ぬきでも引っ越しの手伝いでも、隣の屋根に飛んだ布団の回収でも
横浜中央交通バスの間引き運転の調査でもなんでもやる。
従業員は、主人公の多田啓介とそこに転がり込んだ多田の高校時代の同級生行天春彦。

二人は友達でもなく、恋人でもない。
多田は時折、行天があたりまえのように事務所に居候していることにうんざりし
とっとと出て行ってくれないかと思っているが、その反面
いなくなってしまったら自分はどうしていくんだろうという不安も持っている。

そんな二人とまほろ市にすむ人たちとの出来事を描いている。
おなじみの常連さんたちも元気そうで安心しました。

今回も、三浦さんの語りは、冴えわたっていて引き込まれてしまった。

特に、行天に背後霊呼ばわりされる小学生、裕弥君が、
行天とある人物が近づいてくるところに対する感想をつづった部分が笑えました。
ジョーズのテーマ曲が似あいそう。＾＾

個人的には、『危険な男、星君』のファンです。
今回もなかなか決めどころに出てきてくれて、嬉しかったです。
実生活では絶対にそばに近づかないタイプの人に、小説では魅かれるから不思議ですね。

多田が語った言葉
「愛情を知るものと知らないものとでは、目に映る世界がまるで違うのだとしたら、
　たしかに、愛の持つ威力は残酷だ。」
というのが胸を打ちました。

多田にも行天にも、もちろん星君にも幸せになって欲しいなあ。
まあ、それぞれになんとなく幸せそうだからいいか。

いがぐりおは　星君ってどう思う？
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「おばけにょうぼう」

今日は冷たい雨でしたね。

皆さま　ご心配をおかけしております。
Newまんじゅうになるのは　もう少し時間がかかりそうですが
徐々に元気になっておりますので大丈夫で～す。＾＾V


さて　「おばけにょうぼう」を読みました。

	おばけにょうぼう (こどもプレス)
	町田尚子
	イースト・プレス

おふたりは　おばけのなこうどで　ございます。
なこうどと　もうすは、　おとこと　おんなの
えんを　とりむすぶもので　ございます。


見た目あきらかに　お化けの娘を
「いろが　しろうて、めが　ぱっちりで、
　かわいい　くちもとの」
という　「なんともぜいたくな」注文に合わせて化けさせる。

娘と「しかくしめん」のおばけは　めでたく結ばれ
一つ目のかわいい子供を授かりますが・・・

娘は気を抜くと　お化けにもどってしまいます。

まあ　めはぱっちりしているし　色も白いんですが
口元が・・・可愛いとは言い難い。＾＾；

しかし・・・言っても　お化けどうしの結婚でしょうよ。

というか　「しかくしめん」君！
自分こと棚に上げて　人のことどうこう言ってる場合じゃあらへんがな！
きみもお化けだから・・・

ああ　でもこの二人。
この先も　きっと仲良く暮らしていくんだろうなあ。

もう化けの皮が剥がれても　「しかくしめん」君も気にしないんじゃあ？
え・・・甘い？

女性は多かれ少なかれ　化けていたほうが　縁がまとまりやすいう教訓？
勉強になります。

いがぐりおは　お化け好き？
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がっくり

今日も暖かだなあと思って　夕方表に出たら
意外と寒かった。TT
彼岸はこれだから・・・

さて　先週末　荒れ狂う世間の荒波に　珍しく　かなり落ち込んでいた私。
一日経って　ちょっと元気になり　次の日には
大分立ち直っていました。

そして　本日　同じ荒波にざっぶーーーんとさらされ
もう同じことでそんなには　落ち込まないと思っていたのに
また　結構へこむいう自分を発見。

このへこみには　
「自分のいままでの努力は　何だったんだ～　
　もういくら努力しても　世の中どころか
　自分の身の回りもなんも変わらないやん　TT」
という　無力感が伴うから　きつい。

半世紀生きてきて　これだから　若人の皆さまは
本当に大変だなあと思う。

まあ　
「捨てる神あれば拾う神あり」
とか
「夜明け前は一番暗い」
とか　私を励ましてくれる？　数々のことわざや名言を心に
明日はまた起き上がらなくちゃあなあと　思う。

大人はつらいよ。

というわけで　明日は　生まれ変わった　NEWまんじゅうをお届けしたいところです。

今日は　もう休みま～す。
こういうとき　美味しいものと睡眠　重要だよね？＾＾；



いがぐりおは　へこむことある？
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「よふかしにんじゃ」

今日は　あたたかい通り越して　暑かったですね。
今は風が強いです。

さて　バーバラ・ダ・コスタ（文）　エド・ヤング（絵）　長谷川義史（訳）の絵本
「よふかしにんじゃ」を読みました。

	よふかしにんじゃ
	エド ヤング,Barbara DaCosta,Ed Young,長谷川 義史
	光村教育図書

書評サイトで拝見した　印象的な表紙に惹かれました。

今日　偶然図書館で見かけたので　借りてきました。

よふかしにんじゃ・・・
真夜中に彼は　闇を忍んでやってくる。
そして・・・

というか　外国人作家さんなのに　何故に忍者？
とか　いろいろ考えちゃいましたが

これが　切り絵だから　またすごい！

ああ書きたいけどオチは書けない。TT

あれ？長谷川さんの本なのに　関西弁じゃない？
と　思ったら　最後にきたーーーーーっつ！

あ・・・ある意味オチ言っちゃったかあ・・・
ごめんなさい。

是非　ご一読を！

いがぐりおは　忍者好き？
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病は気から？

今日も暖かでしたね。
でも相変わらず花粉が飛んでいますね。

さて　今日はお食事中の方は　またあとでいらしてね！の話です。

いつも見に来てくださっている方は　

もういいよ！

というくらいご存知かと思いますが
便秘から100万マイルにいる女です。

むしろ下すことが多い。
それも　前触れなく突然。
しかも　その時点で　かなりレッドゾーン。

というわけで　下痢止めのストッパと言う薬を買ってあります。

困るのは車での通勤中。
それも行き。

なぜなら　開いているお店がコンビニしかなく　しかも通勤路上にコンビニは少ない。

最近　通勤路のちょうど半分くらいのところに　コンビニがオープンしました。
非常に　朗報だ。
コングラティエーション！

しかし・・・先日　その肝心のコンビニを過ぎたあたりで　
ん？
と　思いました。

そして　そんなときに限って　前に行く手を阻むゆっくりさんがいる。
なかなか進まない車。

2/3ほど行ったところで　これは・・・
と　脂汗が出てきた。

近くにあるのは　地図上では確かめたけれども　行ったことのないコンビニのみ。
しかも　道から外れている。

寄るか　それとも一気に行ってみるか・・・
職場の近くの駐車場は停めにくく　しかも5分くらい歩く。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうだ！　ストッパ！

信号待ちで鞄から出して　飲む！

ん？

すごい！

飲んだ直後
さっきまでお腹のあたりにあったさしこみ？が　一気に解消。
お尻のあたりは　むずむずしているけれども　これなら何とか行けるか？

結局　駐車場に停め　トイレに駆け込み　事なきを得ました。

ストッパ　効くね！

と　思い　家に帰ってネットでの評価を調べてみると
即効性はない！
とのご意見が多い。

ってことは・・・自分の場合　単に「病は気から？」なんですかね。
しかし　下してたしなあ・・・（そんなこと反芻するな？＾＾；）

すごく不思議ですが　あの１５分で救われた。
効いて悪いことはないので　飲み過ぎはよくないだろうけれども
もしものために　ストッパを鞄に常備しようと思いました。

いがぐりおは　脂汗出たことある？
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「里山の道」今森光彦

今日は暖かでしたね。
代わりに花粉が飛んでいる～TT

さて　今森光彦の「里山の道」を読みました。

	里山の道
	今森 光彦
	新潮社

え・・・今森さんって　昆虫切り紙の人だと思っていたのですが
写真家だったんだ・・・

という気持ちで見始めた写真集。

ああいう繊細な切り紙を提案できる方だけあって
すごい。

これは　行ける！
という写真を撮れたためしがない。

腐るほど撮る子供の写真ぐらいは　
おおっ！というものが撮れるんじゃないかと思いますが
それすら　ほぼ撮れたことがない。

だから　写真を撮るということを職業とする方への尊敬の念は半端ないです。

どうして　こんな風に素晴らしい風景を切り取ることができるのか？

今森さんが切り撮った里山の風景は　詩情があり　どこか切ない。
しかも　手放しで美しい。

ただの風景でなく　里山なところが　またいい。
人が暮らしているという気配や力強さがある。

棚田だったり　案山子だったり　はじけた栗や　
霜が降りたはっぱだったり　雪景色だったり・・・

最後の日暮れの風景は　もう・・・

どうしたら　こんな写真が撮れるんでしょうか？
ああ　１時間でいいから　弟子入りしたい。

え・・そういう問題じゃない？　やっぱり？　＾＾；

いがぐりおは　写真撮るの上手い？
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「ネコと歩けば」岩合光昭

今日はすごく晴れていて日差しは暖かでしたが
仕事が終わって外に出ると意外と寒かった。

さて　昨日は大変ご心配をおかけしました。

大分マリファナ海溝くらい落ち込んでいましたが
珍しく早く帰ってきた夫に愚痴ったらちょっと回復。

朝になったらほぼ回復。

「こんな気分のときは、岩合さんの猫でしょ？」
と思い立ち、図書館で岩合さんの猫写真集を借りてきました。

猫足。
ぶっとくて、可愛すぎる。TT

猫って普段は、個人行動なのに
どうして時々、「一体、何？」って思うくらい集まってくるんですかね？

岩合さんのこの写真集でも、猫が集合して一点を見つめているときがある。
家から出てくるご主人様だったり
出てくるご飯だったり・・・

家から出てくるご主人様バージョンでは
猫たち、硝子戸に両手パンチしてますから・・・・
どんだけご主人に会いたいんだ。TT

夜に猫の集会。
大島弓子の「綿の国星」で猫の集会が何度か出てきますが
実際にあるらしい。

そして、写真集の最後の方に、横たわる岩合さんの近くに群がる猫たち。
すごっ。

普通、猫って近づくと逃げるものだと思ってましたが（飼い猫以外）
岩合さんには、『またたびの術』とかあるのかなあ。

そうじゃなければ、こんな素敵な写真集取れませんね。
きっと何か技があるに違いない。

飛んだり跳ねたり　転がったり　飛び降りたり　じっとこちらを見つめたり。

いやあ、たっぷり癒されました。
明日からも頑張れそうです。

もう完全復活です。
我ながら立ち直り、はやっ！

皆さまも、是非！

いがぐりおは　ネコ好き？
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おやすみなさい

今日は花粉が飛んでますねえ・・・
春なんだな～

さて　昨日今日と　打ちのめされるような出来事が続き
鈍くて打たれ強い私も　さすがにリングに沈んでおります。（リングか・・＾＾；）
しかも・・・明日　仕事。。。

というわけで　今日は元気がないので　もう休みま～す。
お休みなさ～い。

いがぐりおは　花粉症？
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「さるのせんせいとへびのかんごふさん」

今日は　朝は暖かった気がしましたが
夜は冷たい雨でしたね。
なんか今日の図書館の残業時間は、千客万来で疲れました。TT

さて　「さるのせんせいとへびのかんごふさん」を読みました。

	さるのせんせいとへびのかんごふさん
	荒井 良二
	ビリケン出版

絵本千本ノック修行中のまんじゅうです。
え・・・もういい？＾＾；
そう言わずに、どうかお付き合いくださ～い。

うーーーん。
新たな働き者出現です。

この本は、同じ作者の逆バージョン
「へびのせんせいとさるのかんごふさん」という絵本と対になっています。

両方読まれると
「うーーーむ。人生の縮図を見た思いだ！」
と、唸ってしまうかも・・・

ずーーっと以前、風邪をこじらせて５日間点滴になったときのことを思い出しました。

病院が休日のときも、点滴してくれたのは非常にありがたかったのですが
看護婦さんは不在のため
「今日はさあ、針刺すの久しぶりなんだよ。
　上手く刺せるかなあ・・・」
と、医師（高齢）が言いながら点滴針を手に取ったとき、内心
『帰ってもいいですか？』
と思った。

だから、私はたぬきの気持ちが良く分か～る。
ヘビに対する偏見が少し減りました。

お勧めです！

いがぐりおは　ヘビ好き？
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ひまわり１１０番

今日は暖かだったのですかね？
明日は冷たい雨になる模様ですね。

さて　実家に古いプラスチックの看板がついています。
その名は　ひまわり１１０番。

私がまだ小学生の頃の話ですが　
もしもの時　子供たちが駆け込んでいい場所の印として　
ひまわりのイラストがついた　この看板が付けられました。

当時は専業主婦の方が　大半を占めていたのではないかと思いますし
どういう経緯で　我が家のフェンスにこれが付いているのかは知りませんが
もう　40年近くついたままです。

はたして　小学校では　今も　万一の場合は　
この看板の家に助けを求めなさいと教えているのだろうか？

実家の両親は　なんとなく外すわけにもいかず　そのままにしてあるようです。

そして　我が家の塀にも　同様の看板が付いています。

しかし　この看板　まだ10年くらいしか経っていないのに　
退色してしまい書いてる字も絵も全く読めない。
すぐにこうなりました。

数年に一度　思い出したように　学校から電話がかかってきて
「このまま継続していいですか？」
と　聞かれるので　その度に
「それは構わないけれども　あれでは看板の意味をなさないのではないですか？」
と　お伝えしているのですが　全く取り替えるそぶりはありません。
家庭訪問の際に　先生にお伝えしたこともありましたが　
「分かりました！」
と言われますが　こちらも効果なし。

学校側は　
「付けていただいているだけで　防犯の効果がありますから。」
と　言うが　

読めない看板でビビる犯罪者いるんかい？＾＾；

実家の看板は40年たった今も　はっきりくっきり字も絵も読めるので　
いっそ　取り換えたいくらいです。

ちなみに　今までなんどか　夏の熱い日に　小学生が
「水を飲ませてください！」
と　飛び込んできたり
「トイレ貸してください！」
と　来たことがあるようなので　
やはり　意味があるのかなあ・・・

いがぐりおは　駆け込んだことある？
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