初冬の富士山を観ようと、山梨県側の富士山山麓にある富士五湖のひとつ、山中湖から一登りして、富士山の眺望を独り占めできるという鉄砲木ノ頭と高指山を選んでから「房総の山仲間」グループで実行に移した。
私的にはいずれも二度目の山です。
前二回の生瀬富士と岩櫃山の罪滅ぼしの軟弱な山です。
・日 程:2024年12月5日(木)晴、風無し
・往路行程:君津IC6:00=(談合坂SA)=山中湖IC=山中湖プラザ8:40
・コース:山中湖プラザ(900m)9:00…三国山ハイキング入口9:05…パノラマ台9:20/9:40…鉄砲木ノ頭(1291m)10:20/10:30…切通峠11:15/11:25…高指山(1174m)12:05/12:55…高指山入口13:25…平野ザス停13:45…山中湖プラザ13:55
※行動時間;5時間10分、歩行距離:11.0㎞、累積標高差:登551m、降550m
・復路行程;山中湖プラザ14:15=紅富士の湯14:25~16:35=山中湖IC16:40==君津IC19:05
☆メンバー:山田、伊藤、小川、森内、高橋、藤原
*期待通り中央道からも富士が眺められ、奥多摩のあの特徴ある大岳山に馬頭狩尾根が延びているのを確かめながら・・・山中湖プラサに。富士山は流れる雲の中に頭をしっかりと見せてくれて安心してスタート、2グループの4人が先行する。
パノラマ台まで来ると、山中湖が眼下に広がり、遠くに南アルプスの甲斐駒ヶ岳・鳳凰三山・北岳・間の岳・農鳥岳が鈍い白銀も確かめられ、一段と富士も大きく被さってきて、山中湖を挟んで石割山から大平山・大出山の稜線、その奥に鹿留山・杓子山・高座山、右奥にどっしりと佇む御正体山と、まさにパノラマ台です。
目指す鉄砲木の頭はススキの穂波の上に饅頭のようにこんもりと盛り上がっていて、富士山を右手に、後ろには山中湖を従えて登ること40分で到着。またここで眺望を貪ります。南アルプスがパノラマ台よりもはっきりとしてきました。黒岳から節刀ガ岳の稜線の奥には八ヶ岳も確かめらえるようになってきました。
苔むした三角点にタッチして、次の高指山を目指します。ブナや楓の落葉をサクサクと踏んで、木立の間から富士山を眺めながら結構降って切通峠に。
高指山まで又ひと登りですが、高橋・森内・山田の三人は先行の三人からいつも置かれての遅々たる歩みです。老生ももう年貢の納め時かなーと思います。
高指山のカヤトの山頂でなんと贅沢の昼食でしょうか、自分の足で稼いだからこそ得られるこの眺望が最大のごちそうで、心もお腹も十二分に満たしてくれました。ありがとう富士山です。
降りのロケーションも最高で、カヤトの中を富士山に山名湖に向かって下っていくのです。
降りきって、廃墟になった別荘地を抜けてからのアスファルト歩きは疲れましたが。予定通りの時刻に山中湖プラザに到着しました。
日帰りの湯は、紅富士の湯で入場からのシステムが何か人間味が無く機械的で、これも合理化の一貫でしょうか。しかし、風呂場・露天風呂・休憩所からの展望は富士山が目の前にどっかりと座っていました。風呂上がりの休憩所で山帰りと思しきご婦人は、今日は石割山から大出山を縦走して、更に下山後はここまで歩いてきましたと、そして太陽が富士に架かるのはもうすぐですと教えてくれ、2人でシャターを切りました。
心満たした食後も豪華?にと思っていましたが。ここのレストラン?の食事メニューの貧祖にはがっかりしました。反省、最近の山行からも日帰りの湯施設での食事は避けて街中の食堂の方がベターだと思いました。
帰路の車ではビールの性もあって助手席で居眠りしてドライバーの勉ちゃんゴメンナサイ、ありがとうございました。