きれいな瞳に、一瞬はっとさせられて、目を留めました。
先々週のベトナム出張で、読んでいた機内誌のなかの
記事です。
各エアラインの機内誌、けっこう好きで、いつも海外へ行くときは
読んでいます。
その国のローカルねたや、美しい自然、生活、経済、
あらゆる記事が載っていて、写真がとてもきれい
ベトナムエアラインで読んだ機内誌、「HERITAGE」も、
ベトナム人の生活ぶりを映し出す写真が多く載っていました。
「Sacred Work」 (聖なる仕事) と名前のついた記事、
ベトナムでは欠かせない、お香をつくる仕事をフューチャーした
ものです。
この女の子は、お香をつくる過程で、こんなに泥んこ(正確には
泥ではなくてお香の原料だけど)顔に
なのに、何でこんなに美しいんだろう
圧倒的です
ベトナムでは、旧正月を祝う時、必ずお香をたくようです。
"It considers every incense stick as reflecting the
quintessence of harmony between heaven, Earth
and its inhabitants"
お香を焚くとき、天国、地球、そしてそこに住む生き物達の
調和を見出すことができる。。。。
お香は、それを反映している、
という文章。
"People believe that the trade of making and selling
incense has close association with the spiritual world"
お香を作り、それを売る。という仕事そのものが
スピリチュアルな世界とつながっている―。
なるほどなるほど。。
お香のけむりは、とても神聖なものとして扱われて
いるけど、それをつくる人たちの生活を垣間見たのは
初めてです。
そして、そんな神聖な仕事をしている人の顔が、
美しく見えるのも、分かる気がしました。
ベトナムの人の活気溢れる顔。
生命力を強く感じるその瞳。
メイクアップ商品が溢れる日本できれいを追求する
女性達。
表面的なものばかりに自分もとらわれてしまう。。。
でも、この女の子の瞳にはかなわないな。。。
これこそ私の欲しい美。