足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




日曜日,出身大学である同窓会が主催するリフレッシュセミナーなるものに参加してきました。先々週木曜日は手術の手伝いで岡山入り,先週木曜日は勉強会で岡山入り,そして日曜日と2週間のうちに3回も岡山へ行ってきたことになります。
さすがに疲れますがその分ロードスターに充分すぎるくらい乗ることが出来ました(笑)。

特に日曜日は,同じ大学出身のA先生も同行。助手席にまともに人を乗せて走るのは本当に久しぶりです。行きと帰りでショックの堅さを変えてみたりして,A先生にも乗り心地を評価してもらいました。狭いバケットシートに往復四時間も揺られたA先生,今日は筋肉痛出ていませんか?(笑)とにかくお疲れ様でした。

さて,リフレッシュセミナーの方ですが,今回は自分の出身教室(歯周病科)の先生方が講師陣を務められていましたので,内容の方は勝手知ったる的部分が多かったですし,いろいろ懐かしい先生方とお会いすることが出来ました。

ただ,少し悲しかったのは歯周病の治療は,少なくとも私が歯科医の免許をとってからの十数年間,基本的部分は変化していないと言うことにあらためて気がついたことです。
これだけ日進月歩は当たり前のように技術改革が目まぐるしく起きている時代において…です。
もちろん,骨を再生させる技術や歯を失った後の治療技術(インプラント)など,スゴイ勢いで発展している分野もあります。しかし,歯周病の病態を捉える方法や基本的な治療方法は未だに旧態然たる物です。

現教授から,岡山大学が現在取り組んでいる新しい歯周病診断システムについて説明もありましたが,画期的なブレイクスルーとなる可能性は少々低く,かつその診断が出ても治療方法は以前とさほど変わらないという,自分的にはかなり消化不良な内容でした。

それだけ歯周病がやっかいな病気ということなんだと思いますが,それにしても何かのブレイクスルーはしたいところですね…

そう言ったいろいろなことを考えるきっかけになったという意味においては,本当に「リフレッシュセミナー」でした。



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