足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




我が診療所の建物は築20年を超えています。20年経過したビルが「古い」と言われる部類にはいるかどうかわかりませんが,「新しく」はないですよね。

私の歳になると,ごく一部の同級生を除いてはほとんどが「開業」という道を選んでいます。たまに彼らの診療所を訪ねることがありますが,新しい建物,設備に出るのは「ためいき」


経年変化だけはどうしようもないですもんね。そんな診療所ではありますが,少しずつ改良は加えています。昨年はレントゲンをデジタル化するのに伴って,LANシステムの構築や空調システムの改良等々。。。

今年は目立ったところは変更していませんが,新たなる改良に向けて準備はしています(来年くらいには公表できる?)。

待合室もそれほどスペースにもゆとりがなく,座っていただくソファも年季が入っているのですが,そんな中に一枚の絵と一枚の色紙を飾らせてもらっています。

実はいずれも「患者様」の作品です。それも不定期ですが月一回くらいのペースで変えていただいています(いずれもご厚意で)。おかげで,長く通院されている患者様の中にはそれを楽しみにされている人もあります。



今月の色紙の言葉はとても感銘を受けました。





この色紙を書いてくださっている患者様は60代の男性の方。かなり年配になられてから「書」をはじめられたのだそうです。おそらく,専門家の方から見ればまだまだ稚拙な作品なのかもしれませんが,一生懸命な姿勢が本当に伝わってきます。

それだけで「感謝」です。

何より言葉もいいですよね。

「辛」と「幸」,もともとそのような意図で作られた漢字ではないと思いますが,一つ乗り越えると幸せが訪れるなんてとても素敵です。

頂いた日は,しばらくじっと眺めておりました。

私も人生これから(#^.^#) まだまだ頑張ります。

↑今が辛いという意味ではありませんが。。。(でも,いろいろありますよね)

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