足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




2009.09.20
広島県三次市のマツダ自動車試験場で,ロードスター誕生20周年イベントが開催されます。

衝撃のデビューからもう20年。あっという間だったような気がします。

デビュー当時,大学生だった私は車好きの友人と早速近くのディーラーに試乗に行ったのを覚えています。あの当時は試乗も予約がいるほどで,平日の昼間に自由がきく大学生の身分はとてもラッキーでした

もちろんオープンの状態で試乗したのですが,アクセルを空ぶかししたときのサウンドがダイレクトに耳に届く気持ちよさ,シフトノブに伝わるエンジンの振動,何もかもが衝撃のドキドキ度でした。

もちろん走り出しても,そのドキドキはおさまりませんでした。そんなにスピードを出していない状態でも純粋に運転が「楽しい!」と思えたのは,ロードスターがベストであり,未だにこの車以上のものに出会ったことがありません。

発足したばかりだったユーノスブランドのお店も,それまでのマツダディーラーにはない上品な店構えでした。

もちろん学生の身分で購入なんて夢のまた夢でしたが,時間だけはたっぷりありましたから,何度試乗に行ったでしょうか。。。。

よくディーラーの方も乗せてくれたと思います。ま,お客さんのいない平日の朝早い時間とかでしたからね…

その後,アルバイトでお金をひとしきり準備して,車を手に入れますが,最初に買ったのは軽自動車でした。ロードスターもスポーツカーとしては庶民的な値段ではありますが,学生にはやはり高嶺の花でした。(今なら中古車がいっぱいあるんですけどね)

運転するのが好きでしたから,軽自動車も「よく走る」タイプの軽自動車を購入しました。それはそれで楽しかったのですが,それでもまだ試乗に通っていましたから,ほとんど中毒ですね


で,実車を手に入れるのは大学を卒業し,大学院に通い始めてから。
その頃ロードスターの方は1.6Lのエンジンが1.8Lに変更されることが公になり始めた頃でした。1.8Lに変更されることについては,自動車雑誌などでも「バランスが崩れる」などのデメリットを指摘する声が非常に多く聞かれていました。

私自身もその意見に共感していました。当時,まだ結婚はしていませんでしたが,つきあっていた嫁さんにそのことを話していますと,

「そんなに欲しいのだったら,無くなって後悔しないうちに買ってみたら?維持できなければその時売ればいいんだし…」

と背中をポンと一押ししてくれて決心がつきました。

奨学金をもらう学生の身分でありながら車のローンを組んでいたなんていうと,本当は御法度なのかもしれませんが,奨学金は生活費に,アルバイトをローン返済に充ててなんとかやっていたのを思い出します。


そんな車の思い出にもう一度浸ろうと,当時の写真を探すのですが,どこに片付けたのか(引っ越しの時に処分してしまったのか),見あたりません。

また見つけることが出来ればアップするつもりですが。。。。

何はともあれ20周年。デビュー当時からの一ファンとして心からおめでとうとお祝いします。

そして時代は車に厳しい状況になりつつありますが,適応進化をしながらロードスターであり続けて欲しい。。。。そんな願いでいっぱいです。

頑張って下さい。マツダさん。
20周年記念イベント,徳島の地から盛会をお祈りいたします。



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