核廃絶求める署名100万人分に 全国の高校生が集める
朝日新聞デジタル 8月11日(日)18時47分配信

累計100万筆の署名を達成して、笑顔を見せる高校生たち=11日午後1時55分、長崎市筑後町
【井口恵理】核兵器の廃絶と平和な世界の実現をめざして全国の高校生が毎年集めている署名が、累計100万人分に達した。11日、主催の市民団体「高校生1万人署名活動実行委員会」が長崎市で集会を開き、発表した。
【写真】高校生平和大使に署名を託す高校生たち=11日午後1時48分、長崎市筑後町
署名活動は「微力だけど無力じゃない」を合言葉に、2001年から始まった。活動は世界各国にも広まり、韓国、ブラジル、フィリピンなど世界13カ国でも署名が集まった。今年は全国の200人以上の高校生が署名を集めた。これまでにかかわったのは、のべ1000人を超える。
この1年間で集めた署名は過去最多の19万5704人分にのぼった。これらは、関連する市民団体が全国から募った高校生平和大使の20人が20日、スイス・ジュネーブを訪れ、国連欧州本部に提出する。
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朝日新聞社