呉かみしばいのつどい ~紙芝居はワクワクどきどき~

子ども達と心を通わせ、共感の感性を育む
日本独自の文化、紙芝居
紙芝居の輪が広がりますように~

入院中の子ども達こそ紙芝居

2016年01月07日 | 小児病棟での活動
前にも書いたのですが、新年を迎え気持ちを新たに活動紹介しますね。

小児病棟でのボランティア活動を、2000年から続けています。
「えほんのつばさ」です

場所は、広島赤十字・原爆病院と
広島大学病院内の小児病棟のデイルームです。
広島赤十字・原爆病院では、無菌室にも入りますよ。

活動は2名から始めました。
絵本と紙芝居から始めました。
現在は多才な男女8名です。

紙芝居や絵本、ストーリーテリングの勉強をしている人や、気象科学の先生や、子育て相談をラジオで8年続けていた相談員、付添いのパパママの支援や相談は、元患者家族が体験から寄り添います。
愚痴でも何でも聞いちゃいますよ。

6月で16年目を迎えますが、子ども達にとっては治療をしながらも、そこは成長の場であることを忘れないように活動しています。

子ども達にとって私たちは、医療従事者でもなければ見舞客でもないので、子ども達の病状も知らない おばちゃんとおじちゃんです。

長期入院、長期治療の中は、一般社会と切り離された暮らしとなります。
退院してからの、長い人生が待っています。
社会から忘れられていないと感じることは大切で、私は一般の人として、社会の風を運んでいます。

退院後、親子がスムーズに社会生活を送り、幸せな未来が描けるお手伝いができると嬉しいです。


先日、紙芝居が大好きになった子ども達が、急に「私もやりたい、やりたい!」と紙芝居を演じた姿に励まされました。

入院中に色々な制限がある中で、子ども達は指示待ちになりやすく、自分の意思を持って選んだり行動することが難しくなりがちです。

子ども達は、半年くらい紙芝居をかぶりつきで観ていまし
やりたい 突然でした。
嬉しい瞬間に、涙が溢れました。

共感の感性を育てる紙芝居は、一緒に観る人との一体感を味わうことが出来ます。

幼稚園や小学校に通えない入院中の子ども達に、集団生活の中で自然と育まれる共感の感性を紙芝居は届けることが出来ます。

演じた子ども達は、たくさん拍手をもらって胸を張っていました
その姿を見るママの嬉しそうなこと。
自信を持って生きていって欲しい。

これからも、入院中も成長している子ども達とパパママを、仲間と共にゆっくりと応援していけたら嬉しいです







ふうちゃん全国大会へ

2016年01月03日 | ふうちゃんのそら
語り継ぐ紙芝居『ふうちゃんのそら』は

広島県立呉市立昭和高校の放送部は、来年の全国大会に出場が決まりました
スゴイです
私たちも、インタビューにこたえました。
5分以内のDVDです。
タイトルは「ふうちゃんのそらは青空」



完成披露を昭和高校にて、見せていただきました。
熱い指導の佐藤先生率いる、3人の高校生と記念写真をパチリ


紙芝居作家、よこみちけいこさんのブログから更に詳しく見てね


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あけましておめでとうございます。

2016年01月03日 | ふうちゃんのそら
2016年がスタートしました。
今年も、どうぞよろしくお願いします。

昨年は『ふうちゃんのそら』が生まれた年でした。
幼稚園、保育所、小学校、児童館、高校、図書館、高齢者施設など、さまざまな場所で紙芝居『ふうちゃんのそら』を、主人公の中峠さん自身が演じました。
昨年は約40カ所になり、今年も増え続けています。
観ていただいた皆さん、ありがとうございました。

自費出版した絵本も
500冊が完売して、まだ欲しいとご要望頂いています。

地元呉だけでなく、
今、全国に羽ばたいている『ふうちゃんのそら』です。

これから10年20年30年、50年経っても残こして次の世代に手渡していく作品にしたいとの願いを込めて制作しました。

そのためにはどうしたら良いか考え中です。
良い方法があれば教えてくださいね。



紙芝居の最後に、
「にじ」を合唱すると、子ども達の心に平和の空が広がります。