小林秀雄の言葉 ( その49 )

　濫読による浅薄な知識の堆積というものは、 濫読したいという向う見ずな欲望に燃えている限り、 人に害を与える様な力はない｡ 濫読欲も失って了った人が、 濫読の害など云々するのもおかしな事だ｡ それに、僕の経験によると､ 本が多過ぎて困るとこぼす学生は、大概本を中途で止める癖がある｡ 濫読さえしていない｡
　　　「 読書について 」 11　-　八〇 　（人生の鍛錬 P.74)

「 コブシの花 」の アップ

　遠目で見ると、白モクレンに似てますけど、まさに子供の手のようですね。( 名前の由来、確かそうでしたよね？ ) とにかく、たくさんお花が咲いてきて、まさに春ですね。とはいえ、今日は一日中「 冷雨 」とのこと。 それで、昨日は今日の分も歩いて、１万７千歩以上歩きました。 午後の散歩は、さすがに疲れてきて、少し予定を短縮して帰りました。
　追記：Wikipediaによると、「果実は集合果であり、にぎりこぶし状のデコボコがある。この果実の形状がコブシの名前の由来である。」だそうです。( 記憶は曖昧なものですな )

「 コブシ 」の 巨木

　先週見た時は、まさに、かたい拳 ( こぶし ) の様な、つぼみだったのに、昨日行ったら満開でした。 樹高 15 ～ 20ｍ もありそうですから、まさに「 コブシ 」の 巨木ですね。 こんなに大きいと「 北国の春 」のコブシのイメージとは違いますね。「 北国の春 」のコブシは、ひっそりと咲いている感じがします。( そう思うのは、私だけですかね・・・ )