りんごちゃん 速達で~す!

亡き愛犬「りんご」の生まれ変わり?
エンジンルームから救出された三毛猫
「あずき」の成長記録です♪

犬撫で声♪

2012年05月10日 | わんこ・動物
一週間ほど前に、「おヒゲのあいちゃん」 の 動画 を  したところ、思いがけない反響があったんです。

  第一証言者・えふさんによる、くろ太君の行動 

       「りんごママさんの声に反応して、パソコンの下にもぐりこんで来ました~!」

                    
                     くろちゃん、お顔見えてないやん 


  第二証言者・妹による、ランちゃんの行動

       「おねえの声に反応して、パソコンの前で首をかしげてた~!」

                
                  ランちゃんは私の声、覚えてるでしょ~

くろ太君とランちゃん、2匹ともパソコンから流れる私の声に何らかの反応を示したとの事です  

突然家族以外の声が聞こえるんだもん。当然と言えば当然かもしれませんね~

でも、何度も会っているランは私の声を覚えているでしょうが、一度も会った事のないくろ太君までとは驚きました。

あの時は確か・・・「あいちゃ~ん、お母さんは?あいちゃ~ん!」

カメラが苦手なあいちゃんに、何度も呼びかけをしていました。しかも普段よりも1オクターブ高い声で。

 「お姉ちゃん、声、作ってたやろ?」 カー子の鋭い突っ込みにドキッ! 

ビデオから流れる自分の声が大嫌いです!鼻が詰まったような、それでいて年齢と共にだんだん低くなる声が本当にイヤ!

                                                

『猫撫で声』・・・人の機嫌を取る為の、甘く優しい声  (辞書を引きました) 

昔、そんな友達いましたわ~何故か男の人の前に出ると、いきなり声が高くなりやたらと語尾が伸びる子でした。 

私にはそういう裏技は使えるはずもなく、その子と一緒の時は絶対に不利な立場です。 

『猫撫で声』 は無理だけど、犬好きの私には奥義!必殺技がちゃんとあるのだ! 

               『犬撫で声!』 

 男の人にはモテなかった私ですが、犬にはモテる自信があります!キッパリ宣言してもいいでしょう! 

犬の心を惹きつける声の出し方、知りたいですか?どうしようかな~?本当はナイショなんだけど・・・ 

      ズバリ!自分も犬になったつもりで語りかけるのです! (本当か?)

              
                「さっきからお母さんが呼んでますよ。」
                「どうせ、くだらない事だよ。無視!無視!」
                「でも・・ちょっと甘い声だし、もしかしたらオヤツタイムかも?」



 犬を見るとつい声を掛けたくなります。思いっ切りの 『犬撫で声』 です。

   りんごもパパさんの低い声より、私の声への反応の方が強く時には焼きもちを焼いていたパパさんです。

     「りんごはお母さんっ子やもんね~!」 と得意気に言うと、「声や!声!」 と反撃していました。

      得意の 『犬撫で声』 を武器に、今日も次の可愛いワンちゃんを探している私なのです。
 

                                 「気をつけよう!甘い言葉と、犬撫で声!」    りんごより 

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猛犬注意!

2012年05月09日 | りんごの思い出
りんごがいた頃、うちは小さな商売をやっていました。店はお義母さんが切り盛りしていたので基本的に私達夫婦はノータッチです。

 「ごめんくださ~い!」 「すみませ~ん!」  

     ウ~ワンワン~~~  

お客さんが来るたびこの調子です。  何年経っても看板犬にはなれないりんごちゃん。

            いつの間にやら、義母がダイソーでこんな物を買って来ました。
 
               
                 今も玄関にぶら下がってます・・・

本当は人が来ると嬉しいんです。井戸端会議も大好きだし、パパさんの友達が来ると眠いのを我慢して帰るまでそばにいたし。

    「ピンポ~ン」 = 「ワンワン」  これは条件反射ですね~

無駄吠えを直す練習もしたんですが、飼い主の根気と根性の無さから挫折  これだけが私の子育て失敗だと心残りなの。

来客のたびに吠えるりんごですが、しばらくすると 「ク~ンク~ン」 と甘えた声に変わります。

 「どうぞお茶でも飲んでいって下さい・・・あら~遠慮などなさらずに。」  

毎回そんな歓迎を (?) 受けていたあるお客様が、苦笑いをしながらこう言いました。

   「弱虫な猛犬!に書き直せば?」 

まさにその通り!「山田く~ん!そのお客さんに座布団5枚!」  って言うほど可笑しくて義母と大笑いした思い出があります。 

               
                 これはカー子ちゃんからのプレゼント。今も部屋のドアにかけてあります

商売を辞めて10年近く経ちますが、先日ある用事があり座布団5枚の元・お客様が家に来ました。

 「エッ?りんご死んだの?そうなんや・・・ちょっと弱虫な猛犬で可愛かったのにな~」

このおじさん、本当は犬が大好きでりんごの事も随分可愛がってくれたんですよ。りんごの事、覚えてくれてたの? 

家に上がりお茶を飲み、おじさんの近況報告や世間話が一段落つくとりんごの話題に移りました。

 「久しぶりに吠える声、聞けると思ったのになあ・・・」 おじさん、ちょっと寂しそうだった。 

          弱虫でも、りんごがいれば安心でした

               
                 「ウー、ガルルゥ~」       
                 「りんご、何かいるの?まさか・・・クマ?」
                 「レジャーシートにアリさんが侵入して来ました!」
 


 大工のおじさんもそれなりに年を取り、昔のような威勢の良さは無くなりました。

  りんごがいたら・・・おじさんの横にちょこんと座って、お茶菓子の食べこぼしを狙っていたかもしれませんネ・・・
  

                             おじさん!りんごは弱虫じゃないもん  りんごより 

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突然の訃報

2012年05月08日 | わんこ・動物
昨日の夕方、いつもの場所でゲロゲロ特効薬の草を食べていた 『柴犬のラルフ』 に会いました。   

お散歩のお供は、珍しくおばあちゃんのお孫さんでした。帰省でもしているのかな?

 「ラルフこんにちは!今日はお兄ちゃんとお散歩?おばあちゃん、どうしたの?」

                       

                       

                       

    「ばあちゃん・・・亡くなったんです・・・」 

    「エッ?うそでしょ?」  

    「朝から調子が悪く・・・今日のお昼ごろ、急に・・・」

信じられない突然の訃報に、私は驚くばかりで頭の中が真っ白になり心臓だけがバクバク音を立てていました。

             5月2日の朝、こんな写真を撮ったばかりなのに・・・

               
                義母と立ち話しをしているおばあちゃんと、退屈そうなラルフ。

おばあちゃんっ子のラルフは、 『ワンコ協力隊』 として私のブログにもたびたび登場してくれます。(過去記事・1) (過去記事・2) (過去記事・3)

大急ぎで義母に訃報を知らせると、義母もまた 「エ~!」と叫んだっきり後は唯、泣いてばかりです。 

義母は前日、散歩中のおばあちゃんと会っていました。いつものようにラルフのアレルギーの話をした後、何故か急に・・・

 「家族に迷惑が掛からないよう、ピンピンコロリで逝きたいわ。でも、ラルフが生きてる間は私も頑張るちゃ!」

どうしてそんな事を言ったのですか?おばあちゃん、悲しすぎるよ・・・そんな話は悲しすぎる・・・ 

               
                  ラルフ、我慢しなくていいから!泣いてもいいからネ・・・

ゲロゲロ特効薬を食べたラルフは、天を仰ぐように空を見上げ、お腹の中に溜まっていた物を一気に吐き出しました。

不思議な事にいつも私には無関心のラルフが、急にそばに寄ってきて手を舐め始めました。

   
    おばあちゃんがお星様になったの・・・  どうしたらいい?             カイカイのお薬・・頑張って飲んでも、もう誉めて貰えないの?

ラルフが草と一緒に吐き出したのは、心の中に溜まっていた悲しみと信じられない気持ち、そして不安・・・ 

ずっと私の手を舐め続けるラルフ。それはまるで号泣しているみたいでした。 その姿を見ていたら私と義母もまた涙が 

       おばあちゃん、お疲れ様でした。天国からラルフを守ってあげてね。

               
                 「おばあちゃん、足元に気をつけてよ!」
                 「ハイハイ!帰ったらカイカイのお薬飲もうね。」
                 「ちゃんと飲むよ!だっておばあちゃんが誉めてくれるもんね!」



 雨の日も、風の日も、雪の日も、晴れの日も、おばあちゃんはいつもキチンとお化粧をして散歩に行っていました。

   上品で綺麗で優しく、そしてとても可愛いおばあちゃんでした。りんごも随分可愛がってもらったんです。

   突然の訃報に私達もまだ信じられない思いですが、ラルフはちゃんと分かっているような気がします。


          おばあちゃん、安らかにお眠り下さい。心よりご冥福をお祈りします・・・
 

                              おばあちゃん、ありがとうございました。   りんごより 

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犬たちの内緒話・・・

2012年05月07日 | りんごの思い出
本のニオイが苦手ですぐお腹が痛くなるくせに、最近よく図書館に行く私です。  

           『児童書・新刊コーナー』 で面白い本を見つけました。 


               
                 あすなろ書房さんより出版

主人公は6匹の犬です。そのうちの1匹は自分を犬だと信じているヤギなんですが・・・ あらすじをちょっとだけ・・・

   長い間、近所付き合いをしている仲の良い6匹の犬 (1匹はヤギね) は、飼い主の人間達を 『ペット』 だと思っています。

   『ペット』 (飼い主) が仕事や学校に出かけ留守になると、皆で集まり 『犬の病院』 というお気に入りのテレビ番組を観るのが日課です。

   そして、次から次へといろんな事件が起こります。6匹の犬達はチカラを合わせて大奮闘を・・・・ 


「山西ゲンイチ」さんという方のイラストも可愛くて、犬好きの大人も充分に楽しめる一冊でした。 

                                

散歩の途中ワン友さんに出会うと、飼い主は立ち話を始めます。たまに長くなる事もしばしば・・・

   「りんごちゃんのお母さんって、本当にお話し好きだよね~」

   「確かに・・・あっ!チョコちゃん、もうウンPはしたの?」 

   「まだなんだよ!だめだ。もう我慢できない~」 

       
         犬達はどんな内緒話をしているのでしょうか?チョコちゃん (男の子) は左下のお口が真っ黒の子です。

人間には聞こえないけど、犬は犬同士でこんな会話をしていたかもしれません。 

昨日のオヤツは○○だったとか・・・ 今度のお休みには家族で○○へ行くとか・・・

お父さんとお母さんがくだらない事でケンカしたとか・・・    これはちょっとマズイですね 

   私の秘密・・・知ってるワンコがいるかもしれない・・・ 

          
            「チョコちゃんのおうち、昨日は焼肉パーティーをしたんだって!」
            「ふ~ん・・・それは良かったね。」
            「うちでもやろうよ!ねえ~今度の日曜日に焼肉パーティーやろうよ~」
            「残念でした!日曜日はお刺身に決めてるし」
            「エ~!チョコちゃんにもう言ったもん。うちもパーティーするって!」



 タイトルに惹かれて借りた本ですが、読み進むにつれてまた妄想が広がりました。

    犬の会話、特にヒソヒソ話はぜひ聞いてみたいですね~。きっと楽しいだろうな・・・想像したらワクワクしてきます。

     ん?待てよ・・・犬は人とはお話出来ないけど、ある程度人の話は理解してるんですよね。・・・という事は 

    りんちゃん、今日は焼肉パーティーにするからお母さんの失態、『犬の国』 のお友達にバラさないで~
 

                               もう遅いですぅ  お喋りなりんごより 

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エリカラ生活、1ヶ月!

2012年05月06日 | りんごの思い出
「ワンコ協力隊・くろ太隊員」・・・ こんな姿の写真がくろ太ママから送られてきたぞ! 

       「くろ太隊員!どうした?誰にやられたんだ?大丈夫なのか~」

                       
                         宇宙服みたいで、やけに似合ってるし。

 「タマタマ取った後、傷口が化膿して・・・舐めないように初めてのエリカラですぅ~」  (くろ太ママ・えふさん談)

くろちゃんは、4月の中旬に去勢手術が終わったばかりです。術後、エリカラ無しでの帰宅報告にビックリした私なの  (過去記事)

 「内服薬、塗り薬、消毒薬、それにエリカラ代含めて7000円だった!」  

 「ねえ、えふさん・・・今の時代エリカラって、買い取りなの?」 

 どうりでキレイなエリカラだと思いました。色も透明で犬の視界も遮っていないし。  

りんごもエリカラを付けてた時代があります。「肥満細胞腫」 というお腹に出来た腫瘍を取る手術後一ヶ月間もです。

当時のお話は 「りんご物語・第7章・手術」 に詳しく書いてあります。お時間のある時にでも・・・

りんごが付けてたエリカラは病院でお借りしたものです。色は青!りんごの身体に合わない随分大きい物でした。

 「くっせ~!なんか獣のニオイがする!」 

 手術後、りんごを迎えに行き車に乗せたとたんパパさんがそう叫んだの。(スタッフさんの手前、病院では我慢していたみたい)

クンクン  確かに、何とも言えない変なニオイがします。雨に濡れた多くの犬種が大集合したニオイと言うか・・・

     「分かった!ペットショップのニオイだぁ!」 

慣れないエリカラ生活、視野の狭くなったりんごは距離感が掴めずいろんな所にぶつかりながら歩いていました。 

ちゃんと学習してるんですね~  その内、どこにもぶつからず自由自在に歩けるようになりました。  

でも慣れなかった事がひとつだけあります。装着する際ボタンを留める 『バチン』 って音です。

耳元でいきなり大きな音がするんだもん、りんちゃん恐かったよね・・・ 

全抜糸が終わるまで一ヶ月間。私達の目が届く時間はエリカラを外してあげたのですが、夜はやはり心配です。

私達が寝ている間に、傷口を舐めてばい菌が入ったら大変です。 「さあ、もう寝ようね。」 『バチン』 『バチン』 
 
         「お母さん、今日は寒いからお布団に入れて下さいな。」 

               
                 「邪魔なお帽子でごめんなさい・・・」
                 「気にしない!気にしない!」


あれだけりんごと寝たがってたパパさんなのに、エリカラのニオイがどうしてもダメで一度も布団には入れなかったんです。

その後暖かい季節が来て、りんごは自分のお布団で寝るようになりました。パパさんは今でも後悔しています。

        臭くても一緒に寝てあげれば良かった・・・ 

               
                 「クンクン・・・お父さんのズックの方が臭いですよ!」


 「りんごにも新しいエリカラ、用意してやれば良かったなぁ。」 くろ太君の写真を見て、パパさんが言いました。

    点滴中は大人しかったりんごですが、万が一の事を考え先生はいつもエリカラを付けての治療でした。

    恐くて不安な病院、痛い点滴、知らない子のニオイが染み付いたエリカラより自分専用の方がいいに決まってる!

       「備えあれば憂いなし」・・でも一番いいのは 「タンスの肥やし」 になる事なんだけどネ!
 

             りんごのエリカラ写真、お母さんはブログに出すか?出さないかで悩んでいました。

                   「出してもいいよ!」って言ったの。だってこれはりんごが頑張った証の写真だもん。  りんごより 


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