福島の放射能汚水の漏れに思う事

放射線は構造物を劣化させる・・・

この事は、はるか昔、私が20代の乙女の時に何かから聞いた言葉だった・・・？

何から聞いたのかなー？・・そのことはどうでもいいけれど、

福島の放射能汚水の漏れに思う事は、原発事故と同じ事！！

有りとあらゆる可能性と危険性と創造性と知識やイメージを総動員して、汚水処理施設を作ったか？です。

原発事故の後処理を懸命に危険と隣り合わせで行う作業員の皆さんの2年間を棒に振り、

また振り出しに戻すような出来事です。時間と税金を浪費しただけ・・・。

地域の方子供たちや、周りの生きもの全てが汚染された水を飲むことになります。

会誌「放射線化学」では、放射線のコンクリートへの影響を報告していますが、

少し考えてみれば人の遺伝子さえ放射能が変化させるのであれば、

自己治癒能力の無い構造物の目に見えない劣化は凄まじいものだと思います。

コンクリートがカルシウムが多いとかは割と一般的な人が知っているはず・・・・

高学歴の学者や技術員の方たちが原発設計や、汚水処理施設計画にはかかわっているはず・・・

知識は使わないと！何で大学出たのよ？・・・と思うのよ？


会誌「放射線化学」より

http://www.radiation-chemistry.org/kaishi/no85.html

上記のとぴっくすのＰＤＦを開けると以下が出ます。

コンクリートのアルカリ骨材反応と放射線破損
http://www.radiation-chemistry.org/kaishi/085pdf/85_11.pdf

上記の様な研究員の方たちの意見を聞き、最新の技術と照らし合わせ、

汚水処理、原発を覆う石棺を作らないのかな？

チェルノブイリの石棺は老朽化と雨水（骨材反応と放射線破損）の浸食で損壊が問題に成って居ます。

2年で地下水に漏れ出ていた・・・10年後20年後30年後の影響や対策はイメージすらされていないだろう。