ウェアラブルワイヤレススピーカー SP-A7WT-B JVC その2

ウェアラブルワイヤレススピーカー SP-A7WT-B JVC その2
 
入手直後のファーストインプレッションはこちら
 
使い始めて5ヶ月強が経ち、セカンドインプレッションです。機能の補足説明もありますが、今、この時期だからこその使い方も紹介します。
 
新型コロナウィルスで生活が大きく変わりました。私の場合は勤務形態です。4月頭からずっとテレワークしています。このウサギ小屋には書斎など無く、PCデスクはリビングにあるので、そこが仕事場なわけです。リビングにはTVもあるので仕事中はTVを消さざるを得ない。そうするとかみさんがTVを見られなくなります。一日中見ているわけではないのですが、困るのは事実。
 
そこでハタと思い出しました。JVCのネックスピーカーがあるじゃん。かみさんに渡して使ってもらいました。私のところで多少は音が聞こえますが、仕事をやる上では全く気になりません。かみさんからすると、家事をやっていても音が付いてくるので、便利です。
 
ということで、テレワーク時、自分が使うだけでなく（日頃聞けないFM放送を聞きながら仕事するとか(;-p）、テレワークで何かが聞けなくなる人にもオススメします。

さて、半年弱使ってみてインプレッションの補足です。

1）前回写真入りで報告したオーディオジャックの位置の件です。トランスミッターの場所をTVの裏から表に変えたので、干渉の問題はなくなりました。位置を変えた理由は電波の到達距離を改善するためです。このトランスミッターが使う電波は周波数が高いので、障害物が苦手です。場所をTVの裏から表に変えると、今まで途切れがちだったキッチンや洗面所でもクリアーになりました。TVが見えない場所ですが音が途切れるのはイヤですよね。

ちょっとかっこ悪いですが、延長ケーブルを使ってTVの前に移動させました。（横の箱はHDMI切替器）
 

 
2）やっぱり良いこと
  ・やはり前のモデルよりも音質が良いです。
最近はTVでのアニメ鑑賞だけでなくiPhoneと接続してラジコなども聞いているのですが、音楽を聞くのも普通に聞けます。やはり小音量で聞いていて首や体を動かしたときに音の低位がほとんど変わらないのが、すばらしいです。
 
3）やっぱりイマイチなこと（次モデルでは改善してほしい。また買うから。）
・電源SWの場所が探さないとわからないこと。その点では前モデルの機械式SWに軍配が上がります。
・電源OFF時のホールド時間が長すぎる。ON時+0.5～1秒くらいで良いのでは。
・音量UP/DOWNでビープ音の周波数を変えてほしい。UPがピッでDOWNがポッとか。

4）その他
・バッテリーの持ちや充電時間は、私の使い方では不満なし。
・ラウドネス補正機能を試してみたいので次機種に期待。

５）まとめ
オススメします：
  ・静かな部屋で深夜TVを見るときにTVの音量調整で困っている方。
  ・ヘッドフォンのように耳をふさぎたくいない方。
  ・お手許SPで、体を動かしたときに音の定位や音量が気になる方。
オススメしません：
  ・屋外でヘッドフォンとして使うこと。（そこまでの音量はないし、それこそ音漏れ状態になる。）
  ・廻りの音を聞きたくない方。（廻りの音も同時に聞けるのがミソだし。）

まとめのまとめ（2020年6月2日追記）
・SP-A10BT（先代）を所有していてSP-A7WT-Bが気になる
   少しでも音質を良くしたい方には買い換えをオススメします。
   違いがわかる差があります。

・例えば価格で SP-A10BTとSP-A7WT-Bで迷っている 
   付属トランスミッターが不要でもSP-A7WT-Bをオススメします。
   現時点の価格差（3千円強）以上の価値があると思います。

・旧型のSP-A10BTをオススメするとしたら
   他社も含め他の製品と比較しなければ何ら問題なく使えます。