CSSD-F120GB3-BK その3 番外編 Dos/V小噺
えー、毎度馬鹿馬鹿しい・・落語ではありませんが、コルセア導入にまつわる小噺を一つ。
SSD交換後、マシンの調子がおかしいのです。Windows起動後、割と初期段階で突然固まる。BIOS画面では問題ありません。突然すべてが固まるのは、CPUが熱暴走した時のフリーズと同じ症状です。OSが壊れている場合の症状ではありません。
CPUの温度があがっている気配はないのですが、まずはCPUクーラーを掃除。ファンの最低回転数も若干上げ目で。
フリーズ。うーーん、ファンじゃなければ電源かマザーか。
と思いつつも、今回のSSD交換以降にこの症状が出ているので、元に戻すと良くなるはず→無駄な買い物→トホホみたいな光景が浮かびます。そうなったら本当にトホホです。この際なので全部パーツを入れ替えるかとか。
いやいや、物欲の言い訳にはすばらしいチャンスですが、そんな安易な道に流れてはいけません。気を取り直して再度調査開始。次は電源を700Wから別の400Wに交換して再起動。ほとんど同じですが、フリーズが早くなりました。ここで頭の上に電球が点灯!
はは~ん。これはビデオカードが原因やな。
2年ほど前にGT-220からRH5670に換装したときに似たような現象がたまにあり、その時に電源を400Wから700Wに交換して対策しました。それが今回SSDの容量が増え、かつサウンドカードも増設しで電流が増加した状態で、ビデオカードの電流(バス供給)が過渡的に増えた瞬間にマザー内部で電圧降下が発生しマザーの何かの部品が動作を維持できなくなっているのでしょう。これが原因なら電源の容量は直接は関係ありません。ビデオカードが専用電源コネクタが無いタイプなので、さもありなんです。
ビデオカードをGT-220に戻して一挙解決です。もともと400Wでも問題ないくらいの構成なので、RH5670を選択した段階でマザーには無理がかかっていたのでしょう。
消費電力がGT-220:35W、RG5670:70Wということで、上記推察もほぼ正解と考えてよいのではないでしょうか。
ということで一瞬心配になりましたが、一件落着。長年物欲に任せてDos/Vにお布施をしてきた成果ではないでしょうか。落着し、文字通り落ちがついたところで、お後がよろしいようで。
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