
本棚崩壊
先日、本棚部屋に行ってみると一部の棚が外れ、本が崩れ落ちていた。一見するとプラスチックのダボが本の重さに耐え切れず、棚が下の段に落ちてしまったようだ。しょうがないので金属のダボを探してくるかなと思ったが、良く見ると真の原因はソレではないようだ。
この本棚は数年前に導入したもので、まだダボの劣化が始まるのは早い。よくよく見ると、本棚の横の板(外枠?)がたわんで外側に膨らんでいた。そうか、横の板が外方向に広がったので相対的にダボが短くなったのだ。であれば、長いダボでもない限りダボを交換しても同じことが起きそうだ。
対策として、仕切り板を支えるのをダボ(点)から板(面)に変更することにした。そのヒントはコレだ。以前カミさんが任意な位置で仕切り板を設置するためにやったこと。ダボは使わず(使えず)希望の位置に「立て板」を両側に設け、そこに仕切り板を乗せる。
それに倣い、同様にやってみた。
結果は上々。ちなみに板はホームセンターで購入し、その場でカット(アプリ提示で無料)してもらった。きれいな板は高いので、合板のようなもの。ささくれはサンドペーパーでごしごし。
今回の雪崩の原因は、大きく二つある。一つは本棚が弱かったこと。横板が膨らんでそるとか、高級本棚ではまず起きないだろう。安物しか買えないので、しょうがない。もう一つは本が重いこと。何という紙かわからないが、40年以上前の、写真がきれいに印刷されるような紙質でとにかく重い本なのだ。
応急策ではあるが、これでしばらくは雪崩は起きないだろう。めでたしめでたし。