かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

青森旅の記録(その3)

2014-10-13 15:03:10 | 旅のおもいで

青森旅の記録

~3日目~

◇弘前見物

弘前市立観光館、旧弘前市立図書館、旧東奥義塾外人教師館(ここは住みたくなるお家)、田中屋(津軽塗、こぎん刺し)、カトリック教会、アンジェリック(アップルパイとパフェをカフェで。そのほか焼き菓子のレベルも高い!)、弘前城(城内を自転車でチャリチャリ~っとくるくる~っと)、パティスリーショコラ(アップルパイ、りんごマカロン)、ヨーカ堂(コリンキー、みずのこぶなど野菜を探すも見つからず)

弘前市立観光館へ向かう途中、朝市をのぞくとリンゴがたくさん!見たことのない品種、こぶりなものとさまざま、しかも安い

商店街のイベントがあるらしく、その準備で人が賑わっていた。あけびの手作り工房のブースもあって欲しかったなぁ

途中からレンタサイクルを借りて正解!離れた場所までスイス~イと、限られた時間に欲ばってまわることができた。街中でおなじレンタサイクルにすれ違うことが多かったけれど、なぜか乗っているのは中高年の男性がおおかった

市内には洋風建築が多く、フレンチレストランやアップルパイ(MAPはホテルや観光館でもらえる)のお店がたくさんある。はぁぁぁ~もっと食べたかった…

青森県立美術館

この旅のメインのひとつ。新青森駅から”ねぶたん号”で向かう

あおもり犬、アレコホール、そしてミナペルホネンの制服ですよ!

まず、アレコホールに度肝をぬかれるのです。おおきいとは聞いてはいたけれどここまでとは。巨大な3面のシャガールが巨大なのに威圧的でなく、限りなくやさしい雰囲気を醸し出して4層吹き抜けの巨大ホールを包んでいました。ここでコンサートもあるそうで、贅沢だな…

青森県立美術館といえば言わずもがなの“あおもり犬”。これまた巨大だった!顔の真下から見上げるとかなり違った印象のほそなが~~~くてちょっとこわいあおもり犬に会えるのでこれもおすすめよ

◆奈良さんの“ソウルハウス”にわくわく、気分があがる。奈良さんの作品をちゃんと見たのはすいぶん前に訪れた原美術館以来?横浜美術館の特別展も見逃しているし、こうして向き合うのは初めてだとおもう。いや~これは好きでしょ。白い犬がただただもう愛らしいもの。そしてちょっと毒がありそうなおんなのこ。ソウルハウスとその周りに展示された作品の絶妙なバランス

◆棟方志功の版画・・・二菩薩と釈迦十大弟子の版画がすごい。以前、島根の美術館で一部だけ見たことがあったけれど、今回はすべてそろっていてしかも未表装、棟方氏が般若心経を書いた版画を入れる箱も展示。なんだかすごいオーラを発しているように感じて、見ているこちらもだたぼんやり見ている場合ではない気がしてきた。ぐっと構えて背筋をのばして観賞。いつまで見ていても飽きない

◆浜口陽三・・・ミュゼ浜口陽三の浜口さん、、とだけしか知らずお恥ずかしい・・・で、すごくいい。特に「アスパラガス」をはじめとするぶどうやレモン、西瓜、黒いさくらんぼ、白菜など果物や野菜の銅版画に惹かれた。その銅版画は静寂なのです、夜の海みたいにひっそりとしている。息を殺して見入ってしまう静かなものもあれば、その暗い海のなかに浮かぶ明るい色や形から、命とか何かが始まりそうな期待が感じられる画もあって、とても魅力な作品だということを知りました

◆ピカソ・・・「女の頭部、横顔」銅版画、これは美しかった・・・ひんやりつめたい印象の横顔の女性のうつくしいこと

 

ミュージアムショップで買い物、カフェで休憩

友は先に新青森駅へ向かったので、ひとりで1時間ほど館内をみてまわる。日が暮れはじめると建物の外壁にある木のような形のシンボルマークがブルーに光って、真っ白い壁に浮かび上がった。すごくいい、夕方までいてよかった

◇そして我が家へ帰るのだ

三内丸山遺跡に行けなかったことが悔やまれるけれど、青森ありがとう、たのしかった、うまかった!

太宰弁当を食べ、何種類も買ったりんごのお菓子をちょっとずつ試食し、あっという間の3日間はおわり

 

十和田の美術館もよかったけれど、今回は気分で選ぶなら青森かな

それぞれの楽しさは同じではなくて、自分のなかの違った部分が反応するという感じなのです

離れた場所にある美術館ですが行く価値ありあり

(十和田へいくと金沢21世紀美術館が懐かしく思い出されるなぁ…)

 

旅の友よ、どうもありがとう


最新の画像もっと見る