かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

タヒチの色

2009-08-31 23:34:03 | いまおもうこと
※チケットはお譲りする方が決定しました。


ゴーギャン展。

「我々はどこへ~」を見ておこうと足を運びました。ゴーギャンの知識はない私ですが、あの土くさい感じの12色クーピーのような色鮮やかな絵画と会ってみたかった。

一度入場してから思い直して音声ガイドをかりる。ゴーギャン役に奥田瑛二氏の声。イメージにとてもあっていてしかも聞きやすい声。

知識がないだけに、ガイドを借りて正解。生と死や信仰から表現された作品はただ明るく眩しいだけでなかった。さまざまな青色をつかっており、よく見ると鮮やかだと思っていた絵が実はそうでないことに気づく。

優れたアーティストがいくつかの表現方法をつかって作品を生みだすように、ゴーギャンもまた絵画、彫刻、版画を手がけていたことを恥ずかしながら会場で知った。

初めて見た版画がとてもすきだった。むしろ絵画よりも興味がわいた。本人の作品はモノクロで、同じ版を別のアーティスト2人がそれぞれ刷った作品は異なった色がのせてあり、3枚が並べて展示されていた。
まとまったひとつの作品としてみても優れた魅力ある版画だった。

さて、会場の近代美術館に初めて出かけましたが、平常展示もよかったです。現代美術を知りたいと思いだした今日この頃。休憩室からの眺めもよいですよ。東京駅から無料バスもありますよ。

最後に、9月23日まで開催中のゴーギャン展の前売り券が1枚あるのですがどなたか欲しい方いらっしゃいませんか?差し上げます。普通郵便で送りますよ。切手はいりません。希望の方はコメントください。買っておきながら持って行くのを忘れたおバカさんなのです‥

夏芝居

2009-08-27 12:16:19 | 好きなもの
久しぶりの歌舞伎座。
期待以上のおもしろさ!

歌舞伎座さよなら公演にやっとやーっと勘三郎さんが登場!
やはりすてき。しびれるねぇ!
舞台に登場すると辺りがぱあっと明るくなる。空気が変わるような気がする。
10代からずっとファンです。

夏は水を使った舞台があるはずと楽しみにしていたら、第三部は勘三郎さん一人四役の「怪談乳房榎」。

勘三郎さんのその早変わりは誠にあっぱれ!!神出鬼没とはまさにこのこと。
くるくる変化するのは衣装だけでなく、性格もまったく異なる善人悪人たち。
喜怒哀楽がギュギユッとつまって最後は未来ある幕引き。
こういうのを見てしまったら歌舞伎はやめられないなあと思うのでした。

第二と三部を見ましたが、他の演目も楽しかった!
いずれの役どころも年上の女性に恋して苦しむ勘太郎さんはとても凛々しくみえたし、三津五郎さん演じた友之丞(ストーカーのしみったれた未練満タン男)には、あまりのしょぼさに呆れて笑える。

8月の歌舞伎は見るべし!

といっておきながら、今日が千秋楽じゃないの!

いや~見といてよかったよかった、という話でした。お粗末・・

うなぎ?

2009-08-23 17:33:52 | 好きなもの
※へんてこりんなところがありましたので一部書き直しました。

水墨画のワークショップに参加しました。

2時間の間に魚と竹を書くという難行ではありましたが、なかなか楽しかったです。

まずは線、そして笹の葉のようなものを描く。
笹の葉がどうしたってウナギの群れだよ、、と嘆いていたら、その流れで次は魚の群れを描きました。これが唯一まともだった・・・
その次に描いた竹では、おのれの画才のカラッポさにうちひしがれて筆が非常に重かった。

先生の一筆は真っ白な紙に魔法がかかったかのようで、白い紙→清らかな川を泳ぐ魚の群れに変わっているのです。さらさらと流れる清流の音がきこえてきそうなのです。

“墨の濃淡によって一筆一筆描くこと”
“水墨画は墨で塗るのではない”

黒と白の美術はモノクロ写真もそうですが、じっと見つめているとグレーの色の奥深さと余白である白の意味がうっすらと見えてきて、その美しさがぐんと近づきます。
その数少ないはずの色を眺めているうちにグレーは緑がかったようにも紺のようにもみえてきます。
自分の想像からみえてくる色がのせらせて、カラーにはない楽しみを与えてくれます。

その後シアトル美術館所蔵の「美しきアジアの玉手箱」(サントリー美術館にて9/6まで)をみました。

見ごたえありましたよ。まず最初の展示物が土偶ですよ。土偶。

とばつ毘沙門天や密教工芸、北斎や光琳もあって、多くの日本の美術品が海外に流出したという歴史を思い出します。

外からみることそれは客観的な視点ということでしょうか、日本の技術、その細やかな技巧に改めて日本のすばらしさを確認。

六本木で

2009-08-22 21:48:54 | いまおもうこと
高野山。

日比谷線の六本木駅に南海電鉄の広告。

左端の電車の写真で気づいた私はなかなかだと思う。
鉄子じゃないです。

こういう発見は、わたしにちっちゃなよろこびをもたらす。地味だけど、けっこうしやわせになる。

ポスターの右下に高野山カフェの宣伝がありました。

青山で高野山。
たのしみ。

かっこいい

2009-08-21 12:30:45 | いまおもうこと
ここを見て下さる方々の中に、どれだけ洋ちゃんファンがいるかはしりませんが・・・

大泉洋氏のファンです、わたしは。

さて、こんど映画出演される

半分の月がのぼる空

この白衣の洋ちゃんはステキだな~
ドキッとした!
ファンの方、しませんでした?

先日(19日)放送された赤鼻の洋ちゃんと“ウルリン”ダンカンの掛け合いはとてもよかった。

地味なドラマなんだけど、やはりそうか、だったりするけど、ほろっと泣ける。じんわりくる。


楽しみな洋ちゃんといえば、10月のどうでしょうDVD発売!
アラスカがやってくる!

数あるどうでしょうの中で特にすきなものは

わかさぎ釣り
アラスカ
ユーコン
大泉校長がでてくるシリーズと罰ゲームの四国・・

思いつかないが、、、もっとある!!
カントリーサインもすきだし、、

あら、、終わりのころのばかりじゃないのさ。

インプレスで見すぎたね。

知名度がアップしても、結婚しても、あの素朴なままの洋ちゃんは変わらず。

なんだかすきなのよね、、じんわり思わせる彼の魅力は引き寄せたら離さないなぁ。

東塔

2009-08-20 12:29:24 | 神社・お寺
先日、奈良の薬師寺の管主さんに新しく山田法胤さんが就任されました。

おめでとうございます。

朝日新聞の「ひと」では山田管主さんをとりあげていました。読んだ方も多いのではないでしょうか。

その記事の中に

「1300年まえの創建期から唯一残る東塔が来秋1世紀ぶりの解体修理に入る。
 10年間の工事中は現場見学用の展望エレベーター設置を考える」

とありました。

東塔にはかつてお釈迦様の生涯を示す塑像群があったそうです。

法隆寺の五重塔の中にある像を想像しましたが、あのような塑像でしょうか?

東塔も見ておかねば!
10年間は「凍れる音楽」byフェノロサ が見れませんものね。

来年の奈良はアツい★

はたらく

2009-08-19 12:54:37 | いまおもうこと
ボランティアを始めて半年ほど。毎回深く後悔して底におちる私。
あまりの不甲斐なさ、あたしってやつはなんて気が利かないんだ。

いつもの自分の話し方、受け答え、判断などの粗雑な対応。
わたしはいつもこんなにいい加減だったのかと思い知る。
やはり協調性がなさすぎる、と進歩のない自分にがっかり。

しかし、自身を見直すきっかけにはなったのだからと次へすすまねば。
いつも同じ環境では気づかないことを知ることができたのだから。

足りないところをどう補うか、もしやあれもこれも足りないのでは、どうしたら進歩できるか。

美しい言葉をまとって正しく使いこなしたい。あたりまえのことを身につけることの難しさ。

どれだけ生きていても、働いていても、足りないことばかり。

だから毎日反省して、発見して、すこしずつステップをあがるべく生きる、はたらく。

あぁ、、難しいなあ。

自分に愕然とする一方で、ボランティアを楽しんでもいる。
私なりのやり方でいい、それが見つかるまで、できるまでもがいてこうじゃないか!

というわけで、“新しいこと”というのは、くるしいけどたのしい→にがくてあまい bitter and sweetです。
すべてのことがらは両方セットだった、そうだった。

さて、お仕事にもどろう、はたらこう。

今年の正倉院展

2009-08-16 16:41:09 | 映画・本・美術館
10月24日~11月12日だそうです。

9月19日には恒例の「正倉院フォーラム」が東京国際フォーラムで行われるそうですよ。

さて、ということは、サライなどの奈良特集が発売されるはず。

奈良ちかし。

突然ですが、来年22年は寅年。

奈良の信貴山朝護孫子寺は12年にいちどの秘法結縁あり。

奈良のお友達に教えていただいてから、日本橋の奈良ショップでチラシをもらい、本日、菩提寺でポスターを確認。

来年早々は奈良にいきたい・・・

秋はどうしよう。。。

あ~~~なやむ。。。