かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

捨てる日

2017-03-25 10:49:56 | いまおもうこと
むしゃくしゃする
わたしが悪いとおもう
なんどもいろんなシチュエーションで説明しなければ相手には伝わらない
わるかった
でもさ、教えてくれてもいいじゃないのさ
ちきしょー
いらないものを捨てる日にする!
座ってじっと考えてると負のスパイラルから抜け出せない

ミュシャ展

2017-03-23 23:01:17 | 好きなもの
図録買えばよかったな、、
かえばよかったなーー!

今回の見どころ「スラヴ叙事詩」20点

音が聞こえてくるようです
それは何百頭もの馬が大地を蹴る音、人々の怒号、息を殺して潜む二人の息づかい、風に揺られる草の乾いた音…

身ぶるいします
ひとつの作品がまるで一冊の本のようです
圧倒されるほどの大きさに身ぶるいするだけではありません
なんだろう、この感情は、畏れだろうか

うすいベール越しにみるような色合いは、景色や人々の顔や内面を想像させます
「ロシアの農奴制廃止」の解説に"印象派のように空気や大気を表現した"とあり、なるほど納得です(別の言い方だったかもしれません)

目が多くを語ります
見開いた目が、静かでそして強い視線が観ているこちらを捉えます
ひとつの作品に描かれた何十、何百という人々のなかのひとりがこちらを射るように見据えます
その視線とぶつかるとしばらく体を縛られたように動けなくなります


最後の4枚に限っては、
なんと
写真撮影可です
オドロキマシタ…


実はこれまでミュシャをいいなと思ったことがなかったんです。退屈だな…と思いこんでいまして、これは大きな間違いでした。
サラ・ベルナール関連をどこかで観たことはあったけれど先入観が邪魔していました。

そんなわたしが足を運んだきっかけは、チラシやポスターにもなっているスラヴ叙事詩のなかの一作「原故郷のスラヴ民族」

ミュシャってこんな絵を描くの!?
みているとザワザワしてくる

知らなかったものですから、興味あることよりもググッと強引なくらいに引き寄せられまして、本物を観たくなりました。

ミュシャの自画像とポートレートがありましたが、作品の人物のようにご本人も整った顔立ちです。

スラヴ叙事詩のあとに展示されているミュシャとアールヌーボーの作品を眺めていると、所蔵先「堺市」がたくさんあるのです。
係の方に伺うと堺市には「アルフォンス・ミュシャ館」があるそうで6月末まで閉館中とのこと。

スラヴ叙事詩のあの大きな作品をどうやって展示したのだろう?まさか丸めてないよね、まさかね…
で、その答えがHPにありました。作品の上下に横に並んだ穴は見えていたましたが、やはりそうですよね。
スラヴ叙事詩展示風景


20点を堪能したあとにアール・ヌーヴォーの逸品と言われる作品の数々を観ると、これまでとは見方がガラリと変わりました。
細部にも目がいきますし、ミュシャが作品を通して発信している、例えばスラヴ民族への思いなどを僅かながらキャッチすることができたとおもっています。

なんならチェコ行きたいです。強くおもう。
というのも、この大きな連作をミュシャが生まれ晩年のスラヴ作品を描いた地で観たら、自分にどんな感情が生まれるだろうとワクワクしてきます。
ミュシャ展、ぜひおすすめします。


NHKのど自慢グランドチャンピオン大会

2017-03-21 12:34:35 | いまおもうこと
グランドチャンピオン大会を初めて見ました。
とってもよかったです。
のど自慢を久しぶりに見たけれど、のびやかな歌声に聞き入り、一緒に歌い、我が家は歌が終わるごとに拍手!

沖縄の高校生の奨励賞予想が当たり、母は一番感動したという元高校球児のグランドチャンピオンを見事当てた。またまた拍手喝采。

海の歌をのびのびと歌った高校生と、AIのStoryをおばあちゃんのために歌った男性の歌が特に好きだったな。

女性の声は聞き取れないので、どうしても男性だけで比べてしまうけれど、カモメが飛んだ日の女性もよかったなぁ。審査員のミッツと同じようにノリノリでしたもの。昭和の歌っていいねぇ、、

楽しそうに、気持ちよさそうに歌う皆さんの姿は、見ている私たちをとてもしあわせな気持ちにしてくれました。
歌ってすばらしいね。

いとこ

2017-03-19 19:54:03 | いまおもうこと
母が自治医大で検査をすることになったけれど仕事を休めない。
電車とバスの乗り継ぎや、大きい病院内の移動は大丈夫だろうかと心配していたら、狭山に住むいとこが連れて行ってくれるとのこと。

すでに退職しているので時間はあるよと言ってくれるけれど、リウマチが悪化して2ヶ月も入院していたというので申し訳なくおもう。

母よりも少し若く、結婚するまでは姉弟のように育ったそうで、いとこの結婚式の仲人は父と母だ。
私を身ごもって実家に帰っていた母が破水したとき、仕事が休みでたまたま家にいたいとこが病院へ連れていってくれた。つまり、わたしも生まれる前からお世話になっている。


急いで夕飯を買って帰り3人でご飯。昔話に花が咲く。おじいちゃんのお葬式のときに怒られたとか、熱海に用事があったうちの父を車で連れていったとか、しかもガソリン代を払っていないらしいとか、若いころ車で田んぼに落ちたはなしとか、、まだまだつづく…

そして私はこんな大事なことを忘れていたのかと猛省したのが、血小板をもらったことだ。
父の最初の大きな心臓手術は私が小学校の卒業式だった。
その手術で血小板をくれたのが、いとことその奥さんのお兄さんのふたりだった。
ドライバーだったいとこは電車を使わず、秋葉原の三井記念病院まで車できたものの、帰りはさすがにハンドルを握る手が震えたこと、お兄さんも翌日は仕事にいけなかったことを、今だから言えるんだけどねと話してくれた。
父がその後13年生きられたのはおふたりのおかげだ。


わたしが免許をとったときに隣に乗ってくれたこともあったな。生まれる前から、そしていまも細く長く助けてもらっているんだ。
いつもお世話になる人だけじゃないよ、忘れちゃいけない大事なことだよ。

久しぶりの岩盤浴

2017-03-16 18:00:52 | いまおもうこと
岩盤浴から1週間。この7日間は腰痛と頭痛がなかったので持病を忘れていた。
首というか後頭部がモヤ〜と痛くて重い。
頸椎症だけにまず首にくるんだな。

通い始めたマッサージはどうも合わなくてやめた。

2ヶ月ぶりの岩盤浴では、先にお風呂に入らなかったせいか、しばらくなかなか汗が出なかった。
まず温度が低めの部屋に入って汗をだす。ぼたぼたと垂れてくるのが実に気持ちいい。
こうなると腕や足のすねからもじんわり汗が吹き出てくる。
また行こっと。

わたしの場合、マッサージは月に一回程度で、あとは数回の岩盤浴で身体のいろんなもののめぐりをよくするのがいいみたいね。

キキちゃん卒業おめでとう。そして本のこと

2017-03-15 08:35:49 | いまおもうこと
小学校を卒業する私のいちばん若い友人キキちゃん。
先日キキちゃんファミリーと食事をして、いつものようにふたりで最近読んだ本の話になり「芥川龍之介のトロッコ」がいいよって。恥ずかしながらその書名を知らなかったよ。
途中、彼女がだいすきなおそ松さんの話題をはさみつつ、本やその舞台の土地、こんな言葉が書いてあったよ、、話は尽きません。
中学生になったらバトミントンをやりたいんだって。新しいお友達ができて、部活や塾、ずっと続けているダンスと忙しくなるんだろうな。きっと文学の友もできて世界がひろがっていくんだろうな。
ときどきはお話してね。ご飯食べようね。
思い出してほしいよー!


本といえば、目が痛くなるからキライと頑なに拒否していた母よしこ、本を読んでる姿をまず見かけない母よしこが、どうやら昨年秋ごろから私の本棚から本を読んでいるらしい。
栗原はるみさん、ターシャ・テューダー関連、クリスマスローズの育て方、よしこが読むのはこんな感じだった。

昨年末にコンビニ人間、伊集院静さんのエッセイを買ってきたと思ったら、先週は村上春樹さん、糸井さん、そして星野源くんの初エッセイまで。星野くん好きだったの!?初めて知ったよ。
年齢から五木寛之さんや寂聴さんあたりかと勝手に予想していたが、そうきたか。
この年になって母の新たな一面を知る。おもしろいなあ。
父の本棚には本がたくさん並んでいて、特に歴史の本が好きだった。
ふたりの好みをミックスするとわたしができあがる。この両親からできているんだなぁとしみじみおもう。

ところで、どうして本が好きになったのかとたずねると、おもしろいからだって。読んでいたらおもしろくなってきたと。
星野くんはなんだか深そうな気がするからって。つまり引き出しがたくさんありそうで読んでみたくなったと。
「そして人生はつづく」確かにおもしろかったです。読んでよかった本の一冊です。
バッカみたいなことを言ってるわ〜の次に人生訓というか哲学的なことをポロリ語る、、こりゃモテるねこのひと。

すべてが桁外れ

2017-03-13 18:45:58 | いまおもうこと
サウジアラビアの国王が来日されたニュース見ました?
映画じゃないのよね、、これ。
想像できる範囲のお金持ちのワクを遥かに越えて、というかお金持ちという言葉すら鼻で笑っちゃうような、何からなにまでスゴイ。
高級ホテルは特需とのことで、千人のサウジの方々がバラけてどこに泊まっているのだろう?ホテルまるごとキープしてそう。

日本の前にはインドネシアにいらしたそうで、トランプさんしかり、お金はあるところにはあるんだなぉ、お金がお金をよぶのかしらねぇ。
どんなところ行くの?なに食べてるの?お土産はなに買うんだろ?とか庶民レベルの関心事でこざいます。
記事にある「計り知れない経済効果」ってのが気になる。

サウジ国王がインドネシア訪問


前職を辞めるとき「どうせ辞めるならアラブの王様をつかまえに行くんですとかそういう理由ならわかるけど」と言った当時の上司は今や社長。
サウジ国王をネットニュースで見ていたら、その言葉を思いだしたのでした。


ショートケーキのいちご

2017-03-07 12:46:28 | いまおもうこと
都内の某ホテルで久しぶりにアフタヌーンティー。ティースタンドのお皿にちょこんと座るマカロン、きれいに並んだサンドイッチ、てっぺんにはイチゴがのったショートケーキ、見ているだけで幸せになる。

と、ここで友人のティースタンドでハプニング。
イチゴの座りがわるかった?スタッフの手がふれた?ショートケーキの王冠ともいえるイチゴがお皿にコロンと落ちてしまった。

友人は「すぐいただくのですし、このままで結構です」と伝え、スタッフの方はよろしいのですか?と確認して下がった。友はそのコロン苺ショートケーキを食べた。
わたしだってきっとそう言うだろう。
でも、なんというか、、もやもや。

好きだからお金を払っていただくスイーツはお味はもちろんのこと、ビジュアルに払っている部分は大きいとおもう。ましてやホテルのアフタヌーンティー。

食べちゃえば同じでしょというお腹を満たすことが第一でない食事は、いただいている時間(ゆっくりと過ごすとき)やその空間も含めておいしいになる。
一緒にいただく人、懐かしい味なら思い出、それらがスパイスになる。これまでいろんな人が伝えてきた普遍的なこと。

そういえば、マンダリンオリエンタルホテルでいただいたアフタヌーンティーで、わたしのスイーツがひとつだけ足りないのを友人が見つけ、プチケーキをあとからのせてもらったことがあった。
食べきれないと思うので結構ですよ、と伝えたけれど、すぐ運んできてお皿にのせてくださった。これだとおもうんだよなあ。ホスピタリティ、もてなしの心。サービス料10%にはここらへんのこともはいってるんじゃなかろうか。

もうひとつ思い出すのは奈良ホテル。お茶とケーキをいただき、駅までタクシーをお願いしたときのスタッフの方の対応の素晴らしさは忘れられない。
宿泊していない寄り道だけのわたしが、まるで三連泊して毎晩特別なお食事をいただいた泊まり客のような、つまりとてもよい気分でホテルを後にしたのです。
これぞ一流のスタッフだわとタクシーの中で気持ちが高ぶったのでした。お金を貯めていつか泊まるんだ!と。

すてきだなと思える仕草や、ありがたいと感じた言葉や行動はいつまでも心に残る(そしてそれはタダで学べちゃう)。
わたしもそうなりたいな、あんなふうになりたいな、いくつになっても思うものです。ゴールはない。
いつもじゃなくていいの、アンテナを張って小さなモデルチェンジを重ねて年をとっていきたいな。

昨日はおめでとう

2017-03-04 12:30:07 | いまおもうこと
よし、自分の仕事はおわった。
ひろーい職場でひとりポツネンと過ごす土曜日。
今日は当番なので、あと4時間くらい、、
資料作りでもしてよかな。

昨夜は母よしこの誕生日。
毎年ケーキにはロウソクを1本たてます。
今年のケーキは近場のお店で見た目で選んでしまった…

体調はやく良くなるといいね。