【開催日時】2017年7月29日(土)16:00-18:00
【開催場所】サイトウ洋食店
【参加条件】 ドリンク代300円
※どなたでも参加自由ですが、準備の都合上、メッセージかFacebookページに「参加予定」を表明していただけるとありがたいです。
【課題図書】ドストエフスキー『悪霊・別巻「スタブローギンの告白」異稿』(光文社古典新訳文庫)
【カフェマスター】深瀬幸一
ドストエフスキーの『悪霊』は長いです…
しかし、大丈夫。
今回は全編の要約解説をして下さる講師つきです。
その上で、「スタブローギンの告白」(光文社古典新訳文庫・亀山郁夫訳であれば別巻です)をテーマにして行います。
「スタブローギンの告白」は3つの異稿があります。
それらを比較することも面白いのですが、今回はスタブローギンという存在について、悪そのものについて考えたいと思います。
なぜスタブローギンはチーホンのもとに行ったのか?
スタブローギンの対極にあるのは白痴のムイシュキン公爵だ。
ドストエフスキーはムイシュキンを現代のキリストとして描いたという。
あるいはカラマーゾフの兄弟のアリョーシャはどうか。ドストエフスキーの描かれなかった物語、偉大な罪人の物語、その罪人のバリエーションではないのか。それはまたスタブローギンもなのだろうか?
というわけで、3異稿をすべて読んでこなくても大丈夫です。
もちろん読んできていただければ、より議論は深まります。
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