カフェロゴ Café de Logos

カフェロゴは文系、理系を問わず、言葉で語れるものなら何でも気楽にお喋りできる言論カフェ活動です。

【終了しました】ドストエフスキー『悪霊』をほんの一部読む会

2017-07-22 | 文学系


【開催日時】2017年7月29日(土)16:00-18:00
【開催場所】サイトウ洋食店
【参加条件】 ドリンク代300円
※どなたでも参加自由ですが、準備の都合上、メッセージかFacebookページに「参加予定」を表明していただけるとありがたいです。
【課題図書】ドストエフスキー『悪霊・別巻「スタブローギンの告白」異稿』(光文社古典新訳文庫)
【カフェマスター】深瀬幸一


ドストエフスキーの『悪霊』は長いです…
しかし、大丈夫。
今回は全編の要約解説をして下さる講師つきです。
その上で、「スタブローギンの告白」(光文社古典新訳文庫・亀山郁夫訳であれば別巻です)をテーマにして行います。
「スタブローギンの告白」は3つの異稿があります。
それらを比較することも面白いのですが、今回はスタブローギンという存在について、悪そのものについて考えたいと思います。

なぜスタブローギンはチーホンのもとに行ったのか?
スタブローギンの対極にあるのは白痴のムイシュキン公爵だ。
ドストエフスキーはムイシュキンを現代のキリストとして描いたという。
あるいはカラマーゾフの兄弟のアリョーシャはどうか。ドストエフスキーの描かれなかった物語、偉大な罪人の物語、その罪人のバリエーションではないのか。それはまたスタブローギンもなのだろうか?

というわけで、3異稿をすべて読んでこなくても大丈夫です。
もちろん読んできていただければ、より議論は深まります。

お問い合わせはメッセージへ。


コメントを投稿