10月の開業医は多忙なのでございます。普段の定期的に来院される生活習慣病などの患者さんに加えて、不安定な気候もあって、風邪などの患者さんも増えますし、我が坂根医院は内科・呼吸器科・アレルギー科でありますので、イネ科など秋の花粉症の患者さんも来られます。それに加えて12月が締め切りになる特定検診の受診者、インフルエンザの予防接種、新型コロナの予防接種、子宮頸がんワクチンの駆け込み受診も多いし・・・まぁ、なんだかんだ、秋から冬は開業内科医は大忙しなのですよ。儲かって良いじゃないかと言われるかもしれませんが・・・正直しんどいです。私、古稀なのでございますよ!!
そんなに稼いでも、使える将来が無い!!
今日の患者さんも3桁超えちゃいました。60代までは平気の平左だったのですがねぇ・・・
まぁ、外来患者さんだけではなく、在宅の患者さんも30数人診させていただいております。訪問看護ステーションが親身にフォローアップしてくれるのですが、最後の責任者は医者ですから、最後の防波堤にならなければいけないのであります。忙しいなら在宅の患者さん断れば良いじゃないと思われるかもしれませんが・・・結構断りにくいのであります。特に長年付き合ってきた患者さんが寝たきりになられたり、癌が見つかって弱って来られたりしたら。
まぁ、外来患者さんだけではなく、在宅の患者さんも30数人診させていただいております。訪問看護ステーションが親身にフォローアップしてくれるのですが、最後の責任者は医者ですから、最後の防波堤にならなければいけないのであります。忙しいなら在宅の患者さん断れば良いじゃないと思われるかもしれませんが・・・結構断りにくいのであります。特に長年付き合ってきた患者さんが寝たきりになられたり、癌が見つかって弱って来られたりしたら。
閑話休題、一昨日、開業以来の身を裂かれるような体験がありました。
坂根医院、午後は4時30分から7時30分までなのですが、4時20分に近所の患者さんを訪問している看護師から「トラブっています。看護師では対応できかねます。すみませんが来てもらえませんか?」と言われ、緊急往診しました。
往診先で何とかトラブルを抑え込んでいる時に、医院からけたたましい電話!
「至急帰ってきてください!患者さんが胸痛を訴えておられて、息苦しい、死ぬ!!と言われています。」バイタルサインを聞くと、血圧低下、呼吸機能低下、顔色不良など、プレショックであることは確かでした。
何とか目先のトラブルを先送りして、医院に速攻で帰ったら、顔面蒼白、冷や汗を絞り出しているような顔見知りの高齢女性がおられました。
「助けて!先生!!!」
ラインを取って、抹消血液を検査したら、白血球が12000と上昇していました。しかし、CPKは正常値でした。心電図も大きな異常は見られません。それでも、心筋梗塞は否定できないので、救急車を依頼、その女性が不安定狭心症で入院歴のあるTS病院に入院依頼、即座に受け入れていただきました。私がTS病院を信頼しているのは、この一貫性です。
この方は、救急車でTS病院に入院していただいたのですが、現在、救急病棟から一般病棟に移って、元気にされているとの事です。有難いことです。
前回のTS病院の退院時、退院後の医療を依頼した医療機関が入院を依頼してきたら、すべて受け入れる。そのゆるぎない姿勢を評価しています。
私、緩和ケアセンター センター長 かつがん相談支援センター 室長 でもある久須美 房子先生の熱狂的大ファンでもありますので・・・
久須美先生がおられる限り、TS病院には絶対に逆らわないと決めております!!
まぁ、狭い医療界、結構好き嫌いで紹介先が決まることも多いのでございます。
私は、それが悪いことだとは全く思っていないのですけどね。
患者さんであるあなたは、好き嫌いで、かかりつけ医師を決めるべきだと思うのであります!!人生は好き嫌いで決まることも多いと思いますよ!!
患者さんであるあなたは、好き嫌いで、かかりつけ医師を決めるべきだと思うのであります!!人生は好き嫌いで決まることも多いと思いますよ!!
キャロル ルイジアンナ