國學院大学神道文化学部・岡田荘司博士が書いた著書でちょっと難しかったですが、大変参考になることが書かれていて勉強になりました。
・文化史学から見た大嘗祭は古代“衣・食・住“空間の再現である
{大嘗宮を中心祭場として斎行される大嘗祭には日本人の伝統的文化や生活様式が凝縮されており、古代“衣・食・住“文化の空間と時間がそのまま現代に再現される。古代から現代へと引き継がれてきた日本人の心と生活様式を探る原点として、大嘗祭を位置づけていく新たな文化史的視点も重要である。}
「衣・食・住」の基本を整えることが最重要なんだな、という感想です。
・現代神道は「神と自然の恵み」のみが強く
・古代神道は「恵み」と「災い」双方を組み込むことで、神観念の全体像が完成する
3・11東日本大震災を経験した日本人は塞翁が馬で、
・現代神道から古代神道への回帰
を行なっている最中なのかも、と思いました。
まだまだ未曾有の「災い」を経験することになるかもしれませんが、その「災い」も神。
ただ、「恵み」に感謝して、「災い」を畏れることで「大難」が「小難」「無難」に。
古代日本人の心に気づき始めている人が増えていて、その数により「災い」の度合いが左右さる。
そういうことなんだろうな、と思いました。
今日も「防災(災い)意識」と「大地(恵み)への感謝」を忘れずにお仕事頑張ります。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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