のつづきです。
飲食上が終わり、次は飲食下の始まり始まり〜
東坡(とうば)日(く)、
「早晩の飲食一爵一肉に過す。
尊客あれば之を三にす。
へらすべくして、ますべからず。
我をよぶ者あれば是を以つぐ。
一に日(く)、分を安すんじて以福を養なふ。
二に日(く)、胃を寛(ゆる)くして以気を養なふ。
三に日(く)、費(ついえ)をはぶきて以財を養なふ」。
東坡が此法、倹約養生のため、ともにしかるべし
東坡さんが言っているんだけどね、
・朝晩の食事は一杯の酒と肉一品だけ
・尊いお客を招くときはこれにもう一つだけ足せばいい
・3より減らすのはいいが、増やすべきではない
・私が招かれれば、このことを伝えます
・一つ、自分が何者であるかを知り、この世に於ける自分の為すべきことをわきまえておれば、道が開けて幸福になる
・二つ、胃を大切にして気を養う
・三つ、倹約して財を養う
この東坡さんの方法は倹約と養生のためになる。
実践すべし。
粗食少食は質素倹約にも繋がりますね。
お金も貯まって、健康にもなれる〜
そして、養生には
・自分が何者であるかを知り、この世に於ける自分の為すべきことをわきまえる
ことも大切なんですね。深い。
益軒さんは読書家です。
色々な賢者の言葉を引用しています。
自身もそれを実践して、長生きされたんですね。
飲食下では「倹約」のことにも触れ出しました。
これからどんな「養生訓」が述べられているのかしら。
楽しみです。
最後まで読んで頂いて有り難うございます。
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