サボテンの林から

メキシコのラパスでのこと、書いています。主に子供二人、猫、犬、うさぎのことです。

オアシスと開発

2012-01-27 23:05:08 | 日記
今日はバハカリフォルニア半島にある「オアシス」の映像を見に行ってきました。 南バハカリフォルニアだけでも170か所あるらしい。南バハカリフォルニアは、メキシコないで最も人口密度が低い州。こういうオアシスは、ほとんどが都市から離れたところにあって、かなり文明とは遠い世界。 今日見た映像では、自然が美しくて、魅力がいっぱいなんだけど、テレビも電話も医療も教育も充実していないオアシスからは若者がどんどん減って高齢化がすすんでいることが、住民のインタビューを通して訴えられていた。だた、こんな辺鄙なところじゃ、政府がプロジェクトをやってもモニタリングなんてろくにできないし、最近じゃろくな支援もないらしい。 ま、問題はほかにもあって、リタイアしたアメリカ人が大規模なリゾート開発をしてしまうこと。アメリカ人のリゾート開発の問題点は、現地のメキシコ人のアクセスを完全に制限してしまうことなんじゃないかと思う。まさに、コモンズの悲劇なわけだ。メキシコ人よりアメリカ人の方が多いといわれるトドサントスは、まさに典型的な感じ。リゾート開発となると、開発側は面倒を避けるためにメキシコ人のエリアへの侵入を制限してしまい、本来出入りが自由なトドサントスのビーチも外からのアクセスを封じてしまい入れなくなってしまっている。 正直、環境が厳しすぎて、私は絶対にこんなところでは住めない。お金を払ってくれるのはアメリカ人くらいしかいないから、開発の前に条件を付けてオアシスの一部は公共的に利用できるようにするとか、あとは政府が買い取って国立公園にするとかしかないんじゃないかな・・・(ただ、そんな莫大の土地を国立公園にするのは可能なのかは不明だけど)。時代が変わって、生活のあり方も変わる。自然保護というけれど実際に住んでいるひとには、かなり過酷な条件のわけど、未来のある開発を考えると、時代の変化や生活の変化に合わせた開発が必要ですね。

子連れの一人旅 羽田編

2012-01-27 22:37:55 | 日記
今回は羽田発のロサンゼルス便に乗りました。羽田から国際便に乗れるなんてなんて便利な時代になったのでしょう。もっと早くからしてほしかった。

日本の空港はすごいですね、子連れの一人旅でも全く問題ない。まずベビーカーの貸し出しが無料。海外はまずないですよね。乗り継ぎで日本以外の空港による場合は、軽くて安いベビーカーでもあると便利かと思います。

それからベビールーム。おむつ替えベッドだけじゃなくて、授乳室に粉ミルクのお湯まで用意されている。ここでお湯をいただけたおかげで、ロサンゼルスまで粉ミルクのお湯に困ることはなく助かりました。

飛行機は日系の航空会社を利用すればいづれも手厚いサービスがあるし。ロサンゼルスの空港では、荷物のピックアップでサービスは終了かと思ったら、なんとホテル行きのバスまで荷物を運んでくれました。そしてホテルに電話してどのくらいでバスが来るのか聞いてくれた。本当にこれは助かった。

外国の空港では、手厚いサービスはないけれど、ほかの旅行者がいろいろ手伝ってくれて、これまた問題なく行動することができました。アメリカ人ってこんなに親切だった?と、ちょっと意外。ママを経験したことのある人は、みんな子連れの人にやさしいのかもしれませんな。