トランプ大統領とゼレンスキー大統領が、公開で口論になり、会談は決裂したようです。
いろんな意味で、相互の認識の違いが出ていますね。
ウクライナがどうして「ありがとう」と言わないのか、常識的に考えれば、とても不思議なのですが、歴史を紐解くと、納得もできたりもします。
そういえば、約80年前、ロシア人やウクライナ人は、スターリンの下でドイツ軍と戦っていました。彼らは決してアメリカに感謝をしなかったのだそうです。なぜなら、アメリカが弾薬やトラックをソ連に供給する代わりに、ソ連兵は何百万人という膨大な犠牲を出しながら、ドイツ軍と戦っていたから。ノルマンディーまでの4年間、ドイツ軍の殆どをソ連一国だけで引き受けていたから。ソ連兵は「アメリカは、コンビーフの缶詰で、ロシア人(ウクライナ人も)の血と肉を買っている」と愚痴ったのだそうです。ゼレンスキーも、中学生まではソ連人でしたから、そうした歴史を学びながら、育ったことでしょう。
一方で、現在のウクライナはどういう状況にあるのでしょうか。少なくとも、ゼレンスキーからすれば、ウクライナが欧米の援助を得つつも頑張っているお陰で、いろんな地域がロシアや中国の侵攻を受けずに済んでいる、と見えるのでしょう。バルト三国も、旧ソ連構成国も、もしかしたら東欧諸国も、台湾も・・・。
いろんな意味で、相互の認識の違いが出ていますね。
ウクライナがどうして「ありがとう」と言わないのか、常識的に考えれば、とても不思議なのですが、歴史を紐解くと、納得もできたりもします。
そういえば、約80年前、ロシア人やウクライナ人は、スターリンの下でドイツ軍と戦っていました。彼らは決してアメリカに感謝をしなかったのだそうです。なぜなら、アメリカが弾薬やトラックをソ連に供給する代わりに、ソ連兵は何百万人という膨大な犠牲を出しながら、ドイツ軍と戦っていたから。ノルマンディーまでの4年間、ドイツ軍の殆どをソ連一国だけで引き受けていたから。ソ連兵は「アメリカは、コンビーフの缶詰で、ロシア人(ウクライナ人も)の血と肉を買っている」と愚痴ったのだそうです。ゼレンスキーも、中学生まではソ連人でしたから、そうした歴史を学びながら、育ったことでしょう。
一方で、現在のウクライナはどういう状況にあるのでしょうか。少なくとも、ゼレンスキーからすれば、ウクライナが欧米の援助を得つつも頑張っているお陰で、いろんな地域がロシアや中国の侵攻を受けずに済んでいる、と見えるのでしょう。バルト三国も、旧ソ連構成国も、もしかしたら東欧諸国も、台湾も・・・。
そのうえ、ウクライナは、最近、アメリカから希少資源を凄まじい量、要求されていますから、ゼレンスキーから見れば、トランプ達はハゲタカか火事場泥棒に映るのでしょう。
しかし、それはウクライナから見た視点で、アメリカから見れば、特にモンロー主義で厭戦気分のトランプから見れば、「なんと恩知らずな!」となってくるのも、やむ得ぬことです。
しかし、それはウクライナから見た視点で、アメリカから見れば、特にモンロー主義で厭戦気分のトランプから見れば、「なんと恩知らずな!」となってくるのも、やむ得ぬことです。
要するに、両国の関係を代理戦争と見るか、援助と見るかの違いが出ているのです。
ウクライナがアメリカと決裂したら、どうなるかは、容易に想像がつくというものですが・・・。いずれにしても、トランプとゼレンスキーの公開大喧嘩が字幕付きで公開されていますから、ぜひ、見てみましょう。
【日本語字幕】トランプ大統領とゼレンスキー大統領の公開大喧嘩
(BBC) 喧嘩のハイライト部分
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