ん?

(o-´ω`-)フムフム

短い物語① -真智子と省吾-

2011-09-06 | Weblog
省吾と真智子が出会ったのは3年前のことである。 
2年前から真智子は省吾をエスくんと呼び 
省吾は真智子をエムちゃんと呼んでいた。 

まわりは二人を
SMコンビとよんだ。

真智子は省吾の腕の中で今日も目を覚ました。 
まだ夜明けは訪れない。
寝ている省吾の唇に、自分の唇を重ねる。 

それから真智子はベランダで夜風にあたる。 
それは去年の秋と変わらない-。 

省吾は気付いていて今日も気付かぬふりをしている。
真智子はいつも窓を半分ほどあけて外にでる。そのさらに半分をあけたままにするから、冷たい風が室内に入り込み頬を通りすぎるのがわかる。 

ああ…もう秋がきたか。

ベッドで寝たふりをしながら、省吾は前髪を撫でられているみたいだと思う。 
レースのカーテンに真智子の影が映っている。
 
省吾はまぶたをとじ今日の月の形を思い浮べる。 

真智子の静かな鼻歌が聞こえる。 

そんなとき省吾は現実と夢の狭間にいる。 

しばらくして真智子がスルリと部屋に入り、窓の縁に手をあて、あけたままにした残りすべてを閉める。 

省吾はそれを耳で察知する。

省吾の額に冷えた唇が触れたあと、省吾の胸には手がおかれ、わき腹に鼻先があたる。

無理な体勢だと思う。 

今日は省吾の上着を濡らすものはなかった。


やがて真智子の寝息を感じると、省吾は真智子を抱いて眠る。 

そして朝は
変わらず今日も訪れる。 

「Mちゃん」 
   「Sくん」 
キラキラ陽射しがふる秋の駅前通り
キャンパスの中
二人の声が響いていた。

まわりは二人を、バカエスエムップルと呼ぶ。 


そこに秋夜の風の二人を
知るものは誰もいない。 







秋風

2011-09-06 | Weblog
電車から降りると 
風が秋色に染まりはじめていることに気付く 

立ち止まってしまいたくなるけど 
流れにあわせて
改札口に進む  

おじぞうさんの前を通りぬけると
コスモスが好きな母を
ふと思い出した 



喉の痛み

2011-09-06 | Weblog
風邪のひきはじめ
自分はいつも喉からです 

飲み込んだときに 
喉が痛くて 

普通にしてても 
気になって気になって 

気持ち悪くなってしまうくらい
うがいを… 

ガラガラ
ガラガラ ガラガラ

もっと奥~奥~
隠れとってもあかんで~
覚悟しいや~ 

って上をむきすぎて


ンッゴホッ


きもちわるい…ΩÅΩ


なんとなくそれくらいやって満足…。


季節の変わり目は 
しょうちゅう風邪ひいている気がします;

みなさんも
気を付けてくださいね。