笑われるかもしれないが

未来を見ていた
いつまでも続くことを
信じていたかった
一緒にいたかった

罅

はじまりは何だったか
こうさせたのは何だったか

きっと
都合の良い解釈しかしない

そんな私も
小さな出来事の重なりに疲れてしまったわけだけど

そのはじまりを
誰かのせいにしている以上
この苦しみから逃れることはできない

思い出に感謝

思い出は多い方がいい

何かあったときに、それが楔になることがあるから

もしものときに、それが優しく心を解してくれるから

他人だった

どちらかが悪いわけではない
もともとは他人
そう思えば感謝しなければならないことばかり。

遮断

誰もいない部屋は
静かで
西日に浮かぶ
小さな光の玉を
目で追っていた

小さい頃の記憶

働きすぎる感覚を
考えすぎだと結論付けた

なぜ分からないのかと
言いたかったけど
それを口にすることは
出来なかった

小さい頃の記憶

今もさほど変わらない

勝手に

どうぞ。御自由にどうぞ