おたより

部屋の壁
ホットミルク
青空の雲
春を告げた福寿草

あの人からの御年賀は
いつも鶯色の香りがする

ツクシのように流れた
しとやかな文字
懐かしい
あこがれの先輩

枯れ池

なんにもウタが湧き出てこない
なんだか悲しい

戯言と思って大目に見てください

自分に言い聞かせるために
呟いてきた

私の言葉の数々が
正しいとか
思っていないのです

誰かからしたら
偉そうにしてと
思われるかもしれない

誤解されたくないのです

私は歩くために
自分なりの答えを探して
呟いている ここに記している

若輩者の戯言と流してもらえたらと
そう思います

なんで笑ってるの

ふとしたときに言われた
おそろしい言葉だと思った

さらに自分が笑っていることに
気づいてなかったから
それもまたおそろしかった

不幸な話に笑っていたわけじゃないからいいか
無意識に愛想笑いしてるのかな
自分の顔は常に笑っててそれが真顔なのかな

色々考えたけど
そのうちどうでもよくなった

あと15分したら

今晩のご飯を作ろう
お休みの時間は長いと思ってたけど
最近働いている時間ほどではないけど
お休みの時間も早く進んでいく

まだ探していて
まだ見つけきれずにいるけど
焦らずいこう

先のことばかり考えても
先が見えない自分なのだから
そんな今の自分を責めとる前に
今の自分を楽しもう

閉鎖的な私を見つけてくださった

閉鎖的なこのような私を
見つけてくださった
すごいことです
奇跡に近いから
ご縁に感謝せずにいられない

そよ風

大丈夫だよと風は笑うのだ
ひだまりが心を包むのだ

なにも失ってなどいない
今ないものは
今はその必要がないもの

無理に戻そうなどと
思わなくていい
心のままに任せて
やれることをやったあとは
天に任せる
そしてまた心に任せて
選んでいく

大丈夫
なにも失ってなどいない
ときがまた運んでくる
今必要なものは今傍にある

一度しかない

そう思うと
躊躇などしていられない

大きな決断はそれなりに時間を要するけれど

それ以外のものは気持ちさえ整えば
すぐにはじめられるもの
すぐにやめられるもの
そういったものがたくさんある

足踏みばかりしている自分に言う
やってみたらいいんじゃない

楽しいと思うことを
いっぱいいっぱい探そう
今を生きたいのだ

ぶっとんでる

気まま 赴くまま
ぶっとんでいると思ったあの人を
私は心のどこかで憧れていたのかもしれない
あの人のようには生きられないけれど
私なりの飛び方で ぱたぱた飛んでいこう