女木島発男木島のフェリーに乗り
ぼ~っと海を眺めていると海面に水紋がポツポツ。。。
やっぱり雨か。。。
島に着くころには止んでくれたらいいな。。。なんて思いながら
ふと現れた男木島は切り立っていて
ぐる~っとまわって
見えた港
雨だったからか
段々に建つ家の瓦が黒くなんだか名前の通り
男らしい島だな
って思ってたら
到着と同時にどしゃ降り&雷付き
まぢか
こんなことあるんだな~接岸された港をみると
クロネコ他急便のお兄さんがどしゃ降りの中びしょ濡れになって荷を待っていた。。。
いつも「離島は送料別途」ってみると「ケチだな~」とか思ってたけど
こんなご苦労されてるなら別途料金かかっても当然だわ~お疲れ様です❤って
思いでいっぱいになり自分の心の狭さに反省( ̄▽ ̄;)
宿のオーナーさんに借りていた傘をさしてとりあえずこの怪しい建物までダッシュ!
雨宿りしてたけどなかなか止みそうにないので
中に入り鬼の館でもらった雨合羽を着て
受け付けにいたお姉さんに「雨宿りさせてください。」って言って
どしゃ降りの外を眺める
止むのかな
とりあえずお腹空いたな。。。
で、お姉さんに「どこかごはん食べるとこありませんか?」って聞いたら
今日はどこも開いてないので農協で食べるもの買った方がいいですよ。
と教えれくれる。
ありがとう。雨やむかしらね~すごいね~って話しながら
外を眺めていたらだんだん小雨になって来たので
「とりあえず農協行ってくるわ。どうもありがとう!」と言うと
お姉さん、どこでも楽しめそうだからここず~っと行った所に「方舟」があるから
行ってみてください♪
と言う。
どこでも楽しめそうって( ̄▽ ̄;)
でもま~お姉さんって言ってくれたし♪ってちょっとルンルンで
カッパ着て傘さして農協へ
事務所兼店舗の小型農協(`・ω・´)b
日用品と食材が少々
おにぎりが2つ
誰か買いたい人がいるかもしれないから一つ買って
「すぐ食べたいのでここで開けてもいいですか?」って聞いたら
どうぞ♪すごい雨だったね。もう降らんよ。って言うので
よかった!今から方舟に行って来ます♪ってお礼を言って
貴重なお昼ごはんを美味しく頂きながら
お姉さんの指さした方へ歩き出しました。
そしてあちこちで猫ちゃんに会う。
どうも~おじゃましてます~
とっても人懐こい❤
で、あまり道案内がないので不安になりながらも
ず~っと行ったらあるって言ってたからず~っと歩いてたら
なんかありました!
おお!
これが芸術か。。。
ノアの方舟がモチーフになってるそうで~
う~ん
芸術って摩訶不思議!
でもこの島にあの芸術。。。
この違和感がいいのかな
どうなのかな
狭い生活路から続くご自宅の入口に
「私有地につき立ち入り禁止」の文字をみると
私のような観光客がこうして生活圏をウロチョロするのって
島の人たちはどう思っているのだろう
って自問自答をしながら
坂道をぐんぐん上がっていくと
神社に到着
安産の神様でしたか。
畏れ入ります
お参りさせてくださいね。
とお賽銭をして手を合わせる。
素敵な眺めだ
島民を見守ってるんですね。
晴れてる場合の景色を想像し
でもま~雨もまた趣深く風情があっていいもの見せていただきました。
で、階段を下りていくと右側にのれんがかかってたので
ごめんくださ~い
何か食べるものありますか?
今日は何もなくてコーヒーはありますよ♪って事で
温かいコーヒーを頂きながら
島のお話や猫ちゃんたちのお話をして
これから灯台に行いたいんだけど
5時のフェリーまでは長すぎるので3時のフェリーに乗りたいんですよね~って言うと
ではちょっと時間ギリギリやから近道を案内しましょか~♪って
途中まで一緒に歩いてくれました。
本当に皆さまご親切~
ありがとうございます♡
灯台の歴史や映画の話をしながら歩き
ここをず~っとまっすぐ行ったら灯台です。
今日は薄暗いからイノシシに気をつけて(^_^)/~
はい!本当にご親切にありがとうございました!
またいつか!って別れて
左に瀬戸内の海を見ながら
ひたすら歩いてたら
到着
門が締まっていて入れませんでしたけど
どのみち時間が厳しかったので
戻ります。
港へ
3時に乗り遅れたら2時間後!
いっぱい歩いて足がパンパンだったけど
頑張って早歩きして男木島港着5分前!
すぐに船に乗り込んで
男木島を離れました。
おじゃましました。
ありがとうございました。
色んな想いでフェリーに揺られ女木島をみて
山頂に鎮座する日蓮お上人を見上げ
「あのお足元に座わって瀬戸内を眺めてたなんて本当になんて贅沢な時間なんだろう。。。」
って感慨深く思いながら女木島の宿へ向かいました。
・・・・・・・・・・つづく