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蔵馬ウケネタ、日常のことなど思った事を綴る。

君を迎えに行く、飛影からの。

2021年03月12日 22時42分37秒 | 蔵馬語り
ちょっとぶりです、最近は幽白の再放送が楽しみで、
「蔵馬と飛影はどこ行ったんだ」
って言うセリフに、
「逢引しに行ったんですよー
と、勝手にツッコミを入れてしまいました。


武術会編では、初めは気の強いキャラだった蔵馬が、段々可愛くなって、
ヒロインになっていくのが見ものでしたよね!


で、武術会が終わった頃、「飛影とは毎日一緒にいられたのに、
これからは離れてしまう。闘いは辛かったけど、
飛影と話ができてわかり合っていけた。なのに、もう、一緒にいる理由がなくなってしまう。
と言う、悲しいような、勝ってスッキリした気持ちと、
幻海のことを考えて心が苦しいよう、一言では言えない、
複雑な気持ちで飛影を見る。

そんな蔵馬に、小さくかけられた言葉。

「…人間界に戻るんだろ」

答えられず、黙る蔵馬。

「俺は魔界に戻る」
わかっていた、飛影はいつまでも一緒にはいられない。
人間界には飛影の居場所はない。

「次に会えるのは…」
いいかけた蔵馬を、飛影は見た。

「次に会うとき…」
そっと、飛影は蔵馬の耳元に囁いた。

「もっと、強くなっていろ」

俺ももっと強くなる。
いつか、会いに来る。

低い声で囁かれて、頬を赤くする蔵馬。
会いに、くる…。

ハッとすると、飛影はもう背を向けていた。
離れていく飛影の背に、蔵馬は声を上げた。

「約束…」

約束して。約束する。

ブワッと、飛影の黒衣が舞った。何も返さず、飛影は地を蹴った。

みたいなことがありそう。


最近、水樹奈々ちゃんの、GET BACKと言う曲を聴いていて、


月より願います
今度は僕の番

君を迎えに行く

と言う歌詞があって、これを聴くたびに、「飛影から蔵馬への曲だ!」
と思います。

今度は、と言うのが…。

霊界に捕まったころ、霊界の牢に来た蔵馬が、「あなたはまだ
やりたいことが残ってるはず。ここを出ましょう。迎えに来ました。」
って言う場面があって、

それへの返しで「今度は僕の番 君を迎えに行く
って言う…。
魔界にいつか連れて行く…って言うのも、含んでいて。

でも、武術会終わったあたりだと、まだ飛影の気持ちはそこまでは
はっきりしていない気がする。
魔界に連れていきたい…みたいな気持ちはある。
けど、「母親が亡くなってから連れていきたい」
と言うところまでは行ってない…といイメージ。

そんな、飛影からの告白。

武術会の終わりにはドラマが隠されてそう。
ふたり、まだ未熟で、恋をはっきり「好き」と
わかり合っていない時期なかんじ。









バレンタインだから、正直に

2021年02月14日 19時49分09秒 | 蔵馬語り
ちょっとぶりです。
バレンタインということで…長い時間パソコン向かうと、
腰が痛くなってしまうためブログでバレンタインネタを。


躯から、「正直になるチョコだ」と言って、小さなチョコを渡された蔵馬。

怪しい…怖い…あの躯からチョコだけ使い魔で渡されるなんて不気味。

おもいながらも、
飛影の本音を知りたい、聞きたい蔵馬は、バレンタインに飛影
来ないかなと期待をする。
なんの偶然か、ちょうど14日に飛影が訪れる。

あのね…去年もあげたけどバレンタインなんだ、あなたからも、
告白でもらったことあるよね、
好きな人にあける日だから…これ…。

と言って、躯から貰ったチョコを渡す。

見た目は何も変わらず、普通の飛影。

少し、違うなと思ったのは、
夕飯に作ったオムライスもしっかり食べて…、
「いつも……いい味だ」
と言ったこと。

飛影に見られないように、背を向けて、蔵馬は頬を薄く桃色に染める。

今日は素直で…。

夜も…。

「きれいだ、お前は」
と言って口づけを落としたり、蔵馬の肌を舐めるときも
「お前が、離れていかないように…魔界で想っている」
とか言う。
飛影から甘い言葉が漏れるから、蔵馬も敏感になって、
はあはあと荒い息を漏らす。

せっかくだから、いつも聞けないことを聞いてみたい…思う蔵馬。
「前に…」
幽助に八つ当たりみたいに睨んでいたのはなんで…。

「当たり前だ…」
飛影はひとつ息をついて蔵馬の髪を取る。
柔らかな髪を撫でて、飛影は囁く。

「お前の指、触ろうとしただろ」
早口で、飛影は続けた。

「俺以外がお前に触るのが…気に入らない」
言いながら愛撫は激しくなって…。

「そんなに…」
「いつも…お前がいることが力になってる」

飛影から漏れる優しい、熱い言葉が、蔵馬を熱くする。
蔵馬は、飛影の首に手を回した。

好き…。


甘い夜を過ごしたあと、飛影はハッとする。俺は昨日…蔵馬に何を…。
今まで言わなかったことを言ってしまったような…。

そばを見ると、幸せに満ちた表情で抱きついている蔵馬。

幸せそうなら…いいか、と思いながらも恥ずかしくて、
蔵馬のからだを少し離した。



みたいな話。



さり気なくlove

2021年02月06日 15時20分38秒 | 蔵馬語り
お久しぶりです、
最近日向坂ライブとか、
乃木坂46ライブとか観てます。

蔵馬が着たらかわいいんだろうなあ、って言う衣装があって、
乃木坂46の衣装はキラキラしていていいです、日向坂は、
最近私の推しが沢山雑誌に出ていて嬉しい日々です。

蔵馬がアイドルだったら、飛影は俳優かなと思います。
飛影は子役時代から売れている役者、俳優だから、キスシーンもある。
で、
蔵馬に「あのキスはお前だと思ってした」
とか言いそう。
で、アイドル衣装の蔵馬の服を脱がしながら、「だから、お前も、今は、アイドルとしてじゃなく
お前自身の気持ちで俺を見ろ」と言って蔵馬の首筋に口づけを落とす。


蔵馬は恥ずかしくて、でも熱い飛影の視線に耐えられなくて、
顔をそらす。
俺を見ろと言われてびくっと震える。
ぬめった飛影の舌が蔵馬をなじる。


みたいな展開を想像しちゃいました。


飛影って、子役時代からクールな態度なのに、そこそこ売れていて、
可愛さがないからこそいい!みたいな感じで人気が出る。

飛影は蔵馬に目をつけて蔵馬を観察して、声をかけるんだけど、
段々蔵馬そのものに惹かれていく。

蔵馬も、仕事の色んな悩みとかでひとり考え込んでいたら、飛影がそばにきて…とか。

皆に好かれなくてもいい、お前がちゃんと、やるべきことだけやればいい、
とか
冷たくも優しい言葉かける。

みたいな。

日向坂のfootstepsと言う曲があるんですけど、


無理して笑顔見せるより
愛想ないぶっきらぼう

絶対裏切らないやつがいる
きっと誰かが味方だよ
同じことを思ってるやつがいる

そんな歌詞があって、
飛影は蔵馬の、友情と愛情両方混ぜたような感情を抱いてそう。

原作沿いなら、魔界にいくときに、
「正しいことなんかわからない。
でもお前のことはお前が決めたようにやれ」
って、自分も(蔵馬を黄泉に取られて)悔しいのに言ってあげる、みたいな。

でも黄泉に奪われた蔵馬は、絶対黄泉に襲われてそうですよね。

未遂でもいいけど。


飛影は、蔵馬と再会したときには感情爆発させて抱きしめてやりそう。

蔵馬…触れたかった…みたいな。




くらまと言う薔薇

2021年01月10日 20時17分57秒 | 蔵馬語り
お久しぶりです。

寒いけど、皆様お元気でしょうか。

手洗いにも、長く時間かけています。
アルコール消毒も、売られるようになってきて
良かったです。

寒いと言えば、
蔵馬の手も冷たくて、飛影がそっと温めてやるのかな。


以前、Twitterで、くらまと言う薔薇があると聞いたのでちょっと
考えてみましました。


魔界の隅に、赤い薔薇が咲く場所がある。

だれも近づかない、おおきな花畑に、飛影はそっと足を踏み入れた。

棘のない、鮮やかな薔薇の花。

…初めてここに来たときは、薔薇とは気づかなかった。

ただ、どこかで見たような…この香りを知っている気がして。

不思議な安らぎに、飛影は座り込んだ。
目を閉じる…この香りのせいで、誰かの胸を思い出す。


甘く苦い香りが、飛影の鼻を擽った。
しっとりと広がっていく薔薇の香り。

力が抜ける…。
そっと、飛影は刀を置いた。

自分以外ここには来ない…そんな気がした。

「飛影…」
聞こえた声に、ふと、飛影は目を開けた。

飛影。

柔らかな、あの声だった。

「蔵馬」
開いた目の前から…その影は消えた。
蔵馬!
叫びそうになった飛影の、半端な声だけが響いた。

幻…。


ははっ、と飛影は笑った。
こんなにも、いつの間にかあいつを求めている。

誰にも会いたくなくてここに来た。

自分だけの世界に入れる場所…。
それだけが、ここが救いのようだった。




「飛影?」
その人の声が、確かに聞こえた。
気づいたら、その人に、触れたくて。

人間界のその人の部屋に、降り立っていた。

んっ、と、生暖かい舌が、蔵馬の口を絡めとった声がした。
あ、ふ…。
蔵馬の、肌を思わせる暖かい舌に、飛影の熱が呼び覚まされた。

衝動のままに、蔵馬の舌を舐め回した。
喉の奥まで…。
蔵馬を逃したくなかった。

「ふっ…」
壁に蔵馬の背を打ち付けて、飛影は舌を首筋におろした。
強く首筋を吸えば、赤い跡がついた。ああ、蔵馬だと…。この柔らかな肌。
花の香りのような、嗅いだら忘れられない肌。

「飛影…」

小さな声がした。

「飛影…。花の、香りがする」
戸惑うような蔵馬の声。
「俺…この香り…知ってる」
ぬる、とした感触…蔵馬が、飛影の首筋を舐めていた。

「ここから」香りがする。

知っている。
蔵馬が植えた花ではないけれど、あの場所を知っている。

「この香り…好き」





寒いから温めたい

2020年12月28日 20時12分52秒 | 蔵馬語り
お久しぶりです。
久しぶりに、フィギュアスケート観てます。

やっぱりフィギュアスケートはいいなあ。幸せだ。
感動があって、ドラマがある。

今年のMVPは、三原舞依ちゃんかな、
でも、河辺さんや川畑さんも良かった。
鈴木なつさんはステップきれいだし、岩手大学の
廣谷さんもジャンプ良かった。
トップ選手以外にも、「これから伸びる!」と言う子がいる、これが全日本だ、と思いました。


男子も清々しい勝負で楽しかった。昌磨のジャンプにドキドキして、
皆が楽しかった。

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冬になると
「会いたいは、温めたいだ」
と言うフレーズを思い出します。

これ、飛蔵にあいますよね。

寒いな、温かい飲み物でも買って…と思ったら、ふと後ろから
抱きしめる手。囁くような声で…蔵馬、と呼ぶのは。
飛影。
飛影の体は暖かくて、蔵馬の首もとから、からだ全部を温めてくれる。

「俺も…会いたくなった」
飛影の、優しい手が蔵馬の冷たい手を包む。
「うん…」
寒い空も、いまは辛くない。


みたいな感じの話を思い浮かべます。
肩が寒くて、ふるっと震えたら、飛影の温かい吐息。
一瞬にして満たされる蔵馬、それは心まで
深く染み入るようで、温もりに包まれて、
広がる暖かさ。
好きだと改めて自覚する蔵馬の、ほんのり薄桃に染まり頬の冷たさに、
飛影が顔を歪めた。触れた飛影の手から、温かい空気が広がる…。
「いつも」
こうやって、来てくれたらいいのに。
小さな呟きは、飛影の唇に奪われた。
「ちゃんと、呼べよ」
遠くても、聞こえるから。
「お前を抱くために、この手はある」


冬の冷たさの中、飛影の優しさで、満たされる蔵馬、と言うのが好きです。


約束したくせに来られなくて、
蔵馬が拗ねるのも好きだけどね!
蔵馬拗ねたら飛影の邪眼でも探せない場所に行ってしまいそう。
で、飛影は仕事手がつかず、蔵馬のことばかり。
あー、やっぱりあいつがいないと俺はだめなんだ、と
今更自覚する飛影。

蔵馬は、焦る飛影の妖気が乱れまくったときに出てきて思い切り拗ねる。

約束なんかしないでよ、優しくしないでよ、とわめく蔵馬。そう言うのかわいいなあ。

怒りながら泣くとかね。

冬の飛蔵は、喧嘩と恋とが似合う。