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蔵馬ウケネタ、日常のことなど思った事を綴る。

★初めて会ったその日…★飛蔵小説更新

2021年01月23日 21時54分29秒 | 更新案内
おひさしぶりです、ちょっと前に、
去年イベントに出た、飛蔵のお友達の漫画を小説化させてもらいました。
久しぶりの、HP更新です。

掲載許可を貰っているので
ピクシブにも上げてはいるのですが、サイト更新にも致しました。
今年はバレンタイン小説のネタを練っていますが中々
難しいなー。
幾つも書いちゃったので、どうしようか悩んでいます。


で、
その 飛蔵のお友達 (かたくり狐のとろみちゃん)の本を小説化させてもらった
小説ですが…。

初めて会ったその日からhttp://pinkcherry.whitesnow.jp/hajime.html
と言う小説です。

この話に出てくる躯様が大好きです。
私、幽白の中では躯様が大好きなので、飛蔵以外では躯様と時雨推しなんです。
格好いい女が好きなんですよね。
だからライブで毎回格好良いところを見せてくれる水樹奈々ちゃんが好きなんです…。
話が脱線しましたが。

で。飛影って、素直になるまでに時間がかかるタイプなので、
その「素直になるまでの、心を言葉にするきっかけ」がないと駄目ですよね。

なので、蔵馬が病気で倒れるとか怪我をするとか
そう言うネタが大好きなんですけど…。

魔界にある植物って、正体不明な毒を持ったものがたくさんありそうですよね。
怖いです…。
花粉とかも凄い飛んでそう、そういうもので身体の調子を崩す事って
ありそうです。
人間界に慣れた蔵馬が、久しぶりに魔界に帰ったら、
知らない花粉が飛んでいたりして…。

魔界の広さってどのくらいか分からないけど
凄く広い気がします。

今幽白再放送してますが、暗黒武術会で「なんて妖気だ!」と
蔵馬が驚いている場面がありますが、
「初めて見た相手とか居るのかなー、人間界にいるのは
10年足らずなのに、蔵馬でも余り、妖怪のことについて
凄く知っている訳じゃ無いのかな…」
と思いました。

広い世界の中で蔵馬とふれ合ったひとや、
知っている相手は
「魔界の一部」でしかないとすれば、10年の間でも速いペースで
変わっていくのかな…。

鴉ってどんな種族なんですかね…。
男でも関係なく、蔵馬のことを好きになるんでしょうか、
蔵馬には、男とか関係無く引きつける魅力があったという…
あはは。

飛影は一年中ヒヤヒヤしてたいへんだろうなあ…。


くらまと言う薔薇

2021年01月10日 20時17分57秒 | 蔵馬語り
お久しぶりです。

寒いけど、皆様お元気でしょうか。

手洗いにも、長く時間かけています。
アルコール消毒も、売られるようになってきて
良かったです。

寒いと言えば、
蔵馬の手も冷たくて、飛影がそっと温めてやるのかな。


以前、Twitterで、くらまと言う薔薇があると聞いたのでちょっと
考えてみましました。


魔界の隅に、赤い薔薇が咲く場所がある。

だれも近づかない、おおきな花畑に、飛影はそっと足を踏み入れた。

棘のない、鮮やかな薔薇の花。

…初めてここに来たときは、薔薇とは気づかなかった。

ただ、どこかで見たような…この香りを知っている気がして。

不思議な安らぎに、飛影は座り込んだ。
目を閉じる…この香りのせいで、誰かの胸を思い出す。


甘く苦い香りが、飛影の鼻を擽った。
しっとりと広がっていく薔薇の香り。

力が抜ける…。
そっと、飛影は刀を置いた。

自分以外ここには来ない…そんな気がした。

「飛影…」
聞こえた声に、ふと、飛影は目を開けた。

飛影。

柔らかな、あの声だった。

「蔵馬」
開いた目の前から…その影は消えた。
蔵馬!
叫びそうになった飛影の、半端な声だけが響いた。

幻…。


ははっ、と飛影は笑った。
こんなにも、いつの間にかあいつを求めている。

誰にも会いたくなくてここに来た。

自分だけの世界に入れる場所…。
それだけが、ここが救いのようだった。




「飛影?」
その人の声が、確かに聞こえた。
気づいたら、その人に、触れたくて。

人間界のその人の部屋に、降り立っていた。

んっ、と、生暖かい舌が、蔵馬の口を絡めとった声がした。
あ、ふ…。
蔵馬の、肌を思わせる暖かい舌に、飛影の熱が呼び覚まされた。

衝動のままに、蔵馬の舌を舐め回した。
喉の奥まで…。
蔵馬を逃したくなかった。

「ふっ…」
壁に蔵馬の背を打ち付けて、飛影は舌を首筋におろした。
強く首筋を吸えば、赤い跡がついた。ああ、蔵馬だと…。この柔らかな肌。
花の香りのような、嗅いだら忘れられない肌。

「飛影…」

小さな声がした。

「飛影…。花の、香りがする」
戸惑うような蔵馬の声。
「俺…この香り…知ってる」
ぬる、とした感触…蔵馬が、飛影の首筋を舐めていた。

「ここから」香りがする。

知っている。
蔵馬が植えた花ではないけれど、あの場所を知っている。

「この香り…好き」