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蔵馬ウケネタ、日常のことなど思った事を綴る。

甘さを、忘れていた ※躯様から蔵馬へ……

2025年01月24日 23時26分30秒 | 蔵馬受けblog内小説
改めて、躯様が蔵馬をめでる場面を、書いてみました。

私の好きなアイドルのPVで、先輩が後輩に口紅を塗ってあげる場面がありまして…
それを見た瞬間
「躯様が
蔵馬にしたらいい場面だ!!」って思ったのです。

眠る蔵馬に、そっと覆いかぶさる躯様という話です。

。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo

間近で見るその顔は、白く小さく……幼く見えた。武術会をモニターで見ていたころは、
強がった幼い狐という印象だったけれど…一瞬、躯は頬を緩めた。

疲れて眠っている蔵馬の、その身体の上にのしかかると、ベッドが小さく揺れた。
空気を小さく揺らすくらいの……音にもならないものだった。

薄暗い電灯の中、凛々しさを湛えていた躯の瞳が、少しずつ丸みを帯びていく。
細く長かった瞳の形が、丸い瞳になり、まつ毛がそっと伏せられた。
数秒の沈黙が、ただ、躯の私室に広がっていた。

蝋燭もないのに、小さな明かりが揺れるように、窓の外からの僅かな光と暗がりが混ざり……。
ベッドの脇に乗ったまま、躯の上半身が下がっていく。

決して大柄ではない、けれど蔵馬よりも纏う空気は、たしかな誇りと妖艶さを含んでいた…。

小さな、蔵馬の唇に、長い躯の指先が触れた。
静かに静かに、しんしんと、指先が、蔵馬の唇をなぞっていた。
とくんと、自分の胸が高鳴るのと自覚する…躯の中の、小さな甘い疼きが、喉元までせりあげた。


ベッド脇のチェストを、そっと開けた。
白いチェストの中にある、小さなバームを、躯は開けた。
青みを帯びた、赤のバームが広がっていた。指先に塗り込んでいく赤が、蔵馬の唇を染めていく。
柔らかな唇を、赤くなぞって染めていく……。


触れるとはこんなにも、甘いものだったのかと、もう忘れていた甘い感覚に、ただ躯は酔いしれた。

。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo


ひとつ前のblogに書いた、蔵馬をめでる躯様を書いてみました。

このあと、蔵馬をどうしたかは想像にお任せしたいと思うのです。

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甘さを、忘れていた  タイトルです。
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女の子もいいかもね 蔵馬小説あり

2024年05月04日 16時24分57秒 | 蔵馬受けblog内小説
お久しぶりです。
皆様いかがお過ごしでしょうか、
3月から一気に体調が悪くなって咳が止まらないので(熱はないし喉も痛くない)
検査したんですが
黄砂とかの影響でやられたのではないかという事でした…皆様も、突然の不調、あるかたは
呼吸器内科をお勧めします…。
でも4月中旬から良くなってきたので、前に書いた本とか読み返してみたりしていました。

私は蔵馬は少し鈍感で、観察力が飛影に対しては結構あるのに
思い込みも激しいというのが好きで……。

で、
以前に蔵馬が女の子だったらという話をこのブログで書いたのですが、
魔界にトーナメントのあの時雨戦の後が、蔵馬が女の子だったらと言うので妄想してみました。

================

はっきりと飛影の目には、力を抜いたら閉じてしまいそうな蔵馬の瞳が映った。
倒れた蔵馬の、身体が小さく思えた。

駆け寄った飛影の、腕が蔵馬に伸ばされた。
「ひ、えい……」
小さく蔵馬の声がして、ああ、この声だと思った、高い蔵馬の声。
こんなに心地よく染みわたって聞こえるなんて思わなかった……想像もしなかった。
武術会では自分の心に気づいてはそのたびに蔵馬と叫んでいた、蔵馬に気持ちを伝えたかった。
蔵馬と呼べば蔵馬が力を振り絞って飛影を見る…その期待が、飛影に声を出させていた。
武術会では蔵馬はただ黙って飛影を見つめたのだ。
声が、本当は聞きたかった、あの時。

だから、いま耳に響く声を何度も聴きたいと…思った。
「無理、するな」
ふわりと身体が浮いたことに、蔵馬はハッとした。

見られている、周りに。
恥ずかしさと、頬を染めるときめきが混ざり合う。

数秒無言のまま蔵馬は飛影を見た。
そして、指先に力を入れた。飛影の、黒衣を掴んでいた。
「離さないで……ね」
甘えたような切ない声が、腕の中で籠っていた。…飛影の腕で、蔵馬は顔を埋めた。

「当たり前だ……、お前の」
長い髪を撫でて飛影は肩をさすった。
「けがは俺が治す」

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

蔵馬が女の子だと飛影も素直に言葉を言えそうです。
このあと、百足の自分の部屋に抱えていって、飛影のベッドで蔵馬を眠らせて
一晩中蔵馬の顔を見ていたりして…、で、
「お前は知らない…」

と小さく言うんです。
「俺がどんなに会いたかったか」
とかね。
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

久しぶりにブログを書いたので、もう読む人もいないかなと思ったのですが

サイトのWEB拍手を送ってくれるかたがいて下さって、

「やっぱり何かを書こう、考えよう」
と思ったのでした……。

ありがとうございます。


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伝えたいんだ

2024年02月23日 14時20分50秒 | 蔵馬受けblog内小説
お久しぶりです。

サイトを更新したいなと思いつつ、更新と言い切るほどの長い小説のネタが
中々浮かばずという感じでとても申し訳ないです。
それでも飛蔵の萌えはあるので、発信は頑張っていこうと思います。

バレンタイン、蔵馬から飛影がいいのか
飛影からがいいのか考えていたんですけど、
躯から
「13日パトロールが夕方までだからその日は部屋にいろよ」
とか言い出す。
で、
飛影は「は?」と言い返す。
バレンタインであることは、人間界の習慣に染まりつつある飛影はわかっている。
その日は蔵馬のところに行く、と決めている。
なのに勝手な言い草に躯をにらむ。
「終わったら別にそのあとは俺の自由だ」
と睨みつけるが、躯は意に介さない。
「その日は女たちが、お前に渡したいものがあって食堂で騒がしい。
次の日もだ。部屋にいろ」
14日は、女たちが色めき立って飛影の部屋に押し掛けるために、
部屋から飛影を出したら百足が傾いてしまう。
仕事がある者も、帰った途端に飛影の部屋に押し掛ける。
「知るか!」
俺は、と言いかけた飛影の唇の前に、躯が指を押し当てた。

「去年もおととしもあいつからもらってばかりだろうが。
与えられてばかりのやつが、また今年も貰うために人間界へ行くのかよ」

部屋に入った飛影は、運ばれた食事も手を付けずにクソっと、
呟いただけだった。バレンタインなど、ただの人間界の行事で……。
けれど蔵馬は14日には訪れる飛影に、
小さなチョコレートと、チョコレートケーキを出した。
すっきりしていて甘さが無いんですよと笑った。

「ふ……ん」
暫く天井を見ていた飛影は、小さく笑い、その瞳を閉じた。

13日……。
夕刻戻った飛影は、バサッと報告書を躯に突き出した。
「これで全てだ」
早口で言い切ると、黒衣を翻し……息を荒げているのか、黒衣の動きも急ぎ気味だった。

「拗ねているのかね……」
可愛い、と躯が後姿を見つめ、笑った。

チクチク、と時を刻む音に飛影は窓の外を見た。
時々……魔界に足を踏み入れるとき、蔵馬の姿はこの窓から見える。
魔界に来るときの蔵馬の気配は直ぐに分かる。蔵馬の妖気には自分は最も敏感だ……自負している。

だから、長い黒髪がすぐにわかる…。
魔界に来るときには自分に言えとは何度も言っている。

目が合うと窓の中の飛影に笑いかける。…蔵馬が、…恋しい。

14日……
飛影の部屋の前が、甘い香りで包まれていた。
百足中に広まる甘い香りに躯は「吐き気がする匂い…」
とつぶやいている。

「躯様!!」
夕方…躯の下手を叩く音が激しくなり、頭を抱えてきたのは躯だった。
くしゃくしゃを前髪を弄り乍ら、扉を開けると……。
「躯様!」
おんなたちがひしめいていた。
「…なんだこのにおい…」
思わず口を突いて、そう出た。甘い香りが女たちから漂っている。わきに抱えた小さな袋を見せながら
女たちが口を開く。
「飛影の部屋から!!気配がありません!」


30分も喚き続ける女たちの声に押され……
躯が飛影の部屋まで足を運んだのはその後だった。

コンコンと、態々ノックをして見せれば答えはない。…ほら、という女たち。
「気を集中させてください!!」
喚かれ、部屋の扉に耳を当て集中させて……ため息をついた。
「いないな」
大袈裟にため息をついて、てをひらひらとさせた。
「これは……」
小さな笑いを飲み込み、…躯が悲し気に眉をひそめた。

「飛影は、いないな」

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

14日……。

部屋の片隅に紙袋を置いた蔵馬は、小さなため息をついた。

バレンタイン……普段は真面目で通っている進学校の女子たちも、この日は
贈り物をするというイベントに情熱を燃やす。
甘い香りが紙袋から漏れ……机に突っ伏して、今日という日を呪いながら
顔を伏せる……同じような告白を何度も受け、神経をすり減らす日。

渡したいのも、貰いたいのも一人だけなのに。

顔を伏せて眠る蔵馬の、その肩に、生暖かいものが触れたのは夜刻だった。
風は強くなり、蔵馬の身体が、風が入る度に震え、うっすらと瞳が開く…寒い。
さ、む。そう、思った瞬間。肩に感じた温かい温もり。

「あっ……」

小さな袋を二つ……差し出す手。
後ろから蔵馬を抱く熱い手…。飛影。
「チョコレート……それから……」
二つ目の袋に入ったのは、魔界にしか咲かない…紫の花。
アンティローズ。

遠い情熱という花言葉の。花。

「飛影……」
「好きだって伝える日なんだろ」

唇を、飛影は重ねた。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

数日温めていたバレンタイン小説を、書いてみました。

似たようなテイストになってしまいましたが、やっぱり何かを書くというのは良いですよね。

🌹月に溶ける花の恋歌 R18

飛影に会いたくて魔界に足を踏み入れる蔵馬。しかし足を踏み入れた街に取り込まれ、
男に襲われてしまう。飛影に見つかり抱きつく蔵馬。飛影を呼び助けを求めていた。

この話はR18が3回入ります。




・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

このブログは、蔵馬受け小説サイト のカテゴリの一部です。
サイトはこちら➡Pink&Cherry

飛蔵小説、長編などいろいろあります。
結構エロ小説とかもあるので夜にお読みください!!!

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もうひとつの……共有するということ  

2023年09月03日 17時05分11秒 | 蔵馬受けblog内小説
お久しぶりです。皆様お元気でしょうか。感染は広まっているのでマスクを続けています。
咳も出なくなったし、効果はあるものだと思います。
皆様もご自愛ください。
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

久しぶりに、今回はちょっといつもの飛影とか蔵馬とは違う目線の話です。

余りこの視点で語ることはないのですが。躯様目線の小説を書いてみました。
ちょっと長く改めてサイトにアップするかもしれません。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

相打ち……か……
倒れ込んだ飛影の、その口から漏れた言葉が、遠く見ていた躯の耳に聞こえた。
消えそうな声のかけらが、躯の中に響いていた。

倒れ込んだのは時雨も同じで……けれど彼はきっと自分の力で体を起こせる。
消耗は飛影のほうが激しい。

飛影の身体を抱え込み、一瞬だけ、息の小さなその表情を見た。
誰かを求めるように……指先が動いた。ぴくん、と躯の眉が動いた。
……誰を求めている…探すのか知っている。遠い……あの国にいる妖狐のことだ。

『黄泉の国はどっちだ』
百足に来た初めの日に、飛影はそう言ったのだ。
鋭い瞳をしていた、黒龍の使い手は躯を見て怯むこともなかった。
恐れることもなく、ただ牽制するでもなく、飛影は言った。
……そして、ここの誰にも飛影の心には立ち入らせない。
その言葉が、にじみ出ていた。

躯が、あっちだと指をかざすと、じっと飛影はその方向を見つめた。
そうか、とだけ言った。

飛影はいつも、百足の中で闘いの相手を求め挑んでいた。
まだ未熟だった飛影の強さは一日ごとに大きくなり……そして荒れ狂う魔力は
その体を覆っているようだった。

同じにも思える……躯はそっと飛影の手に、自分のそれを重ねた。
「うらやま、しいな」
たった一言、それだけを躯は言った。


そばにずっと誰かがいるその日常を……躯は知らない。
小さな傷でさえ気にかけ、倒れ込んだときに駆け寄る存在を、感じたことさえもない。
魔界では自分の身は自分で守るしかない…気を許せば殺される。そんなことは分かっている。
それは理論で…、現実は、感情を持つ知能の高い種族では結ばれ寄り添うこともある。
躯は生まれたときから一人だった。
傷を負っても誰も声をかけることはない。
国の部下の子どものほうが、親というものを知っていた。

飛影の手を見つめ、躯はもう一度言った。
「何が違ったのか……」

飛影があの黄泉の国の……蔵馬に出会ったのも偶然だと聞いている。
それならなぜ自分には小さな偶然さえ降ってこなかったのだろうか。

苦しい時も自分一人で抱えるしなかった。
自分だけが…そう思う時間さえも、苦しさを増すだけに思えて考えてはいけないと、そう思いさえした。

「お前なら、わかってくれるか」
きゅっと、躯は呟いて扉を開けた。治療を…させてやる。
このまま死ぬほどの気持ちではいない。飛影はきっと。

もがくほど、蔵馬のことを想っている。憎らしいほどの感情の熱さを、百足にきてからの飛影に
ずっと感じている。暖かい存在があることを……羨ましいのか憎いのか、自分でもわからない。
……飛影なら、抱え込み続けた苦しみを、わかってくれるだろう。
小さく、期待してしまう…それを自覚する。

恋慕などではない、これは。
そしてわかったとしても飛影は自分には……あの……蔵馬に向けるような気持ちは抱かない。

わかっている。
 ・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

躯さま目線だったらこうなるのではないかと思いました。
飛影には恋じゃないけど、心の一部を共有しているという感じでしょうか。
飛影も、共感するところはあると思うんですけどね。でもそれは蔵馬へ抱く感情とは違う。


・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

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その通販のお知らせを、サイトトップに載せておきます。

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🌹R18 鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜  飛蔵
蔵馬の片思い小説です。

ある屋敷の主人、飛影。世話係蔵馬の話。飛影に恋をして、
その気持ちに耐え切れず主人の部屋に忍び込む。
言葉に出来ず、近くにいればいるほど想いが募る。優しくされればされるほど苦しくなる。

そんな蔵馬に目をつけ、手に入れようと手を伸ばす男がいた……。
(鴉)

SEIさまの綺麗な絵が表紙です!!


🌹月に溶ける花の恋歌 R18

飛影に会いたくて魔界に足を踏み入れる蔵馬。しかし足を踏み入れた街に取り込まれ、
男に襲われてしまう。飛影に見つかり抱きつく蔵馬。飛影を呼び助けを求めていた。

この話はR18が3回入ります。









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からだは元の強さを秘めていないので……  飛蔵小説

2023年07月17日 22時32分56秒 | 蔵馬受けblog内小説
お久しぶりです。WEB拍手ありがとうございます。
毎日、少しでもいただけていて、たまにメッセージがあったりして、
中々更新しないのに申し訳ないなと思いつつ、
少しでも何か浮かばないかなと思っていました。

久しぶりに、少しだけ飛蔵小説とは言えないほどの短い話が浮かんだので……ちょっとだけ
お付き合いください。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

そっと、飛影は白い手でシーツを掴んでいた。
ただ、薄暗い夜の空が窓から見えた。
無言で……何かを言う気にもなれず、飛影はただ傍に立っていた。

眠っているのは蔵馬だ。

気にも留めたことはないが、この身体は小さく見えた。
筋肉の整った自分の身体とは違うというのは分かっている。ただ今……そう言う理屈ではなかった。
力のない、同じ戦いに身を置くと言う人には見えなかった。

実際身体が傷ついて眠っているだけなのは分かっている。

けれど……倒れ血を流していたのも、それでも妖狐の力が戻り立ちあがれたのも事実で、
真実だった。だからこうして今自分は……何も出来ずに見ている。

どんなに強く立ちあがっても、身体は人間なのだ。

「なぜだ」

初めて会ったときも思ったことを一瞬思う。
人間を捨ててあの姿も戻ろうとすれば何かの手段でできないとは思えない。

「それでも」
ここにいたいのか。
思いながら、ただ飛影はシーツをかけなおした。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

暗黒武術会の決勝の後くらいですね。
飛影のなかにはもどかしい気持ちとか、そばにいてやらなくてはという気持ち両方が介在していると思います。
そう言う飛影の、「それでもお前が好きでお前が離れるのは嫌だ」
という気持ち…、このころ強かった気がします。

このころの二人が好きすぎて何度も書いてしまいます。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥


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※月に溶ける花の恋歌は ダウンロード販売版は割安フェアに参加しております。

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その気持ちに耐え切れず主人の部屋に忍び込む。
言葉に出来ず、近くにいればいるほど想いが募る。優しくされればされるほど苦しくなる。

そんな蔵馬に目をつけ、手に入れようと手を伸ばす男がいた……。
(鴉)

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飛影に会いたくて魔界に足を踏み入れる蔵馬。しかし足を踏み入れた街に取り込まれ、
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