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蔵馬ウケネタ、日常のことなど思った事を綴る。

硬い文が好きです

2018年05月04日 00時33分27秒 | 日記
気分転換に、
と思って、
何年ぶりかに「天璋院篤姫」を読みました。

ストレスが溜まるとなぜか無性に、
日本史の小説を
読みたくなります。

読み始めると
一気にすすむんですよね。
宮尾登美子さん独特の、かたい文章、
篤姫の、輿入れしてから気持ちが変わって
行く過程…客観的な部分も、
篤姫側からの視点の部分も混ざった書き方が
好きで、
何度も読み返していました。


江戸城明け渡しのとき、
仕えていた娘たちが、滝山に
「徳川の為に働く気持ちを忘れたのか」
と言われて、
「奉公に入るときはそうでも、
今はお暇いただきましたので」
と言う場面に
「それが、勤める側の気持ちだよ」
と思ってしまいました。

徳川家康が開いた幕府に仕えただけで、
下っ端の娘たちにとっては、
恩義で働く場所ではないのだと、
そう思います。
徳川家康が江戸幕府を開いたころも、
美学があって
幕府を開き、正義のために統一したわけ
ではない
と思うと、「恩のために」
と言う場面は、
江戸城に仕え続けて、上の立場にいて恩恵を
受けていた立場のひとだから言えるだけに
思えました。

初めて読んだときは、
篤姫の生き方に
「素晴らしい強さのある人」
と思ったのだけど、
今読み直すと、それだけではないことも
見ているんですよね。

でも、硬くて、長い宮尾登美子さんの文章が
大好きです。

歴史小説独特の、硬い文章が
大好きです。


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幽白オンリーも近くなって、
オンリーに出す話を手直ししています。

でも今回は短い話です。


飛蔵、蔵馬が独占欲で、
飛影の所に行く話です。

18禁。

薄紫の簪をつける蔵馬を描きたくて
作りました。
薄紫、って、蔵馬に似合うと思います。

黒髪だし、肌が白いし。

飛影はそう言う肌に惹かれたのでは
ないかと
勝手に思っています。

それから、オンリーで出す話ではないん
ですが、
ニューオータニに行ったときの階段の写真。



飛蔵で、
屋敷につかえる蔵馬を
飛影が見下ろしている場面を
想像しました。

蔵馬は恥ずかしげで、飛影は
少しクールな瞳で蔵馬を見ると言う
場面が好きです。

斜めで視線が
まじわると言うのが好きです。

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1 コメント

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ブログを拝見しました (つねさん)
2018-05-14 06:25:23
こんにちは。ブログを拝見させて頂きました。これからもブログの運営頑張って下さい。

投稿して下さった作品(イラスト・詩・小説・エッセイ・漫画など)に、直筆のカード式のファンレターが3~30枚以上届く文芸サークル(投稿雑誌)を主催しています。投稿される作品は新作でなくても構いません。あなたがブログで発表している作品を雑誌に掲載してみませんか?

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