さて、AZ-GTi、焦点距離 70mm以下で利用するなら、ノンタッチガイドで、スマホ等にインストールしたSynScan Pro APPで利用するのが楽です。
荷物もかなり少なくて済むし、まさに自動導入機能のついた軽量ポタ赤です^^
でもやはりそれ以上の焦点距離での撮影をしたくなるなるのは人情、その場合はオートガイドを行う必要が出てきます。
私達はこれまでSE2赤道儀で、ステラショットを使ってオートガイドを行ってきたので、可能なら同じようにステラショットを利用したいと思うわけですが、実はこれ、可能です。
Wndowsに まずはAZ-GTiのセットアップで説明したようにSynScan Pro APPを導入し、更にスカイウォッチャーのASCOM Driverのページにある
ASCOM Driver for SynScan App Version xxxx
をインストールすることで、ステラショットに以下の手順で接続できます。
- SynScan Pro APPで AZ-GTi を赤道モードとして接続(恒星追尾にしておく)
- ステラショットの望遠鏡の接続で、ASCOMを選んで接続ボタンを押す
- 出てきた窓で SynScan Mobile Telescope を選択してOK
ASCOMというのこちらに書かれていますが、要はソフトウエアをある程度書ける天体マニアたちが集まって、望遠鏡などの制御を行うための標準になるインターフェースとそれに沿った各機器のドライバー群を作ってるプロジェクトという問感じですね。
接続として、以下のような繋がりになります。
AZ-GTi ⇔ (Wifi) ⇔ PC [ (SynScan Pro App) ⇔ (ASCOM Driver for SynScan) ⇔ (ASCOM) ⇔ ステラショット
撮影機器は、望遠鏡(AZ-GTi赤道儀)、ガイド用カメラ、撮影用のカメラの3つですが、ガイド用のカメラと撮影用のカメラはUSBにて、望遠鏡(AZ-GTi赤道儀)はWifi接続となります。
WifiとUSB3.0は相性が悪いようですのでUSB2.0で接続するのが良いようです。
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